79.マイティーオーク(マイティーダンサーの08)

【馬名】 マイティーオーク
【馬名の由来】 「樫の大木」の意。オークスでの活躍を願って。母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 栗毛
【父】 ブライアンズタイム
【母】 マイティダンサー (母父 アルザオ )
【生年月日】 2008年2月16日 生まれ
【生産牧場】 白老F
【募集価格】 1,800 万円(一口価格 4.5 万円)
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【カタログのコメント】 数多くの活躍馬を送り出してきた父と小柄なアルザオ牝馬との配合は、成功事例もあるように好相性のようです。コンパクトなサイズながら窮屈さのない丸みを帯びた骨格と、良く発達した筋肉とのバランスに優れた本馬の馬体には、特有の弾力感があります。それは、重心がピタリとブレない見事なキャンターの動きで感じ取れ、放牧地の荒れた路面でさえ全く動じない安定感に富んだ走りを可能にしています。何事にも積極的に行動できる前向きな気性も優れた資質で、タフな競馬でも臆することなく小気味のいい決め手を繰り出してくれることでしょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2000 生まれ、本馬は 7 歳の時の産駒
【母の戦歴】 独4勝
【主な勝ち鞍】 フランクフルト牝馬大賞典−GIII2着、ブレーメン牝馬大賞典−GIII3着、バーデンビュルシュルテンベルクトロフィー−GIII3着など
【母の馬場・距離適性】 芝、中距離
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【初仔の生年月日】 本馬が二番仔
【2006年産までの産駒数】 0 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 0 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 07産の初仔マルティプライ(父フサイチペガサス、牝)は、デビュー前。

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "2004年10月までは少なくとも現役で、重賞戦線で走っていますが、その後どのくらい走ったかは不明です。
ただ、戦歴から重賞戦線で結構走った馬であることは確かですので、引退後繁殖入りするまでの経過によっては、繁殖ポテンシャルは大きく変わってきます。
これだけタフに走った牝馬の産駒ですので、疲労を引きずって繁殖入りしたとしたらポテンシャルはかなり低いはずですが、一方、体質的に強いものを持っているか、あるいは一定期間をおいて繁殖入りした場合には、母馬の実績から見てもポテンシャルはかなり高いと推察され、その場合はいきなり代表産駒と呼べる活躍馬が出ても不思議ではないと思います。
初仔マルティプライの調教過程から判断すると、私は後者の可能性が高いと思っています。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン 系× ノーザンダンサー 系
【同系の主な活躍馬】 ディープインバクト、スペシャルウィーク、ナリタブライアン、ダイワメジャー、グラスワンダー、ライスシャワー、タイキシャトルなど多数。
【本馬の5代クロス】 Romanの5×5
【牝系の特徴】 曾祖母もーレから、独年度代表馬(2回)で独12勝、GI7勝のモンドリアンを輩出。
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【父ブライアンズタイム】
【競走成績】 米5勝、フロリダダービー-G1、ペガサスH-G1、ジムダンディS-G2。
【種牡馬実績】 ナリタブライアン(東京優駿-JPN1)、サニーブライアン(東京優駿-JPN1)、マヤノトップガン(菊花賞-JPN1)、ヴィクトリー(皐月賞-JPN1)、タイムパラドックス(JBCクラシック-JPN1)、タニノギムレット(東京優駿-JPN1)
【2008年種牡馬リーディング】 6 位
(勝馬率 30.0 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 6.4 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 329
(ダート勝率 9.0 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 654
【2007年種牡馬リーディング】 4 位
(勝馬率 40.7 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 7.1 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%) 392
(ダート勝率 12.7 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%) 651
【ワンポイントウィキペディア1】 早田牧場は当初本馬ではなく、この馬のいとこで1988年の全米芝牡馬チャンピオンであるサンシャインフォーエヴァーを購入するつもりであった。しかし、競走実績の高さから当時の所有者・ダービーダンファーム側が高い価格を提示し、交渉が決裂した。そこで母が全姉妹、さらに同じ父とほぼ全兄弟も同然の血統構成を持ち、自身も重賞勝ち馬であったブライアンズタイムに白羽の矢が立てられ代替購入となった。因みに、サンシャインフォーエヴァーも後年輸入されたもののいまだ目立った活躍馬を出していない。これは代替種牡馬が本元を超えた数少ない例となっている。
【ワンポイントウィキペディア2】 中長距離に適性を示すため、仕上がりが早い産駒はクラシック戦線において活躍している。また、ダート戦での強さにも定評があり、レースを使われながらコンディションを整えていくタイプが多く、頑健で使い減りしにくい。そのため、高齢であっても活躍が見込まれるため、古馬になって中央競馬ではピークを過ぎたと見られる馬であっても、地方競馬の厩舎から譲渡の引き合いが来る場合もある。だが活躍馬の大多数は春のクラシック戦線以前から頭角を現しており、全体的に仕上がりが早い傾向が強い。
【ワンポイントウィキペディア3】 ブライアンズタイム自身は競走馬としてはやや小柄な部類に入る馬で、良績のある産駒は大型馬が少ない。しかし、大きな腹袋で見た目には実際の体重より重量感のある産駒が多く、またそういう産駒の方が走ると言われている。一方で、シルクジャスティスのように馬体がさして目立たない産駒の方が大レースを制したり、タニノギムレットのようにスプリンター風の筋肉質の馬体ながらも距離をこなす馬など、見たところが当てにならない産駒が出ることもままあり、馬券買い泣かせ、予想家泣かせというだけでなく、産駒を購入する側にとっても買い手泣かせという面も持っている。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "ブライアンズタイムは、サンデーサイレンス、ノーザンテーストに次ぐ日本歴代3位の名種牡馬です。
最近の産駒はダート戦での活躍が多くなりましたが、個人的には芝向きの繁殖が新種牡馬やサンデー系種牡馬の方に回されている中で、これだけ長い間リーディング上位で活躍し、累計の勝ち馬率が50パーセントを超えているのは非常に立派だと思います。
当然、相手繁殖によっては、まだまだ芝向きの重賞勝ち馬が出る可能性を秘めている種牡馬だと思いますね。
これまで何頭かの後継種牡馬は出しているものの、孫の世代まで見てみると、まだその血脈を広げるほどの種牡馬は現れていないことから(ウォッカが牡馬だったら良かったんですが・・・)、種牡馬生活もあとわずかだとは思いますが、最後まで可能な限り後継種牡馬を輩出してほしいものです。
血統的には、ヘイルトゥリーズン系の中でもスタミナ豊富なロベルト系種牡馬で、ナリタブライアンの三冠レースの結果を見てもわかるように、産駒は距離伸びてさらに良く、大レースに強く、高いスピード値とスピード持続力の両方を兼ね備えているほか、成長力も併せ持っています。
その父系を見てみると、父ロベルトの母父がBMSとして優秀なナシュア(ミスプロのBMSでもある馬)、母系にはスタミナ豊富なテディ系のBull Lea、そして遺伝力が超強いと言われるブルーラークスパーのクロスを内包する種牡馬です。
母系は、母父がこれまたスタミナ豊富なリボー系のGraustarkがいて、母系、父系ともスタミナ十分の血統構成といえます。
また、血統本の受け売りではありますが、ブライアンズタイムは相手繁殖の優秀さに関わらず比較的良い産駒を出しているというデータがありますので、今後ともこの種牡馬の産駒にはチェックが必要ですね。"
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【母父アルザオ】
【競走成績】 仏伊4勝、エリントン賞-G3。
【種牡馬成績】 アルボラーダ(英チャンピオンS-G1(2回))、シャトゥーシュ(英オークス-G1)、ウィノーナ(愛オークス-G1)、マティア(愛1000ギニー-G1)、カプリッチョーサ(チェヴァリーパークS-G1、モイグレアスタッドS-G1)、ウインドインハーヘア(アラルポカル-G1)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父アルザオは、典型的なリファール系種牡馬で、母系に入ったときのスピード持続力と切れを遺伝させます。日本ではディープインパクトの母父ということですっかり有名になりましたが、世界でも15頭のGIウイナーを輩出、現役時代の成績こそ今ひとつではありますが、種牡馬としての成績は文句なしに名種牡馬と言えます。

母母父ズルムーは、父系がハンプトン系で、母系がスタミナに優れたテディ系という配合の種牡馬で、6度ドイツのリーディングサイアーに輝いた大種牡馬で、自身も独ダービーなど選手権距離で活躍しましたが、産駒も同様な距離で活躍しています。
総じて、母系の底流はブランドフォード系を中心に、非常に良いスタミナベースの血が豊富に入っていることから、父系にはスピードや瞬発力を求めたいところです。

本馬の父ブライアンズタイムは、ヘイロー系の中でもスタミナ豊富な血統で、スピード値も低くありませんので、中長距離で長く良い脚を使います。
本馬も、中長距離での活躍に期待したいです。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 松田博資
【所属名】 栗東
【2006成績】 リーディング 6 位
勝ち数 40 勝、勝率 15.7% 、連対率 28.2%
【2007成績】 リーディング 3 位
勝ち数 40 勝、勝率 15.9% 、連対率 27.9%
【2008成績】 リーディング 9 位
勝ち数 35 勝、勝率 13.6% 、連対率 22.1%
これまでの主な管理馬 アドマイヤムーン、ブエナビスタ、ドリームパスポート、アドマイヤドン、タイムパラドックス、ベガ、アドマイヤモナーク
【よく使う騎手】 安藤勝騎手、岩田騎手、川田騎手、高田騎手、福永騎手、藤岡佑騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "この3年間は40勝、40勝、35勝と高めで安定しています。
これまでもじわりじわり成績を伸ばしてきた苦労人ですが、今や名トレーナーの一人ですね。
ドリームパスポート、ドルチェリモーネなどの共有馬主クラブの馬に出資した方は、騎手で泣かされた経験があると思いますので、アレルギーを持っている方も多いかと思いますが、最近は安勝、川田騎手が多くて、騎手の使い方も安定していますので大丈夫でしょう。"
◆ワンポイントウィキペディア◆ JRAの調教師で元騎手。騎手時代は障害競走を中心に重賞を8勝していて、白井寿昭厩舎のスズカシンプウで重賞(小倉記念)を勝利している。騎手時代の成績は1037戦188勝。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:380kg
体高:149cm
胸囲:173cm
管囲:19cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "気性はメリハリがあって良さそうな感じですね。
首差しはまずまずちょうど良い感じで、胸前に良い筋肉をしょっています。二の腕も太く、脚もとも球節やジョイントは大きくしっかりとしています。繋ぎの角度良く、足先は素軽そうです。
胴回りは、まだ幼いところが随所にあり、腰高で若干背垂れ、腹袋は大きめです。
トモは丸みがあって、コンパクトではありますが、良い筋肉がついている感じです。
脛から飛節は力強く、ここは故障がなさそうです。
歩様は、ほとんど欠点がありません。後肢がぶれるのはトモ高のせいで、問題ないでしょう。
残念なのはサイズですね。ちょっと小さすぎます。これは★ひとつ減点せざるを得ないですね。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "心配は馬体が小さいところですね。
母が小さい馬だったということで、比較的馬体が大きく出る種牡馬を配合するのかと思いきや、ブライアンズタイムは、そんなに大きな産駒を出さない種牡馬ですので、その辺の選択がどういう意図だったのか、聞いてみたい気がしますね。
もしかすると、逆に大きい馬体だと、この繁殖の良さが出ないということなのでしょうかね。
それ以外の項目は、血統、馬体バランスなど申し分なく、トレーナーも一流ですし、価格も安めですので、手が出しやすいことは出しやすいと思います。"
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posted by 楽天馬 at 18:40 | Comment(1) | 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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