76.クラッタリング(マラブーの08)

【馬名】 クラッタリング
【馬名の由来】 コウノトリなどが嘴を激しく打ち鳴らす行動。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿毛
【父】 アドマイヤドン
【母】 マラブー (母父 ロベルト )
【生年月日】 2008年2月26日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1,600 万円(一口価格 4 万円)
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【カタログのコメント】 父は2歳時に芝のG1勝ちにて最優秀馬に称され、その後はダート界の雄として君臨した超一流の個性派。本馬はそんな父の血脈を受け継ぐ端整な骨格と静かな品格をもつ一頭です。現況は小〜中型サイズの馬体も、軽い頭部から伸びるしっかりとした首差しと胸前、また容積のある腹回りから張りのある臀部へのつくりが、先々の安定感ある成長力を物語っています。そして、丈夫なつくりの四肢は、スピード感のある柔軟なアクションを生み出し、実戦でのキャリアを積むごとに着実に力を付けていくタイプと言えるでしょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1989 生まれ、本馬は 19 歳の時の産駒
【母の戦歴】 英2 戦
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【2006年産までの産駒数】 12 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 3 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔セイントセーラ(父カーリアン、牝)は、3歳1月デビュー、芝・ダート短距離、6戦0勝(引退)、シルクフェイマスの母、
二番仔ビワグッドラック(父アジュディケーティング、牝)は、3歳3月デビュー、芝・ダートマイル−中距離、21戦3勝(引退)、ローズS−GII2着、
三番仔シルキーフェザー(父ビワハヤヒデ、牝)は、2歳12月デビュー、ダート・芝短距離中心、20戦0勝(引退)、
四番仔ビワカズエリ(父ヒワハヤヒデ、牝)は、3歳3月デビュー、ダート・芝短−中距離、11戦1勝(引退)、
五番仔ビワハヤオー(父ビワハヤヒデ、牡)は、3歳4月デビュー、芝中距離、ダート短距離、5戦0勝、地方13戦1勝(引退)、
六番仔クイーンンモナナ(父ビワハヤヒデ、牝)は、3歳5月地方デビュー、地方31戦4勝(引退)、
七番仔シルクメモリー(父ビワハヤヒデ、牝)は、3歳1月デビュー、ダート短−中距離、13戦0勝、地方8戦0勝(引退)、
01年種付けせず、
八番仔プレラット(父サンデーサイレンス、牝)は、2歳11月デビュー、芝中距離中心、10戦0勝、地方ダート中距離、5戦0勝(引退)、
九番仔マラブフリート(父アフリート、牝)は、2歳6月地方デビュー、ダート短距離、地方9戦0勝(引退)、
十番仔ビコーフェザー(父ホワイトマズル、牡)は、2歳11月デビュー、芝中距離、障害、18戦2勝、地方1戦0勝(現役)、
十一番仔ピーカブー(父サクラバクシンオー、牝)は、3歳1月デビュー、ダート短距離、6戦0勝(引退)、
十二番仔マラブーの06(父スウェプトオーヴァーボード、牝)は、未出走。"

◆楽天馬の評価◆ ★★☆☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "よく走る産駒をたくさん出してきた繁殖です。こんなにたくさんの産駒を残せたのは母体が強い証拠ですね。
すでに初仔セイントカーラの産駒、いわゆるマラブーの孫にアメリカJCCなどを勝ったシルクフェイマスが出ています。
高齢出産ですし、産駒の成績も特筆すべき点が少ない繁殖ですが、残り少ない産駒から活躍馬が出てくれることを期待したいですね。"
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2.血統診断
【血統構成】 ミスタープロスペクター 系× ヘイルトゥリーズン 系
【同系の主な活躍馬】 アドマイヤムーン、ラインクラフト、ヴァーミリアン、トウカイトリック、サカラート、ローズキングダム、エイシンドーバー、ヤマニンギングリーほか
【本馬の5代クロス】 5代アウトブリード
【牝系の特徴】 祖母は英重賞勝ちのラストフェザー、曾祖母は米2歳牝馬チャンピオンで米14勝のクイル。
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【父アドマイヤドン    】
【競走成績】 日UAEで2〜6歳時に25戦10勝。フェブラリーS-G1(ダ1600m)、朝日杯フューチュリティS-JPN1(芝1600m)、JBCクラシック-JPN1(ダ2000m)・3回、帝王賞-JPN1(ダ2000m)、エルムS-JPN3(ダ1700m)、ジャパンCダート-G1 2着・2回、同3着、南部杯-JPN1 2着)
【種牡馬実績】 06年より供用。09年の2歳世代が初年度産駒
【2007年種牡馬リーディング】 159 位
(勝馬率 30.8 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 4.2 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%) 24
(ダート勝率 20.0 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%) 20
【ワンポイントウィキペディア1】 半兄にアドマイヤベガ、アドマイヤボス、半弟にキャプテンベガ(いずれも父サンデーサイレンス)。
【ワンポイントウィキペディア2】 2006年、供用前に腸捻転による開腹手術を受けたが、春より社台スタリオンステーションで種牡馬となり、80頭に種付けを行った。その産駒が2009年にデビューした。
【楽天馬の種牡馬寸評】 ミスプロ系のティンバーカントリーを父に持ち、母が名牝ベガということで、期待の種牡馬の1頭であるが、血統的には母系の毛並みの良さに助けられた感じで、
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【母父ロベルト】
【競走成績】 英愛7勝。
【種牡馬成績】 ブライアンズタイム(種牡馬)、サンシャシンフォーエヴァー(種牡馬)、シルヴァーホーク(種牡馬)、クリスエス(種牡馬)、リアルシャダイ(種牡馬)、レッドランサム(種牡馬)、ダイナフォーマー(種牡馬)
【母父成績】 スティルインラヴ(桜花賞-Jpn1、優駿牝馬-Jpn1、秋華賞-G1)、キーンランドスワン(阪急杯-G2、シルクロードS-G3)、イブキニュースター(フラワーC-G3)、エクセレンスロビン(新潟3歳S-Jpn3)、ビッグバイアモン(ラジオたんぱ賞-G3)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ロベルトは、今まさに日本で大繁栄しているヘイルトゥリーズン系の大種牡馬で、日本ではブライアンズタイムの父として有名です。
ヘイローとの比較で、スピード系のヘイローとスタミナ系のロベルトと言われますが、現代の高速競馬に適応可能なスピードは十分持っており、さらにそのスピード持続力は特筆すべきものがあります。
ロベルトの母父ナシュアは、ミスタープロスペクターの母父でもあり、母系に入って良い遺伝子質を伝えます。
ロベルト自身、母父ナシュア、母母父BullLea、母母母父ブルーラークスパーと活性遺伝力の固まりと言って良いくらい遺伝力の強い血の集積です。もちろん、母系に入って、申し分ない血と言えるでしょう。

母母父ヴェイグリーノーブルは、凱旋門賞馬にして、英リーディングサイアー2回の名種牡馬です。
キングジョージを2回勝った名牝ダリアの父でもあります。

母母母父プリンスキロは、スタミナ豊富なプリンスローズ系の大種牡馬で名馬ラウンドテーブルの父としても有名で、米リーディングサイアーにも2度輝いています。また、アメリカの競馬史上最も重要な母父と言われ、米ブルードメアサイアーに8度もなっていて、BMSとしてセクレタリアト、ミルリーフ、サンサンなどを輩出しています。母系に良い競走資質を遺伝します。

総じてマラブーは、繁殖牝馬として成功を約束されたような血統の馬でしたが、相手種牡馬に恵まれたとは言えず、特に最も繁殖能力が高かったであろう時期にビワハヤヒデを付け続けられたのはもったいなかったですね。
本馬は父がアドマイヤドンということで、同じミスプロ系で遺伝力に優れたアフリートとの組み合わせでうまくいかなかった点が気になりますが、血統構成としては決して悪くなく、スタミナベースにスピード血統という感じでまずまず良いと思います。
期待の新種牡馬アドマイヤドンに活性遺伝力があるのであれば、もちろん大活躍も十分あり得る血統構成と言えます。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 羽月友彦
【所属名】 栗東
【2006成績】 リーディング - 位
勝ち数 - 勝、勝率 − 、連対率 −
【2007成績】 リーディング 129 位
勝ち数 11 勝、勝率 7.9% 、連対率 14.4%
【2008成績】 リーディング 161 位
勝ち数 9 勝、勝率 4.5% 、連対率 8.0%
主な管理馬 ワンダースピード、マルカジーク
【よく使う騎手】 小牧騎手、藤岡康騎手、角田騎手、幸騎手、秋山騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ 07年デビューで、いきなり11勝しました。牧場でも名前を聞いたことがありますが、期待のトレーナーのようです。昨年は9勝と伸び悩みましたが、今年は9月時点で既に14勝をあげており、順位を上げるのは確実です。
◆ワンポイントウィキペディア◆ "2006年2月、調教師試験に合格し、調教師へ転身。1年間は技術調教師として修業。
2007年3月1日、湯浅三郎厩舎を受け継ぐ形で厩舎を開業した。2008年4月27日、第3回京都競馬第11レースの第13回アンタレスステークス(G3)に於いて管理馬のワンダースピードが勝利し、厩舎として初の重賞勝利を挙げた。"
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:404kg
体高:152.5cm
胸囲:170cm
管囲:19.8cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔は穏やかな気性の馬に見えますね。
首は長めで細めです。
肩には良い筋肉をしょっています。
その肩の角度と胴の感じから、距離は短めですかね。
脚もとは繋ぎが短め、角度良く、故障は少なそうです。
胴回りは、背中の筋肉がちょっと薄く見えますが、それでも体幹はしっかりしているように見えますね。
トモは、コンパクトで、まだ腰高の分、長さや容積があまりないように見えますが、成長してくると、もう少し大きく見せるようになるのではないでしょうか。
脛や飛節は、まだちょっと弱々しくうつります。
歩様は、腰高なので後肢の動きがぎこちないですが、それ以外には気になるところはありませんでした。
残念なのは馬体が小さいことですね。★ひとつマイナスします。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "冷静に見て、この高齢出産で活躍馬が出る可能性は相当低くなりますが、マラブーの血統自体は非常に優れたもので、ここでも何かあるのではないかという期待感があります。
馬体が体高も含めて相当小さいので、これからの成長に期待することになるでしょうが、コンパクトながら筋肉や骨格などの質は良いものを感じます。
トレーナーの実績には不安がありますが、この血統でこの価格ならまずまずと言えるかもしれません。"
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posted by 楽天馬 at 18:51 | Comment(0) | 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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