37.エスクルシーヴァ(スケアヘッドラインの08)

【馬名】 エスクルシーヴァ
【馬名の由来】 「特ダネ」の意。常に記事の一面を飾るような華々しい活躍を期待して。母名より連想。(伊語)
【性別】 牝
【毛色】 栗毛
【父】 アドマイヤジャパン
【母】 スケアヘッドライン (母父 パドスール )
【生年月日】 2008年2月22日 生まれ
【生産牧場】 大林F
【募集価格】 1,000 万円(一口価格 2.5 万円)
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【カタログのコメント】 スラリと伸びる手脚や長めの繋から、重賞戦線で活躍する兄たちにも負けない芝適性が見て取れます。走りに対して前向きで、その負けん気はレースでの大きな武器となることでしょう。毛ヅヤの良さや皮膚の強さからは内臓面の良好な状態がうかがえます。骨量は豊富で、また日々の昼夜放牧もとても順調にこなすことができているので、身体の成長とともに、血統面での良さがこれからさらに引き出されるでしょう。柔らか味のある動きは父譲りで、大きな可能性を秘めているその父の初年度産駒の代表馬としての資格を十分に備えていると言える一頭です。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1988 生まれ、本馬は 20 歳の時の産駒
【母の戦歴】 不出走
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【2006年産までの産駒数】 11 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 8 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔サザンウッド(父リアルシャダイ、牝)は、3歳4月デビュー、ダート短距離、21戦3勝(引退)、
93年不受胎、
二番仔カシマミノルヒメ(父ジェイドロバリー、牝)は、2歳8月デビュー、ダート・芝短距離、4戦0勝(引退)、
三番仔セールファイスト(父キャロルハウス、牝)は、3歳6月デビュー、ダート短距離、3戦1勝(引退)、
四番仔インターサクセス(父アフリート、牡)は、2歳9月デビュー、ダート短−中距離、芝短−マイル、37戦5勝、地方14戦0勝(引退)、アイビスサマーD−GIII4着、
97年流産、
五番仔スクエアウェイ(父フジキセキ、牝)は、2歳9月デビュー、芝マイル−中距離、27戦1勝、
六番仔レーザリアム(父カーネギー、せん)は、不出走、
七番仔ワンモアチャッター(父ペンタイア、牡)は、2歳9月デビュー、芝中距離、40戦6勝(現役)、朝日チャレンジC−GIII、福島記念3着(2回)、
八番仔スクリーマー(父エンドスウィープ、牝)は、2歳11月デビュー、ダート短距離、29戦3勝、地方1戦0勝(引退)、
九番仔エクストラニュース(父エンドスウィープ、牝)は、不出走、
03年種付けせず、
十番仔サプライズユー(父スペシャルウィーク、牝)は、2歳11月デビュー、芝中距離中心、22戦2勝(現役)、
十一番仔スマートギア(父マーベラスサンデー、牡)は、3歳1月デビュー、芝中距離、16戦4勝(現役)、菊花賞−GI4着、ラジオNIKKEI賞−GIII4着、金鯱賞−GIII5着、
06年不受胎。"

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "すごい繁殖ですね。こういう繁殖を名繁殖っていうんですよね。
コンスタントに活躍馬を出し、不出走馬以外は1頭を除いてすべて勝ち上がっています。
しかも、高齢になってからの産駒もデビュー時期が遅くならず、レース数を見てもタフに走っています。
”産駒は確実に値段あたいの成績を残してくれる”そんな感じのする繁殖です。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン 系× ネヴァーベンド 系
【同系の主な活躍馬】 ウォッカ、ローズバド、ローゼンクロイツ、シルクネクサス、ダンスインザモア、ソリッドプラチナム、ネヴァプションなど
【本馬の5代クロス】 ノーザンダンサーの5×4
【牝系の特徴】 兄弟に朝日チャレンジC−GIII勝ち馬ワンモアチャッター、祖母シャダイチャッターは、小倉記念−GIII勝ち馬。近親にCBC賞−GIII、オーシャンS−GIII勝ちのプレミアムボックス。
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【父アドマイヤジャパン】
【競走成績】 日で2〜4歳時に10戦2勝。京成杯-JPN3(芝2000m)、菊花賞-JPN1 2着、皐月賞-JPN1 3着
【種牡馬実績】 07年より供用。09年の1歳世代が初年度産駒
【2008年種牡馬リーディング】 位
(勝馬率 − %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 − %)※参考 アグネスタキオン 10.4%)
(ダート勝率 − %)※参考 アグネスタキオン 10.9%)
【ワンポイントウィキペディア1】 父はサンデーサイレンス、母は阪神3歳牝馬ステークス勝ちがあるビワハイジという良血馬。重賞勝ちこそ、GIIIの京成杯だけに過ぎないが、皐月賞3着、菊花賞2着とGIでも好勝負を演じ、ディープインパクトのライバルの1頭として活躍した。
【ワンポイントウィキペディア2】 年明けの2005年1月16日の京成杯に出走。後の皐月賞2着馬シックスセンスを退け、重賞初勝利。続く弥生賞で、ディープインパクトと初めて対決。同馬からクビ差の2着に健闘する。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "アドマイヤジャパンの種牡馬としての評価は、母ビワハイジの分析をしなければはじまりません。
ということで、まずビワハイジについて、述べてみます。
ビワハイジの父は高速競馬を得意とするノーザンダンサー系ダンジグです。この馬については特段述べる必要は無いでしょう。
母はアグサン。お世辞にも良い成績を残した繁殖とは言えませんが、母父ロードゲイル(アグサンの父)は、13戦8勝のマイラーにして、現役時代は目立った活躍がなかったものの、種牡馬になって凱旋門賞をはじめヨーロッパのGIを3勝したキャロルハウスや、英愛オークスを制したブルーウィンドなどを輩出し、まずまずの成功を収めています。
問題は、祖母(アドマイヤジャパンの曾祖母)サンタルチアナですね。
この祖母自体は特別な繁殖成績を残したわけではないのですが、その孫、つまり隔世の世代に重賞馬が多数出ていて、そこから枝葉が広がっています。日本の種牡馬であるマンハッタンカフェも実はその1頭で、ビワハイジとは近親になります。
このサンタルチアナ、典型的なドイツ血脈のいわゆるSラインの馬で、血統構成の中のほとんどの馬が世界にその血が出て行っていない零細にして、希少血脈で構成されています。
そのため、世界の主流という血脈のほとんどどの血統と配合されても、遺伝的な負荷を生じないと思われます。
ドイツ競馬は、他国から頻繁に血を輸入している日本と違って、伝統的な牝系を代々受け継いでいるため、こういう血が今も延々と続いて残っているんですね。
今、社台系グループが、盛んにドイツ血脈の繁殖を輸入している根拠はこのあたりにあるのではないでしょうか。
ということで、ビワハイジの繁殖としての活躍には、母系のボトムラインにあるドイツの零細血脈が、血の活性化に貢献しているからと私は結論づけます。
この血の活性力は、4代血統表に入っていれば効果的に作用する可能性があるようですので、アドマイヤジャパンは十分活用圏内であると言って良いでしょう。
サンデーサイレンスの遺伝力と、ドイツの零細血統の血の活性力の両方を持っている種牡馬ということは、どこかで大きな仕事をやる可能性は十分にあると言って良いですね。
ただし、これだけサンデー系の良質種牡馬がそろっている中で、しかも日本の競走馬市場の体質から考えると、アドマイヤジャパンが良い繁殖に恵まれる可能性は極めて低く、その点、早い時期に相当な活躍馬を出さないと、種牡馬としての寿命は短くなることは確実で、おそらくここ3年くらいが勝負ではないでしょうか。"
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【母父パドスール】
【競走成績】 英愛4勝。英愛最優秀3歳マイラー
【種牡馬成績】 タケノベルベット(エリザベス女王杯-G1、鳴尾記念-G3)、フェスティブキング(関屋記念-G3)。
【母父成績】 クラフトワーク(AJCC-G2、中山金杯-G3、函館記念-G3)、クラフトマンシップ(函館記念-G3)、ワンモアチャッター(朝日チャレンジC-G3)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父パドスールは、ネヴァーベンド系ミルリーフの直仔、高速馬場を得意とする血統で、スピード持続力もあります。

母母父ノーザンテーストは、スピード、スピード持続力、瞬発力と非常にバランス良い種牡馬です。

母母母父ガーサントは、1970年にリーディングサイアーを獲得。1973年に引退するまで第一線の種牡馬として活躍し、社台ファーム発展の礎を築いた種牡馬です。ダイナカールの母父として有名です。

血統構成としては、スピード、スタミナ(スピード持続力)はまずまずですが、瞬発力(決め手)に乏しい感じで、その点サンデー系種牡馬アドマイヤジャパンから、決め手の補強が確実になされることが成功の条件でしょう。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 武藤善則
【所属名】 美浦
【2006成績】 リーディング 106 位
勝ち数 13 勝、勝率 4.8% 、連対率 13.9%
【2007成績】 リーディング 81 位
勝ち数 17 勝、勝率 6.6% 、連対率 9.7%
【2008成績】 リーディング 96 位
勝ち数 15 勝、勝率 6.1% 、連対率 12.7%
これまでの主な管理馬 カネツテンビー、マッハヴェロシティ、スウォードキャット、セラフィックテンプ
【よく使う騎手】 宮崎騎手、中館騎手、藤田騎手、後藤騎手、松岡騎手、江田騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ 開業7年目です。開業して2年目から10勝以上していますが、なかなか伸びきれない感じです。でも少しずつ活躍馬が出てきましたね。
◆ワンポイントウィキペディア◆ 騎手時代の重賞成績はわずか1勝で、1989年(昭和64年)1月5日施行の日刊スポーツ賞金杯をニシノミラーで勝っている。この時の中山金杯は昭和時代の競馬最後の重賞競走であり、武藤は昭和最後の重賞勝利騎手でもある。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:409kg
体高:150cm
胸囲:175cm
管囲:18.5cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 △
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "一見して、張りつやのあるボディから見栄えがする馬です。
気性はかなりきかなそうで、手綱が緊張していますね。
首は太めで、短め、長めの距離を走るのであれば、ちょっとマイナスです。
肩の筋肉は非常に立派で、前腕三頭筋が立派ですね。
二の腕は太く、繋ぎは角度良く、クッションも良いのですが、ちょっと長めですし、管囲が細くて膝下が弱々しく写りますね。
胴周りはパンとしてしっかりしていますし、雄大ですね。
胸も厚くて心肺能力が高そうです。
トモは張りがあって、ボリュームもこの時期としては十分ですね。
大腿筋膜張筋、大腿筋膜、大腿二頭筋が非常に良く発達していて、脛から飛節もまずまず良い感じです。
歩様は、随所に関節の硬さを感じるところがありますが、今後調教の中で変わってくると思います。
馬体は小さく、早生まれでそんなに大きくなる要素が無いので、その点がマイナスですね。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "この高齢でどうどうと産駒を募集してくるだけの大変立派な繁殖ですね。
20歳の産駒ですが、体質的なマイナス面はほとんど感じません。
血統構成としては、リアルシャダイとエリシオの累代が加わったヘッドミストレスの方に軍配が上がる感じですが、底力はまだまだ負けていません。
ちょっと馬体が小さいところとトレーナーに不安なところがあり、その点は減点になりますが、価格も安くてお手頃だと思います。"
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posted by 楽天馬 at 10:04 | Comment(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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