60.オードトゥジョイ(ビージョイフルアンドリジョイスの08)

【馬名】 オードトゥジョイ
【馬名の由来】 ベートーヴェン作曲「歓喜の歌」の英題。母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 栗毛
【父】 フジキセキ
【母】 ビージョイフルアンドリジョイス (母父 ダイナフォーマー )
【生年月日】 2008年5月5日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1,600 万円(一口価格 4 万円)
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【カタログのコメント】 骨量豊富で力強さみなぎる全体像は父の産駒の典型であり、常歩時に見せるトモの深い踏み込みは丈夫で柔軟な関節の成せる業です。その恵まれた体を目一杯に使ったキャンターは安定感が抜群で、しっかりと大地を捉えています。普段は大人しいですが、時折我の強い一面をみせるようにオン・オフの切り替えが上手な賢さを持ち合わせており、本馬は競走馬として成功する素質を全て兼ね備えています。血統・馬体からはダート馬を想像しますが、スラリと伸びた四肢に放牧地で見せる軽い身のこなしは、芝でのスピード勝負にも対応してくれるはずです。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1997 生まれ、本馬は 11 歳の時の産駒
【母の戦歴】 米4勝
【主な勝ち鞍】 ボニーミスS−GII3着、アルシバイアディーズ−GII4着
【母の馬場・距離適性】 ダート中距離
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【2006年産までの産駒数】 3 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 1 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔コマンダント(父デピュティコマンダー、牡)は、米入着、ハリウッドジュベナイルチャンピオンシップS−GIII3着、
二番仔マジェスティックストリーム(父フサイチペガサス、牡)は、米4勝、
04年は種付けせず、
三番仔ファーストソング(父ラーイ、牝)は、米1戦、
06年は流産。"

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ これは面白い繁殖ですね。初仔、二番仔の成績からそれほど現役時代に疲弊して繁殖入りした感じはしませんので、繁殖適期内の産駒である本馬については、サンデー系との初配合ということもあり、大いに魅力を感じます。相性次第では大物が出てもおかしくないですね。
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン(ヘイロー) 系× ヘイルトゥリーズン(ロベルト) 系
【同系の主な活躍馬】 スティルインラヴ、サンライズペガサス、ペインテドブラック、フサイチランハート、フューチャーサンデー、フィーユドゥレーヴ
【本馬の5代クロス】 ヘイルトゥリーズンの4×4
【牝系の特徴】 母の兄弟に米シクスティセイルズ−GIII勝ちのエスキモーズエンジェル。
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【父フジキセキ】
【競走成績】 日で2〜3歳時に4戦4勝。94年最優秀3歳牡馬。朝日杯3歳S-GT(芝1600m)、弥生賞-GU(芝2000m)、もみじS(芝1600m)。
【種牡馬実績】 95年より供用。98〜02年はシャトル種牡馬(豪州)として供用。サンクラシーク(ケープフィリーズギニー-GT)、カネヒキリ(ジャパンCダート-GT、フェブラリーS-GT、ジャパンDD-GT、ダービーグランプリ-GT、ユニコーンS-GV) 、コイウタ(ヴィクトリアM-GT、クイーンC-GV)、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル-GI、阪神牝馬S-GIII)、グレイスティアラ(全日本2歳優駿-GT、兵庫CS-GU、エーデルワイス賞-GV)、ドリームパスポート(神戸新聞杯-GU、きさらぎ賞-GV)、ダイタクリーヴァ(スプリングS-GU、鳴尾記念-GV、シンザン記念-GV、京都金杯-GV2回)、タマモホットプレイ(スワンS-GU、シルクロードS-GV)、メイショウオスカル(フローラS-GU、福島牝馬S-GV)、エフティマイア(新潟2歳S−GIII)、サブジェクト(ラジオNIKKEI杯2歳S−GIII)、デグラーティア(小倉2歳S−GIII)、ロックオブキャシェル、マーティンフォーラス、アワフジ、オースミコスモ、ビーナスライン、フジサイレンス、ミツワトップレディ、キタサンヒボタン、テンシノキセキ、トウショウアンドレ、グランパドドゥ、ワナ、エアピエール
【2008年種牡馬リーディング】 2 位
(勝馬率 26.8 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 6.8 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 694
(ダート勝率 8.9 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 530
【2007年種牡馬リーディング】 5 位
(勝馬率 32.9 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 9.7 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%) 599
(ダート勝率 9.3 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%) 567
【ワンポイントウィキペディア1】 "サンデーサイレンス産駒初の種牡馬という事もあり注目を集めたが、繁殖シーズン中の急な種牡馬入りであったためか、初年度産駒は期待されたほどの結果を残せなかった。しかし、環境が整えられた2年目以降は安定した成績を収めており、現在はリーディングサイアーランキングで上位の常連となっている。父同様にノーザンダンサーやミスタープロスペクターなど現在の主流血統を持たず5代前にボールドルーラー(あるいは6代前にナスルーラ)がいる程度で、牝馬と配合がしやすいため馬産地でも人気が高い。

2005年にカネヒキリがジャパンダートダービーを制し、産駒が初めてGIを勝利した。同年12月にはグレイスティアラが全日本2歳優駿を牝馬ながら4番人気で優勝、2007年にはコイウタがヴィクトリアマイルを制覇。2008年になると豪州産のサンクラシーク(南アフリカのG1を3勝して南アフリカの最優秀3歳中長距離牝馬に選出されている)がドバイシーマクラシックを制し、国内でも翌週高松宮記念でファイングレインとキンシャサノキセキがワンツーフィニッシュ、桜花賞でもエフティマイアが2着に食い込むと、ヴィクトリアマイルでエイジアンウインズが優勝。これまでにはない好調さを示しており種牡馬としての評価を高めつつある。"
【ワンポイントウィキペディア2】 "産駒の傾向としては、牝馬に活躍馬が多い。
短距離〜中距離のレースを得意とする反面、長距離適性を持つ産駒は少ない。
体質は強い方ではなく、故障や脚部不安に悩まされる産駒も少なくない。
比較的仕上がりは早いが、GI級産駒に必要不可欠である成長力に乏しい。
特に最後の意見は多方面で囁かれ、同じサンデーサイレンスを父に持つダンスインザダークが早々にGI優勝馬を輩出したこともあり「サンデーの代用種牡馬」と不名誉な評価をされていた時期があった。
しかし外国産馬や、圧倒的な種牡馬成績を残していた自身の父サンデーサイレンスやトニービンなどの輸入種牡馬が健在だった時代に、内国産種牡馬として健闘したのは評価に値するものであった。
現時点で種牡馬入り後からすべての世代で重賞勝ち馬を出しており、ともすれば地味に見られがちであるが優れた成績を残している。 また、当馬の産駒の多くは福島競馬場や函館競馬場、その他公営の地方競馬場などの小回りなコースに強い。"
【ワンポイントウィキペディア3】 2005年にカネヒキリがジャパンダートダービーを制し、産駒が初めてGIを勝利した。同年12月にはグレイスティアラが全日本2歳優駿を牝馬ながら4番人気で優勝、2007年にはコイウタがヴィクトリアマイルを制覇。2008年になると豪州産のサンクラシーク(南アフリカのG1を3勝して南アフリカの最優秀3歳中長距離牝馬に選出されている)がドバイシーマクラシックを制し、国内でも翌週高松宮記念でファイングレインとキンシャサノキセキがワンツーフィニッシュ、桜花賞でもエフティマイアが2着に食い込むと、ヴィクトリアマイルでエイジアンウインズが優勝。これまでにはない好調さを示しており種牡馬としての評価を高めつつある。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "最近のフジキセキ産駒の活躍、確実性には目を見張るものがあります。
昨年は、アグネスタキオンに次いで2年ぶりのリーディング2位になりました。
9年連続ベスト10入りで、かつ5年連続ベスト5入りですね。
大半の良い繁殖を人気の新種牡馬達に持って行かれている中で、この成績は特筆すべきでしょう。
一方で、好成績の背景には、牧場がフジキセキに合う繁殖がようやくわかってきたというのもあるようです。
その辺は、後述します。

産駒の成績としては、昨年もエイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル)、カネヒキリ(ジャパンカップダート)、ファイングレイン(高松宮記念)など、重賞勝ち馬が誕生していますが、どちらかと言えばこれまで牝馬の活躍の方が有名で、牡馬はダートで活躍するケースが目立っていました。
最近になって、やっとドリームパスポート、キンシャサノキセキ、サブジェクトなどが出て、牡馬でも芝の重賞で活躍しています。

産駒は馬体が筋肉ムキムキだったり、繋ぎが立ち気味だったりすると大半がダートに向かう傾向がありますが、近年は薄手で無駄肉が少なく伸びのある馬体の産駒は芝向きに出ることも割合多くなっています。

血統は、父がサンデーサイレンスで、ヘイルトゥリーズン系の中でも”スピード”、”闘争心”にあふれ”決め手”鋭い種牡馬ですが、一方、母系を見ると、フジキセキの母父Le Fabuleuxは、セントサイモン系で、その母がブランドフォード系と典型的なスタミナ血統ですね。
祖母Marston's Millは、その父(フジキセキの母母父)がマンノウォー系のインリアリティで、3大始祖ゴドルフィン・アラビアンの数少ない末裔で、零細血統による血の活性化が期待できます。

いずれにしても、母系はタフな”スピード持続型”と”底力”のある血がたくさん入った血統構成になっていて、総じて、母系は”スピード”と”決め手”が不足していたところに父サンデーサイレンスから足りないものが補強され、フジキセキは種牡馬としてバランス良い血統構成になっています。

産駒は、当初は収縮がきつくストライドが伸びないタイプが多く、回転で走るため、ダートや短い距離に出ることが多かったのですが、最近は、牧場でもその傾向がわかってきたのか、胴が少しゆるめで、詰まっていないタイプの産駒の中から、芝−中距離での活躍馬が出てくるようになりました。
リーディングもここ3年は2位、5位、2位と上位で安定しており、改めて見直さなければならない種牡馬の1頭と言えます。"
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【母父ダイナフォーマー】
【競走成績】 米7勝 ジャージー・ダービー-G2。
【種牡馬成績】 バーバロ(ケンタッキー・ダービー-G1)、レインボウビュー(フィリーズ・マイル-G1)。
【母父成績】 ハリウッドストーリー(ハリウッドスターレットS-G1)、シャープリサ(ラスヴィルヘネスS-G1)、スプリングアトラスト(ドンH-G1

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ダイナフォーマーは、ロベルト系の後継種牡馬として活躍しており、その母父ヒズマジェスティの活性力をそのまま引き継いだ感じです。血統的にスタミナベースで、母系にいれば心強い種牡馬と言えます。
【ワンポイントウィキペディア】
母アンドーヴァーウェイはトップフライトハンデキャップ(米G1)優勝馬。また、本馬は日本で種牡馬として成功したブライアンズタイムとかなり似通った血統構成となっている。父は同じロベルト、母の父ヒズマジェスティはブライアンズタイムの母の父グロースタークの全弟、曾祖母ゴールデントレイルはブライアンズタイムの祖母である。他にも近親に二冠馬エアシャカールとその半姉エアデジャヴー、エアデジャヴー産駒のエアシェイディ・エアメサイア兄妹、サンシャインフォーエヴァーなど日本と縁のある馬が多い。

母母父ウィストリングケトルは、フェアトライアルの直仔で、こちらもスタミナ血統のフェアウェイ系です。

母系は総じてスタミナベースなので、スピードと決め手の補強は歓迎で、本馬は父フジキセキということで血統バランスも良い感じですね。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 佐々木晶三
【所属名】 栗東
【2006成績】 リーディング 65 位
勝ち数 19 勝、勝率 7.2% 、連対率 17.4%
【2007成績】 リーディング 22 位
勝ち数 30 勝、勝率 113.0% 、連対率 19.9%
【2008成績】 リーディング 48 位
勝ち数 22 勝、勝率 8.1% 、連対率 18.0%
これまでの主な管理馬 タップダンスシチー、シーキングザパール、インティライミ、サクラセンチュリー、ダークメッセージ
【よく使う騎手】 佐藤哲騎手、三浦皇騎手、中館騎手、上村騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 上位で安定しているトレーナーの一人です。ここ10年くらいはほとんど50位以内にいます。
◆ワンポイントウィキペディア◆ "1996年のデイリー杯3歳ステークスをシーキングザパールで制して重賞初勝利を挙げた。同馬は翌年のシンザン記念も勝ったが、ローテーション等で馬主と対立し、森秀行厩舎へ転厩となった。

2003年のジャパンカップをタップダンスシチーで制し、G1初勝利を挙げると、続くようにコスモサンビームが朝日杯フューチュリティステークスを勝利した。以降は順調に勝利数を伸ばし、栗東の有力厩舎の1つに数えられるようになった。レース前のインタビュー等で強気なコメントをすることが多く見られる。"
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:449kg
体高:157cm
胸囲:172.5cm
管囲:19cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 −
【歩くリズム】 −
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "トモの大きさが目立つ1頭ですね。
頑固そうな顔をしていますが、うるさいという感じではなさそうです。
首差しはちょっと太めですが、まずまずでしょうか。
胸前にしっかりと筋肉がついていて、肩にもこれから立派な筋肉がついてきそうです。
胸が厚くて、心肺能力が高そうです。
足元はジョイントが大きめで、管囲が少し細いですが、足先は素軽そうで、繋ぎは短めで角度もまずまずで、故障は少なそうです。
腹袋が立派でよく食べそうですね。
背中は、腰高のせいで背垂れで、この辺は成長とトモにシルエットがかなり変わってくるでしょう。
トモは、大きく、容積十分で、すでに寛骨に沿って良い筋肉がついています。
これから調教がはじまったら相当良いトモになりそうです。
脛、飛節も太くて力強いですね。
歩様は、相当腰高なので後肢の動きはぎこちないですが、それ以外は気になるところはありません。
サイズもちょうど良いです。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "各項目とも欠点が少ない馬ですね。
繁殖ポテンシャル的には、どこかですごい活躍馬を出しそうな気配を持っていますし、初めてのサンデー系種牡馬との配合でいわゆる”フジキセキの牝馬”、母父のダイナフォーマーにもBMSとして大いに魅力を感じますし、トレーナー、馬体サイズ、バランスなど様々なセールスポイントを持っています。価格は、この馬体ですから少し安いくらいかもしれませんね。
唯一気になるのは胴のびが良すぎる点、成長してこの胴が短く見えるくらいになってくれば、間違いなく走ってきそうです。"
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posted by 楽天馬 at 23:19 | Comment(0) | 関西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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