65.ラバーフロー(フェザーレイの08)

【馬名】 ラバーフロー
【馬名の由来】 ハワイアンカクテルの名前より。父名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 栗毛
【父】 タニノギムレット
【母】 フェザーレイ (母父 エルコンドルパサー )
【生年月日】 2008年2月28日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1,400 万円(一口価格 3.5 万円)
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【カタログのコメント】 小柄な母から生まれた初仔なので大きさこそコンパクトな本馬ですが、父の産駒らしく弾力ある筋肉の持ち主で、これから鍛錬を積み重ねることによってさらに充実した馬体に変わっていくことでしょう。また、放牧地では一歩一歩が力強く、バネを活かした躍動感のあるフォームで馬群から抜け出しているように、負けん気の強さは相当です。この前向きな気性はレースにいって並んだら抜かせない勝負根性として発揮されるでしょう。どのような状況におかれても、持って生まれた強い気持ちで乗り越え、大きな舞台での活躍が期待できそうです。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2001 生まれ、本馬は 7 歳の時の産駒
【母の戦歴】中央 18 戦 3 勝
【主な勝ち鞍】
【母の馬場・距離適性】 芝短−マイル
【母のデビュー時期】 3歳1月
【母の引退時期】 2007/2/25 (引退年齢 6 歳)
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【初仔の生年月日】 本馬が初仔
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 1 ヶ月
【2006年産までの産駒数】 本馬が初仔
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 本馬が初仔
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 本馬が初仔

◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "引退の翌月に繁殖入りしたのは、どう見ても早すぎると思われ、その点はマイナスします。
ただ、引退前3ヶ月の間に2戦していますが、その前年は年間4戦しかしていませんので、そんなに疲労感を残しての繁殖入りでもないと思います。後は馬体のチェックで判断したいですね。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン 系× ミスタープロスペクター 系
【同系の主な活躍馬】 ゼンノロブロイ、サイレンススズカ、フサイチエアデール、ザッツザプレンティ、スズカマンボ、ノーリーズンほか
【本馬の5代クロス】 ヘイルトゥリーズンの4×5、グロウスタークの4×5、ノーザンダンサーの5×5
【牝系の特徴】 曾祖母ダイナカールは、最優秀2・3歳牝馬、オークス−GIなど5勝、産駒には年度代表馬で天皇賞−GI、オークス−GIを勝った名牝エアグルーブ(エリザベス女王杯−GI(2回)のアドマイヤグルーヴの母)、カーリーエンジェル(高松宮記念−GI勝ち馬のオレハマッテルゼ、マイラーズC−GIIの勝ち馬エガオオミセテの母)がいる。
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【父タニノギムレット】
【競走成績】 日で2〜3歳時に8戦5勝。東京優駿-GT(芝2400m)、スプリングS-GU(芝1800m)、シンザン記念-GV(芝1600m)、皐月賞-GT3着、NHKマイルC-GT3着。
【種牡馬実績】 03年より供用。ウオッカ(天皇賞秋−GI、ヴィクトリアマイル−GI、同2着、安田記念−GI(2回)、東京優駿-GT、阪神JF-GT、チューリップ賞-GV、エルフィンS、桜花賞-GT2着)、ヒラボクロイヤル(青葉賞-GU、ゆきやなぎ賞、毎日杯-GV2着)、スマイルジャック(スプリングS、東京優駿2着)、ゴールドアグリ(新潟2歳S-GV)、ゴールデンシャイン(わらび賞)、コマンドールクロス、アブソリュート
【2008年種牡馬リーディング】 13 位
(勝馬率 30.5 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 8.5 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 484
(ダート勝率 9.8 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 225
【2007年種牡馬リーディング】 18 位
(勝馬率 21.9 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 7.7 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%) 379
(ダート勝率 6.8 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%) 177
【ワンポイントウィキペディア1】 現役引退後は種牡馬として、北海道安平町の社台スタリオンステーションに繋養され、ブライアンズタイム産駒としては、初の社台ファーム所有の種牡馬となった。産駒は2006年から走り始め、初年度産駒のウオッカが第58回阪神ジュベナイルフィリーズを制して産駒の初GI勝ちを収め、さらに翌2007年には、父と同じ「2枠3番」で64年ぶりの牝馬の東京優駿優勝を達成するなど、好調な出足を見せた。ウオッカとの父仔東京優駿制覇は史上5組目であり、父−娘の関係では史上初となる。
【ワンポイントウィキペディア2】 "初年度からの好成績、ナリタブライアン、マヤノトップガン、サニーブライアンら他のブライアンズタイム産駒の種牡馬から重賞馬は何頭か出ているものの目立った後継が生まれていないこと、及び日本最大手の社台グループの社台スタリオンステーションに繋養される恵まれた環境などの理由から、ブライアンズタイムの有力後継種牡馬として期待されている。血統的にもノーザンダンサーやミスタープロスペクターを含まず、サンデーサイレンスを父に持つ牝馬とも交配が可能である。加えてタニノギムレット自身が、ナスルーラやマームードといった名種牡馬と同じくムムタズマハルを牝系に持つ名牝系出身であることから、ポストサンデーサイレンスの有力候補としても名前が挙げられている。

2007年は240頭に種付けを行った。この種付け頭数は当年の国内2位であった。同年12月13日には、2008年の種付け料が100万円アップの400万円に設定されたことが発表された。"
【楽天馬の種牡馬寸評】 "初年度産駒から新潟2歳Sのゴールドアグリ、青葉賞のヒラボクロイヤル、そして2007年のダービーなどGIを6度制しているウォッカなどを輩出して、順調な種牡馬スタートを切っています。
翌年もスマイルジャックが、ダービー2着となって、いつ牡馬のダービー馬が誕生してもおかしくないですね。

血統的には、父がヘイルトゥリーズン系の中でも”スタミナ”血統のロベルト系ブライアンズタイムで、母父が切れ味鋭いカロ系のクリスタルパレス、さらに母系を進むとには20世紀最強とも評される名馬シーバード、さらに母系の底流にタフなスタミナ血統のリボー系Graustarkがいて、本馬自体が血の活性力に優れたGraustarkの3×4のクロスを持っています。このようにギムレット自身がどちらかというとスタミナ血統なのに対して、マイル重賞で2勝(NHKマイルも3着)しているあたりは、この種牡馬の血統の奥の深さを感じずにはいられません。

また、スタミナ血統は比較的晩成型が多いのにもかかわらず、本馬の産駒は早い時期から活躍できるあたりも特筆すべき点で、この血統構成で春のクラシックに十分間に合うとなれば、三冠馬を輩出する可能性も十分に持っている種牡馬だと思います。

相手にはどちらかというと”スピード”と”決め手”のある種牡馬が良さそうで、昨今のデータを見ると、同じロベルト系の種牡馬、グラスワンダーやシンボリクリスエスらと比較しても、特にサンデー系牝馬と相性が良い種牡馬だと言えます。

この種牡馬の産駒は、比較的トモが長く、立ち姿を見て、後躯がどっしりと安定感のある産駒が多く、牝馬であってもトモが短くて薄いのはマイナスと言えます。むしろ、トモの形が逆台形っぽく見えるくらい、どっしりした下半身の産駒の方が走る印象があります。"
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【母父エルコンドルパサー】
【競走成績】 年度代表馬、日仏8勝、サンクルー大賞典-G1、ジャパンC-G1、NHKマイルC-G1。
【種牡馬成績】 ソングオブウインド(菊花賞-Jpn1)、ヴァーミリアン(ジャパンCダート-G1)、アロンダイト(ジャパンCダート-G1)、アイルラヴァゲイン(オーシャンS-G3)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父エルコンドルパサーは、ミスタープロスペクター系の中長距離馬、凱旋門賞2着が印象的です。
産駒は、ダートで走ることが多く、ややパワーが勝ったタイプに出ています。

母母父サンデーサイレンスは、2007年についにリーディングブルードメアサイアーの座を獲得しています。BMSとしても柔らかくしなやかな筋肉と激しい気性を遺伝させると言われていますが、現状ではいずれの特徴も競争能力的にはプラスに働いている場合が多そうです。

母母母父ノーザンテーストは、爆発力こそ乏しいですが、スピード、スタミナ、瞬発力とも良い競争資質をバランス良く遺伝する種牡馬で、母系のベースとしては非常に良い種牡馬だと思います。

総じて、母系はスタミナが少し不足気味ではありますが、スタミナ豊富でスピード持続力の高いロベルト系のタニノギムレットとは、牧場もさすがに良い種牡馬を見つけましたね。
タニノギムレットは、トップスピードのスピード値自体も決して低くないですし、かつ持続力にも優れているという点で、この母の相手としては理想的だと思います。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 西園正都
【所属名】 栗東
【2006成績】 リーディング 34 位
勝ち数 25 勝、勝率 7.9% 、連対率 14.2%
【2007成績】 リーディング 61 位
勝ち数 20 勝、勝率 6.0% 、連対率 11.7%
【2008成績】 リーディング 14 位
勝ち数 31 勝、勝率 9.4% 、連対率 15.5%
これまでの主な管理馬 タムロチェリー
【よく使う騎手】 佐藤哲騎手、酒井騎手、幸騎手、和田竜騎手、石橋脩騎手、内田騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "2003年,2004年と20勝に満たない時期がありましたが、2005年以降は20勝以上をコンスタントに上げて、安定した成績を残しています。昨年はついに30勝を突破しました。
きっちり仕上げるというより走らせてみるという感じの使い方が多いからなのか、複勝率、連対率には結構ムラがあります。"
◆ワンポイントウィキペディア◆ "1997年、2月に調教師免許を取得し、騎手を引退する。騎手成績は中央通算3875戦303勝。
1998年、3月1日付で厩舎を開業した。3月7日に管理馬が初出走し、ドクターブイが4着となり、4月26日に新潟競馬場でマイネルユートピアが制し、延べ26頭目で管理馬が初勝利を挙げた。
1999年、9月25日に阪神ジャンプステークスをヒサコーボンバーが制し、管理馬が重賞初勝利を挙げた。
2001年、12月2日にタムロチェリーが阪神ジュベナイルフィリーズを制し、管理馬がGI(現JpnI)初勝利を挙げた。 "
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:393kg
体高:150.5cm
胸囲:167cm
管囲:20cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "なかなか気性がきつそうに見えますが、どうなんでしょうか。
首は短め、太めで、肩には立派な筋肉がついています。
二の腕が太く、パワーが相当ありそうですね。
ジョイントが大きく、球節もゴロッとしていて良いですね。
繋ぎの角度は良くて、脚もとは安定感がありますね。
胴回りは、青草をたっぷり食べたという感じで、でっぷりとしていますが、体幹や背腰の筋肉がしっかりしている感じで、背垂れになっていません。
トモは容積があって、ボリューム感もこの時期としては十分で、脛や飛節も力強くパワーがありそうです。
歩様には気になるところはあまりなく、ちょっと後肢の関節が硬そうに見えますが、調教が始まれば変わってくるでしょう。
ちょっと馬体サイズが小さい点が残念で、牡馬ですし、早生まれということも考えると、★1つマイナスですね。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャル的には、大いに不満ではありますが、初仔で母の年齢が若いという点では、一発があります。
繁殖ポテンシャルが明らかに低いはずの繁殖牝馬が、初仔だけまずまずの良績を残した例は多いですからね。
血統は、この母の母系の血統構成が、スタミナが少し足りない点、父タニノギムレットと補完関係にありそうな感じで、そこは非常に好感が持てます。
トレーナーも、良い感じですね。
馬体は、牡馬にしては、ちょっと小さいのが難点ですが、この血統で、この価格は安すぎる感じで、お買い得感があるのは間違いないですね。"
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posted by 楽天馬 at 23:13 | Comment(0) | 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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