78.ノッティングヒル(エンシェントヒルの08)

【馬名】 ノッティングヒル
【馬名の由来】 ロンドン西部の地域名。映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台としても知られる。本馬のハッピーエンドを願って。また、母系に受け継がれる"Hill"にちなんで。母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 栗毛
【父】 タイキシャトル
【母】 エンシェントヒル (母父 エンドスウィープ )
【生年月日】 2008年3月5日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 2,000 万円(一口価格 5 万円)
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【カタログのコメント】 当クラブ所属馬として、強烈な末脚を武器にダート戦線を大いに沸かせた母の初仔がクラブに登場してきました。父譲りの栗毛の馬体は骨格バランスの良さが目立ち、隆起した肩周りや、パンと張ったトモの豊富な筋肉量は牝馬とは思えないほどの迫力です。適度な長さの繋を持った四肢はいかにも手先が軽そうで、放牧地ではその四肢を上手に回転させたブレの少ない走りを実現させており、父と母から豊かなスピードが継承されているのが分かります。芝・ダート問わずマイル前後までの距離で、そのスピードを存分に見せつけてくれることでしょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2001 生まれ、本馬は 7 歳の時の産駒
【母の戦歴】中央 21 戦 7 勝、地方1戦0勝
【主な勝ち鞍】 仁川S(2回)、トパーズS、TCK女王盃−GIII4着
【母の馬場・距離適性】 ダート短−中距離
【母のデビュー時期】 3歳5月
【母の引退時期】 2007/3/4 (引退年齢 6 歳)
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【初仔の生年月日】 本馬が初仔
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 1 ヶ月
【2006年産までの産駒数】 本馬が初仔 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 本馬が初仔 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 本馬が初仔

◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "心配な点は引退後、繁殖入りするまでの期間が少ないことですね。
引退3ヶ月前で3戦していますので、最低でも3か月は休ませたかったですね。
それさえなければ、繁殖適齢期ですし、母馬の競走実績、血統などからもかなり期待できるんですが・・・。
とにかく、どの程度のダメージを残して繁殖入りしたのかがわかりませんので、あくまで想像の域を出ません。
初仔の本馬については、馬体のチェックは欠かせませんね。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン 系× ミスタープロスペクター 系
【同系の主な活躍馬】 ゼンノロブロイ、サイレンススズカ、フサイチエアデール、ザッツザプレンティ、スズカマンボ、ノーリーズンほか
【本馬の5代クロス】 ノーザンダンサーの5×5、レイズアネイティヴの5×5
【牝系の特徴】 祖母は米8勝、重賞3勝のアズテックヒル、近親にワイドナーH−米GI勝ちのパインサークル、米5勝、重賞2勝のプロパーギャンブル。
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【父タイキシャトル】
【競走成績】 日仏で3〜4歳時に13戦11勝。顕彰馬。98年年度代表馬、最優秀4歳以上牡馬。97、98年最優秀短距離馬。98年仏最優秀古馬。ジャックルマロワ賞-G1(芝1600m)、マイルCS-G1・2回(芝1600m)、安田記念-G1(芝1600m)、スプリンターズS-G1(芝1200m)、同3着、京王杯スプリングC-G2(芝1400m)、スワンS-G2(芝1400m)、ユニコーンS-G3(ダ1600m)
【種牡馬実績】 99年より供用。02年ファーストシーズンリーディングサイアー。メイショウボーラー(フェブラリーS-G1、デイリー杯2歳S-JPN2、根岸S-G3、ガーネットS-G3、小倉2歳S-JPN3、スプリンターズS-G1 2着、朝日杯フューチュリティS-JPN1 2着)、ウインクリューガー(NHKマイルC-JPN1、アーリントンC-JPN3)、ゴールデンキャスト(セントウルS-G3・2回)、ウイングレット(中山牝馬S-G3、秋華賞-JPN1 3着)、ディアチャンス(マーメイドS-G3)、レッドスパーダ(東京新聞杯-G3)
【2008年種牡馬リーディング】 16 位
(勝馬率 27.7 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 5.9 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 490
(ダート勝率 7.9 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 379
【2007年種牡馬リーディング】 15 位
(勝馬率 27.4 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 9.2 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%) 545
(ダート勝率 8.1 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%) 359
【ワンポイントウィキペディア1】 ゲート試験に3回落ちたためデビューは遅れたが1997年4月19日の未勝利戦を快勝すると、500万下、菖蒲ステークスと3連勝を飾る。続く菩提樹ステークスは2着と不覚を取るが、秋を迎え、GIIIのユニコーンステークス、GIIのスワンステークス、さらにはGIのマイルチャンピオンシップと重賞を連勝し、当時年末に行われていたスプリンターズステークスも1番人気に応えて勝利した。なお、同一年にマイルチャンピオンシップとスプリンターズステークスの2つの秋短距離GIを勝ったのはタイキシャトルが初めてである。
【ワンポイントウィキペディア2】 "1997年ユニコーンステークスから1998年マイルチャンピオンシップまで記録した重賞8連勝の記録はテイエムオペラオーと並ぶJRA所属馬の記録である。さらにマイル戦ではダートを含め7戦7勝という絶対的な強さを誇り、またその勝ちっぷりも圧倒的であった。日本競馬史上最強のマイラーはどの馬かという問いに対して、最も多く名前の挙がる一頭である。

先行しつつ、最後の直線でさらに引き離すレースが特徴で、1997年、98年のマイルチャンピオンシップや1998年の安田記念など、先行しながら上がり最速を記録しているレースもある。
タイキシャトルの蹄は非常に脆く、かつ水分を多量に含んでいた。そのため厩舎スタッフは蹄の状態の管理に常に気を払っていた。1997年のスプリンターズステークス優勝後は蹄の状態が悪化し、引退の危険性もあった。"
【ワンポイントウィキペディア3】 "初年度産駒のウインクリューガーが2003年にNHKマイルカップを優勝、2005年にはメイショウボーラーがフェブラリーステークスに優勝するなど多くの活躍馬を輩出している。
2006年の種付けシーズンの前に右目を負傷して失明の危機に陥ったが、手術を受け視力は回復した。
メイショウボーラー・ウインクリューガーが後継として種牡馬入りしている。"
【楽天馬の種牡馬寸評】
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【母父エンドスウィープ】
【競走成績】 米6勝、ハイランダーH-G1。
【種牡馬成績】 アドマイヤムーン(ドバイDF-G1、ジャパンC-G1)、スイープトウショウ(宝塚記念-G1)、ラインクラフト(桜花賞-Jpn1)。
【母父成績】 アルーリングボイス(ファンタジーS-Jpn3、小倉2歳S-Jpn3)、シーズインディマネー(シーウェイS-G3)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父エンドスウィープは、ミスプロ系フォーティーナイナーの直仔で、遺伝力に優れ、 仕上がり早でスピード値が高い産駒を比較的多く輩出しました。
代表産駒には、個性的な名前が並びますが、中でもアドマイヤムーンは、後継種牡馬として大いに期待されています。

母母父Proud Truth(プラウド トゥルース) は、スタミナ豊かなリボー系種牡馬で、現役時代は中距離を中心に21戦10勝、BCクラシックなどGI3勝を含む重賞を6勝した名馬です。本馬の祖母アズテックヒルは代表産駒の1頭です。

母母母父コックスリッジは、ターントゥ系の傍系種牡馬で、現役時代は短−中距離を中心に28戦16勝、GIこそ1勝ですが、重賞を8勝したタフな競走馬です。日本で言えばステイゴールドのような馬だったと推察します。

母系は、バランス良く、スタミナ、スピードとも十分ですが、遺伝力という点ではエンドスウィープの血が卓越しそうな血統構成で、比較的スピードに良さが出てくれれば、好結果が生まれそうですが、母エンシェントヒルが芝で良さが出なかったという点はちょっと気になるところです。
本馬は、父にタイキシャトルをむかえて、明らかにスピード値は補強されていますので、おそらく快足のマイラーになってくれると期待しています。芝で良さが出るようならさらにおもしろいと思います。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 松元茂樹
【所属名】 栗東
【2006成績】 リーディング 23 位
勝ち数 30 勝、勝率 12.1% 、連対率 21.0%
【2007成績】 リーディング 37 位
勝ち数 25 勝、勝率 9.9% 、連対率 18.3%
【2008成績】 リーディング 69 位
勝ち数 19 勝、勝率 6.9% 、連対率 12.0%
これまでの主な管理馬 スエヒロコマンダー、ビリーヴ、ムーヴオブサンデー、ローブデコルテ、アルナスライン、ファリダット、エンシェントヒル
【よく使う騎手】 福永騎手、藤岡佑騎手、北村騎手、安藤勝騎手、四位騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ ここ数年は20勝後半から30勝台をコンスタントにマークしていましたが、昨年はちょっと勝ち星が少なかったですね。リーディングも毎年20位〜40位くらいには大体入ってくるトレーナーです。
◆ワンポイントウィキペディア◆ 実兄の松元省一もJRAの元調教師である。大学卒業後二十代のころは歌手をしていたという変り種。十回近く調教師試験に落第し、四十代で開業したという苦労人でもある。 長男は競艇選手の松元保徳。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:431kg
体高:152cm
胸囲:173cm
管囲:19.7cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 −
【歩くリズム】 −
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "一見して箱形の馬体バランスで、距離は短めですね。
顔は、堂々と落ち着いた感じで、よく人のいうことを聞く感じがしますが、どうでしょうか。
首差しは細いですが力強い感じで、肩にはまずまず良い筋肉がついています。
球節が大きめで、繋ぎは角度良く、脚もとは素軽い感じです。
胴回りは、トモ際の斜筋が良く発達して、胴とトモとが一体感があります。
背腰も、この時期としてはしっかりしている方だと思います。
トモはまだ幼さがあって、腰高で、寛骨の角度がきつく、トモの長さもボリュームもちょっと足りない感じですね。
これから成長してきて変わってくると思います。
脛や飛節も現状ではちょっと弱々しくうつります。
歩様は、腰高の分、後肢の踏み込みが甘いですが、それ以外は気になるところはありませんでした。
馬体サイズは、体高は低めですが、牝馬で430キロ超ですから減点はありません。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母エンシェントヒルは、募集時の見映えこそ細めで弱々しい感じでしたが、成長してバランスが良くなり、現役時代にも、はまったときにはすごい良い末脚を使う馬でした。
エンドスウィープの産駒は、比較的そういう馬体の成長傾向があるように思いますので、本馬も成長して馬体がすごく変わるようなら、母父の血の影響を強く受けている可能性がありますね。
素軽いスピードが足りない感じの母系の血に、タイキシャトルとの配合は意図的で、うまくマッチすると快速のマイラーとなる素養は十分にあると思います。
トレーナーは申し分ないですが、価格はちょっと高めですね。
エンシェントヒル自体が、キャロットで活躍した馬ですので、その点ちょっと上乗せされている感じですね。
もちろん母くらい走ってくれたら十分元はとれるでしょう。
一見してボリューム感や力強さが足りない感じですが、母もそうでした。
この”軽い”感じの方がもしかしたらこの血統の良さがよくでるのかもしれません。"
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posted by 楽天馬 at 18:42 | Comment(0) | 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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