81.レックスパレード(インディパレードの08)

【馬名】 レックスパレード
【馬名の由来】 マルディグラ・デイにニューオーリンズで開催されるパレード。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 栗毛
【父】 ロージズインメイ
【母】 インディパレード (母父 A.P.Indy )
【生年月日】 2008年2月13日 生まれ
【生産牧場】 追分F
【募集価格】 1,600 万円(一口価格 4 万円)
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【カタログのコメント】 圧倒的な存在感や威圧感を示す本馬は、骨量が豊富で見た目にもガッシリとしています。まんべんなく覆う十分過ぎるほどの筋肉は、放牧を重ねることでさらに厚みを感じるようになってきました。これでも成長の余地を残していることから、今後どのように完成を迎えるのか、その姿を見るのが非常に楽しみです。日ごろから落ち着き払っているように、大人びた気性の持ち主で、無駄なことをしない賢い面にも好感が持てます。ずば抜けたパワーとスピードで世界の頂点に立った父同様、他馬を寄せつけない桁外れのパフォーマンスを期待します。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1998 生まれ、本馬は 10 歳の時の産駒
【母の戦歴】中央 6 戦 0 勝、地方8戦6勝
【母の馬場・距離適性】 ダート短−中距離
【母のデビュー時期】 3歳6月
【母の引退時期】 2003/10/4 (引退年齢 5 歳)
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【初仔の生年月日】 2005/1/29
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 5 ヶ月
【2006年産までの産駒数】 2 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 0 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔インディアンサイン(父サクラバクシンオー、牝)は、不出走、
二番仔インディストラーダ(父マンハッタンカフェ、牝)は、2歳12月デビュー、ダート中距離、6戦0勝(現役)。"

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "引退前1年で11戦していますが、地方競馬なのでそんなに疲労していないと思いますし、その後繁殖入りまでに5ヶ月休んでいますので、おそらくはポテンシャルはある程度高いと思います。
後は相手種牡馬との相性次第という感じで、その点、ロージズインメイに期待したいですね。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン 系× ボールドルーラー 系
【同系の主な活躍馬】 シンボリクリスエス、ジェニュイン、オレハマッテルゼ、アグネスタキオン、アグネスフライト、エアシャカールなど
【本馬の5代クロス】 レイズアネイティヴの5×4
【牝系の特徴】 祖母の兄弟に仏米5勝、ラウンドテイブルH−GII勝ちで種牡馬になったエブロス、近親にオセアニア3勝でVRCアスコットヴェイルS−GI勝ちのノーザンミーティア、オセアニア5勝でMRCサラブレッドクラブS−GIII、MRCハウナウS−GIII勝ちのクイーンオブザヒルがいる。
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【父ロージズインメイ】
【競走成績】 米・ドバイで、3歳〜5歳で13戦8勝。ホイットニーH−GI、ドバイワールドカップ−GI、ケンタッキーCクラシックH−GIII、BCクラシック−GI2着、ドンH−GIII2着
【種牡馬実績】 −
【2008年種牡馬リーディング】 − 位
(勝馬率 − %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 − %)※参考 アグネスタキオン 10.4%)
(ダート勝率 − %)※参考 アグネスタキオン 10.9%)
【2007年種牡馬リーディング】 − 位
(勝馬率 − %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 − %)※参考 アグネスタキオン 12.5%)
(ダート勝率 − %)※参考 アグネスタキオン 8.8%)
【ワンポイントウィキペディア1】 "デビューは3歳の2003年5月。未勝利戦と一般戦で4戦2勝とした後、ジェロームハンデキャップ(G2)に出走するが6着に終わった。

翌2004年は初戦の一般競走から、ホイットニーハンデキャップ(G1)勝ちを含み5連勝。ブリーダーズカップ・クラシックに出走するが、Ghostzapperから3馬身差の2着に敗れた。

2005年はドンハンデキャップ(G1)2着からドバイワールドカップに出走、3馬身差で勝利する。この後、岡田繁幸氏が80%の馬主権利を取得している。しかし左前脚に屈腱炎を発症したため、最終的にこのレースを最後に引退となった。"
【ワンポイントウィキペディア2】 2006年よりビッグレッドファームで繋養されており、同年は社台グループを除いた最多配合頭数(192頭)を記録した。
【ワンポイントウィキペディア3】 "母が高齢になってからの産駒で、近親に日本での活躍馬は殆どいない。姪に米G3勝ち馬のGleefullyが出ている。母Tell a Secret自身もSpeak Johnの晩年の産駒で、母系が1950〜60年代以前に流行した古い血統なのが特徴である。
Speak Johnは1985年の米リーディングブルードメアサイアー。母父として優秀なプリンスキロ系の中では父系も比較的健闘しているラインで、日本でも牝系を遡ると本馬同様Princequilloの血を持っている繁殖牝馬も多く見受けられる。"
【楽天馬の種牡馬寸評】 "先日産駒が初勝利を飾りました。
この種牡馬は自身が3歳5月の遅いデビューで開花も遅かった点や、近親に日本での活躍馬がほとんどいない点は気になるところですが、馬体も競争成績も一流と言ってよく、特にスピード、パワーともその数値はかなり高い馬だと推察されますし、産駒の馬体バランスも悪くありません。

母父Speak Johnはスタミナに良さがあるプリンスローズ系の中でもどちらかというと距離短めだと思われます。
さらにボトムラインを遡って、母母父のClandestineは、優性遺伝力の高いダブルジェイの直仔です。
牝系は、決して名牝系とは言えないですが、大種牡馬サンデーサイレンスの牝系もお世辞にも良いとは言えず、特にヘイルトゥリーズン系は、毛並みの良さは種牡馬としての活躍に直結しない感じもあるので、その点本馬も大活躍の可能性は多いに持っていると感じます。(個人的には馬体の雰囲気も野性的でどことなくサンデーサイレンスと似ている感じがしたりして・・・)

現役時代の実績を見ると、ダートの中−長距離を主戦場にした馬で、ドバイワールドカップ出走前に、調教師のロマンス氏が、「ロージズインメイは極めて特別な馬で、走るのも勝つもの好きだ。よほどのことがないかぎり、この馬が負けることはないだろう。」と言ったということですが、実際に他馬を大きく引き離してゴールしたのですから、見事というほかはありません。
もちろん現役時代の派手な活躍と、種牡馬時代の地味な実績という種牡馬もたくさんいて、現役時代の成績が種牡馬成績に直結するわけではありませんが、この馬の現役時代の勝ちっぷりの良さには、単に努力家の馬ではなしえない、非常に高い能力を感じます。

このサイトでも何度も紹介していますが、サンデーサイレンスをはじめとするヘイルトゥリーズン系の繁栄は、その卓越した体質にあるというのは、ラフィアンの総帥岡田氏の持論であり、その岡田氏が、サンデー後継を模索し、失敗を繰り返した中で、ロージズインメイを発見し、この馬にはこの系統の良さが凝縮されていると言ったというのですから、その点で、とにかく注目したい種牡馬です。
(ただ、個人的には、本馬の輸入に際して、日本の競馬界の持続的な発展のためには、これ以上ヘイルトゥリーズン系の血を持ってこないで欲しいと思ったのは事実でありますが・・・。)

産駒は、非常に仔出しが良く、馬産地でも評価が高いのは知り及ぶところであり、社台グループと岡田氏の蜜月関係を考えると、社台も応援に回ることは明らかで、実際にロージズインメイの株を社台グループが取得していますし、なかなか良質の繁殖を当てているのも事実です。とにかくいろいろな面で注目していきたいですね。"
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【母父A.P.Indy 】
【競走成績】 米8勝、BCクラシック-G1、ベルモントS-G1、サンタアニタダービー-G1、ハリウッドフューチュリティ-G1。
【種牡馬成績】 ラグズトゥリッチズ(ベルモントS-G1)、バーナーディニ(プリークネスS-G1)、アプティチュード(ハリウッドGC-G1)、マインシャフト(ジョッキークラブGC-G1)
【母父成績】 ブルーグラスキャット(ハスキル招待H−GI)、ウェイトアホワイル(アメリカンオークス−GI)、ルビーズレセプション(ファンタジーS−GIII)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父A.P.インディは、父はアメリカ三冠馬シアトルスルー、母の父セクレタリアトもアメリカ三冠馬という組み合わせの名馬で、日本の鶴巻智徳氏が購入して、米三冠のベルモントS−GIを制したほか、日本人馬主としてはじめてBCクラシックを制しています。
サムシングロイヤルの3×5、ボールドルーラーの4×3、ナスルーラの5×5×5、プリンスキロの5×4など5代に6本のクロスが入っていて、しかもその全てが両親にそれぞれ含まれているという血統構成です。
その血の濃さゆえなのか、世界で最も高い確率でステークスウイナーを輩出する種牡馬の1頭で、欧米の種牡馬の中では最高の成績を収めています。産駒は芝、ダートがほぼ半々で、芝・ダート兼用種牡馬です。

距離については、ダートだと9割近くが1500m〜1800mに偏っていますが、芝では1500m〜1800m、1900m〜2300mがほぼ半々で、芝の方がダートより長目の距離に出る傾向があります。
いずれにしても通常の種牡馬群の距離から言うと、長めと言って良く、芝・ダートとも選手権クラスのレースに強さを発揮します。
母母父ストームバードは言わずとしれた大種牡馬で、代表産駒ストームキャットが種牡馬として大成功を収めたことから、その血は北米から世界に広がっています。ノーザンダンサー系の中でもスピード持続タイプながら、パワーもあり、高速馬場も比較的得意としています。

母母父アリダーは、現役時代26戦14勝、クラシック競走では全て三冠馬アファームドの2着という成績でしたが、種牡馬としては、アリシーバ、イージーゴア、ターコマン、クリミナルタイプなどのクラシック優勝馬やBC優勝馬を多数輩出し、1990年には北米リーディングサイアーになるなど大成功した名種牡馬です。
タフで粘り強いクラシックディスタンスを得意とする産駒が多く、いかにもネイティヴダンサー系らしい産駒を出す種牡馬です。

母母母父フォルリは、競走馬としては中距離馬という評価ですが、産駒には名牝スペシャルや英チャンピオンマイラーのサッチがいます。
スペシャルは、大種牡馬ヌレイエフ、繁殖牝馬フェアリーブリッジ(サドラーズウェルズ、フェアリーキングの母)、ナンバー(ジェイドロバリーの母)などを輩出し名牝系を築きました。
あのエルコンドルパサーは、このスペシャルとその全妹リサデルの珍しい全姉妹インブリードを持っていることで話題になりました。

母系は、パワーとスピード持続力が高く、底力も十分にありそうです。
父は、どちらかと言えばパワーに出る可能性の方が高そうで、母父のダート適性と合わせて考えると、活躍のステージはダートのマイル前後になりそうな感じですが、タフに走る血が豊富なだけに、息の長い競走馬になりそうな予感があります。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 矢作芳人
【所属名】 栗東
【2006成績】 リーディング 45 位
勝ち数 23 勝、勝率 8.8% 、連対率 15.7%
【2007成績】 リーディング 11 位
勝ち数 33 勝、勝率 9.4% 、連対率 17.6%
【2008成績】 リーディング 9 位
勝ち数 35 勝、勝率 9.0% 、連対率 17.4%
これまでの主な管理馬 スーパーホーネット、タニノハイクレア
【よく使う騎手】 松岡騎手、岩田騎手、武豊騎手、三浦皇騎手、内田騎手、小牧騎手、鮫島騎手、小林慎騎手、藤岡佑騎手、川田将騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 開業2年目で23勝を上げ、いきなりリーディング45位、3年目は33勝、4年目の昨年は35勝しました。そして今年は、9月現在でリーディング5位につけています。池江泰寿調教師の後を追っかける、新進気鋭のトレーナーと言えます。こういう人柄の良い調教師が管理する馬を一度はもってみたいですね。騎手も実に多くの騎手を使い分けている感じです。
◆ワンポイントウィキペディア◆ "2004年、2月に調教師免許を取得する。
2005年3月1日、12馬房で厩舎を開業する。初勝利は3月26日、中京競馬場第9レースのテンザンチーフで、厩舎通算15戦目であった。2007年10月27日、スワンステークスをスーパーホーネットが制し、重賞初勝利を挙げた。
オーストラリアでは「馬があっての我々」ということを学んだと語っている。たとえ馬がビリになってしまっても怒ったりせずに、「良く頑張ったね」と声をかけるオーストラリアのホースマンの姿が今でも印象に残っているという。
管理している馬は、良血馬や高額馬は不在ながらコンスタントに活躍すると言う傾向が見られる。代表管理馬のスーパーホーネットは地味なロドリゴデトリアーノ産駒ながら重賞を制し、GI戦線で活躍を見せた。
インタビューなどに謙虚な態度で対応する性格である。2008年の安田記念でスーパーホーネットが8着に敗れた時は「結果を出そうと頑張ったんですが、調教師の腕が悪かったんでしょうね。もう一度やり直します。」と謝罪した。
ここまで自分の責任を率直に認めるコメントを出せる調教師は数少ない。 "
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:461kg
体高:160cm
胸囲:174.2cm
管囲:20.3cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "賢そうな顔をした馬です。
首はちょっと短め、胸前、肩にはほどよく筋肉がつき、二の腕は立派でパワーがありそうです。
ジョイントが全体的に大きめでしっかりしていて、球節もゴロッと大きいのは良いですね。
繋ぎは、角度は良いですが、結構太めで素軽さはあまり感じません。
胴回りは、腰高ということもあって、背垂れ気味ですが、だらんとしているわけではなく、それなりにしっかりした感じです。
トモは容積があって、角度も良く、脚が切れるタイプに多い形で、幅もこの時期としては結構ある方だと思います。
大腿筋膜や大腿二頭筋にも良い発達が見られます。
脛は太めでしっかりしています、飛節はふつうでしょうか。
歩様には欠点がほとんどなく、馬体サイズも非常に良いです。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルはまずまず。
血統構成は、ダートでのタフな活躍を見込んだ高い評価をしました。
馬体は丈夫でかなりパワーがありそうなことから、無事是名馬になりそうな予感があります。
サイズもちょうど良くて、トレーナーもこの馬向きのたくさん使ってくれるトレーナーですので、実に楽しな1頭だと思います。
価格は、父が未知数という点を差し引いても安めで手が出しやすいですね。"
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posted by 楽天馬 at 18:38 | Comment(1) | 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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