83.クーリドフレイズ(ゴレラの08)

【馬名】 クーリドフレイズ
【馬名の由来】 「苺のピューレ」の意。ファンからかわいがられる馬になってほしいとの願いを込めて。母名(苺の品種)より連想。(仏語)
【性別】 牝
【毛色】 栗毛
【父】 ジャイアンツコーズウェイ
【母】 ゴレラ (母父 グレイプトゥリーロード )
【生年月日】 2008年5月7日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 3,200 万円(一口価格 8 万円)
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【カタログのコメント】 5月生まれでやや小柄ですが、柔軟性に富んだ質の高い筋肉が幅を持たせており、実際の大きさ以上に安定感と力感が伝わってきます。いざ動かしてみれば、クッションの利いた歩様や体全体を大きく使った躍動感あふれるキャンターなど、キラリと光る素質を随所に見ることができます。父は厳しいローテーションを勝ち抜いてアイアンホースの異名を取った名馬でしたが、早くから頭角を現していた母もハイライトは4歳時。両親からタフさと成長力を受け継いでおり、2歳戦から古馬戦線まで常に一線級での活躍を見せてくれるでしょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2002 生まれ、本馬は 6 歳の時の産駒
【母の戦歴】 仏3勝、米4勝
【主な勝ち鞍】 仏−サンドリンガム賞−GI、ムーンランドロンシャン賞−GI2着、アスタルテ賞−GI3着、カルヴァドス賞−GIII3着、米−ビヴァリーディーS−GI、ファーストレディS−GII、ジャストアゲイムH−GII、BCマイル−GI3着、クイーンエリザベス二世チャレンジカップS−GI3着、ターフクラシックS−GI5着。
【母の馬場・距離適性】 芝マイル中心
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【初仔の生年月日】 本馬が初仔
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 本馬が初仔
【2006年産までの産駒数】 本馬が初仔
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 本馬が初仔
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 本馬が初仔

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "データがないので、想像の域をでませんが、相当短期間に重賞戦線をしかも2大陸に渡って走った名牝ですので、繁殖までに期間があったかどうかで、疲労感はかなり違うと思います。
いずれにしても、母の走ったステージが距離が短かったことと、若い年齢で引退したことは、好材料ですね。
何とも言えませんが、今ある情報だけならこれだけの名牝ですから当然ポテンシャルは高いと診断するのが妥当でしょうね。"
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2.血統診断
【血統構成】 ノーザンダンサー 系× ノーザンダンサー 系
【同系の主な活躍馬】 フサイチコンコルド、メイショウサムソン、メジロブライト、ダイワテキサス、エイシンプレストン、ローレルゲレイロ、マグナーテン、スリープレスナイトなど
【本馬の5代クロス】 ノーザンダンサーの4×5×5、クリムゾンセイントの4×5、サーゲイロードの5×5
【牝系の特徴】 母、祖母の兄弟に重賞戦線で活躍したポルトサント(ラホヤH−GII2着など)、インクワイアリー(ロワイヨモン賞−GIII2着)などがいて、遡ると5代母に仏3歳牝馬チャンピオンのクレペラナがいる。
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【父ジャイアンツコーズウェイ】
【競走成績】 愛英仏米で2〜3歳時に12戦8勝。エクリプスS-G1(芝10F7Y)、サセックスS-G1(芝8F)、インターナショナルS-G1(芝10F85Y)、愛チャンピオンS-G1(芝10F)、セントジェームズパレスS-G1(芝8F)、サラマンドル賞-G1(芝1400m)、英2000ギニー-G1 2着、愛2000ギニー-G1 2着、クイーンエリザベス2世S-G1 2着。
【種牡馬実績】 01年より供用。シャマーダル(仏ダービー-G1、仏2000ギニー-G1、セントジェームズパレスS-G1、デューハーストS-G1、ヴィンテージS-G2)、ガナーティ(英1000ギニー-G1、コロネーションS-G1)、メイズコーズウェイ(コロネーションS-G1)、フットステップインザサンド(英2000ギニー-G1)、エスケンデレヤ(ウッドメモリアル-G1)、マイタイフーン(ダイアナS-G1)、アラゴーン(シューメイカーブリーダーズCマイルS-G1)、エイシンアポロン(京王杯2歳S-G2)
【2008年種牡馬リーディング】 99 位
(勝馬率 31.6 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 2.8 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 36
(ダート勝率 14.9 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 47
【2007年種牡馬リーディング】 95 位
(勝馬率 33.3 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 6.5 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%) 31
(ダート勝率 8.3 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%) 48
【ワンポイントウィキペディア1】 "G1競走6勝を数え、芝・ダートを問わず活躍し、連戦にも耐え、「アイアンホース」との異名を残した名馬。
父は名種牡馬として名高いストームキャット、母は芝・ダートで重賞を複数勝った馬。そこを「クールモアグループ」に購買され、総帥ジョン・マグナーと生産者マイケル・テイバーが折半することになった。主戦は日本でも重賞を勝っているマイケル・キネーン。
アイルランドの名調教師オブライエンの下でデビューしたジャイアンツコーズウェイは、デビュー戦で7馬身差の快勝。続くフューチュリティーステークスで重賞初制覇を飾ると、フランスに遠征してG1のサラマンドル賞(現在は廃止されている)を制覇する。"
【ワンポイントウィキペディア2】 "3歳、初戦で古馬を一蹴しイギリス2000ギニーに挑むが、キングスベストの後方強襲に遭い2着。さらにアイリッシュ2000ギニーでも1番人気に支持されるが、プール・デッセ・デ・プーラン(フランス2000ギニー)優勝馬バチアーの逃げ切りを許しまたも2着に敗れてしまう。この後出走したセントジェームズパレスステークスで、ようやく1番人気に応えて勝利する。ここからジャイアンツコーズウェイの怒涛の快進撃が始まった。
続いて出走したのはエクリプスステークス。ファンタスティックライト、サキー、カラニシなどの強豪馬が顔をそろえた中、キネーンの負傷によりこのときのみジョージ・ダフィールドに乗り替わっていたこともあってか5番人気にとどまる。しかしレースではカラニシの追い込みを封じて勝利する。サセックスステークスも楽勝し、インターナショナルステークスではカラニシとの再戦にも勝利する。さらに当初モンジューが出走予定だったアイリッシュチャンピオンステークスにもモンジューに代わって出走し、調整不足ながらも勝利。この5連勝の間、わずかに12週間。残すはミルリーフの持つG1・6連勝となった。
が、クイーンエリザベス2世ステークスでは伏兵オブザーヴァトリーの強襲に遭い2着となり、残念ながら6連勝はならなかった。このあとチャンピオンステークスを回避し、血統的な背景と、種牡馬としての今後を考えてか、ダートの最高峰であるブリーダーズカップ・クラシックに出走することとなる。レースにはフサイチペガサス、ティズナウ、レモンドロップキッドらの強豪が顔をそろえた中で3番人気となる。そして、最後の直線でティズナウと激しく競り合いわずかにクビ差及ばす2着となったが、ダートの適性の高さも見せつけた。"
【ワンポイントウィキペディア3】 父ストームキャットの後継種牡馬として、世界をまたに駆けた活躍を見せている。初年度産駒からはイギリス2000ギニー優勝馬のフットステップスインザサンド、ジョッケクルブ賞優勝馬のシャマルダルなどが出ており、今後の産駒の活躍がいっそう期待される。
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【母父Grape Tree Road 】
【競走成績】 仏3勝、パリ大賞典-G1
【種牡馬成績】 ゴレラ(ビヴァリー・D.S-G1、サンドリンガム賞-G2、ムーラン・ド・ロンシャン賞-G2 2着)、ドビーロード(アランベール賞-G3)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父グレイプトゥリーロードは、ノーザンダンサー系カーリアンの直仔で、血統的には母系にBusted、父系にラウンドテーブルを抱えるスタミナ豊富な血統構成で、自身も中距離で活躍しました。産駒には目立った活躍馬がおらず、本馬の母ゴレラが代表産駒となっています。

母母父ジューンオムは、ノーザンダンサー系ヌレイエフの直仔で、現役時代はマイルから中距離を20戦4勝とまずまず活躍しました。いとこにストームキャットがいるという血統から種牡馬としても期待された馬であると思いますが、種牡馬成績はさっぱりふるいませんでした。

母母母父トップヴィルは、ダンテ−ハイトップ系の仏ダービー馬で、種牡馬としてもまずまず成功したほか、BMSとしてはダイワーカーリアン、ツクバシンフォニーなど日本でも活躍馬を出しているなどダンテ系らしい資質も持ち合わせているようです。

母のグレイプトゥリーロード×ジューンオム×トップヴィルという累代は、お世辞にも良いとは言えず、トップヴィルはともかく、それ以外の種牡馬の活性力は期待できないと言って良いでしょう。
しかしながら、血自体のバランスは、ヌレイエフ、カーリアン、アリダーなど大種牡馬たちの血を多く内包しており、ポテンシャルは悪くないことから、きっかけ次第で大物が出ても不思議ではないと言えます。

父ジャイアンツコーズウェイは、日本ではなかなか活躍馬を出せないストームキャット系であることや、日本にも相当多いロベルトの血が入っているということで、配合しずらい種牡馬という部分も若干ありますが、ここ2,3年日本でも活躍馬を出してきており、徐々に牧場でも合う繁殖がつかめてきているのかもしれません。
個人的にはストームキャット系にも関わらず芝適性が高かったという点で、日本でも活躍馬、それも大物を出す可能性が十分にあると思っていまして、特に母父サンデーとは相性が良さそうな感じがしています。
サンデー系とボールドルーラー系が比較的相性が良かったということで、実際に配合されれば父系にスピード持続力、母系のスピードと決め手という感じになりますね。

本馬は、血統構成としてはゴール前の決め手には欠ける感じで、ジリ脚系中距離ダート馬になりそうな感じの血統構成ではありますが、スピードはそこそこありそうで、コンスタントには好走してくれそうです。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 矢作芳人
【所属名】 栗東
【2006成績】 リーディング 45 位
勝ち数 23 勝、勝率 8.8% 、連対率 15.7%
【2007成績】 リーディング 11 位
勝ち数 33 勝、勝率 9.4% 、連対率 17.6%
【2008成績】 リーディング 9 位
勝ち数 35 勝、勝率 9.0% 、連対率 17.4%
これまでの主な管理馬 スーパーホーネット、タニノハイクレア
【よく使う騎手】 松岡騎手、岩田騎手、武豊騎手、三浦皇騎手、内田騎手、小牧騎手、鮫島騎手、小林慎騎手、藤岡佑騎手、川田将騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 開業2年目で23勝を上げ、いきなりリーディング45位、3年目は33勝、4年目の昨年は35勝しました。そして今年は、9月現在でリーディング5位につけています。池江泰寿調教師の後を追っかける、新進気鋭のトレーナーと言えます。こういう人柄の良い調教師が管理する馬を一度はもってみたいですね。騎手も実に多くの騎手を使い分けている感じです。
◆ワンポイントウィキペディア◆ "2004年、2月に調教師免許を取得する。
2005年3月1日、12馬房で厩舎を開業する。初勝利は3月26日、中京競馬場第9レースのテンザンチーフで、厩舎通算15戦目であった。2007年10月27日、スワンステークスをスーパーホーネットが制し、重賞初勝利を挙げた。
オーストラリアでは「馬があっての我々」ということを学んだと語っている。たとえ馬がビリになってしまっても怒ったりせずに、「良く頑張ったね」と声をかけるオーストラリアのホースマンの姿が今でも印象に残っているという。
管理している馬は、良血馬や高額馬は不在ながらコンスタントに活躍すると言う傾向が見られる。代表管理馬のスーパーホーネットは地味なロドリゴデトリアーノ産駒ながら重賞を制し、GI戦線で活躍を見せた。
インタビューなどに謙虚な態度で対応する性格である。2008年の安田記念でスーパーホーネットが8着に敗れた時は「結果を出そうと頑張ったんですが、調教師の腕が悪かったんでしょうね。もう一度やり直します。」と謝罪した。
ここまで自分の責任を率直に認めるコメントを出せる調教師は数少ない。 "
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:425kg
体高:150.5cm
胸囲:174cm
管囲:18.8cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "ちょっと写真撮影の影響か緊張気味の顔に見えます。
首差しは、ちょっと根っこが太めで、短めです。
肩は立派な筋肉がついていて、前腕三頭筋は非常に立派です。
二の腕も太くて力強く、関節も大きく見せて良い感じです。
繋ぎは短めで角度良く、故障が少なそうです。
胴回りは、しっかりしていて、腹袋も大きめ、背腰もこの時期としてはまずまず良い筋肉がついていると思います。
トモは角度良く、容積もまずまずで、幅が出てきていて、良いところに良い筋肉が付いてきている印象です。
脛も太く、飛節もまずまず良い感じです。
歩様には欠点がほとんどなく、馬体サイズも牝馬で遅生まれなので減点しません。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルは高いですが、血統構成的に若干決め手とスピードにかけるところがマイナス。
馬体は非常にバランスが良くて欠点が少なく、ちょっと小さいところがマイマスですが、それを差し引いても好馬体と言えると思います。
トレーナーも申し分なく、勝ち上がってくれればタフに走ってくれて楽しめる馬だと思います。"
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posted by 楽天馬 at 16:48 | Comment(0) | 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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