36.ヘッドマスター(ヘッドミストレスの08)

【馬名】 ヘッドマスター
【馬名の由来】 「校長」の意。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿毛
【父】 アドマイヤジャパン
【母】 ヘッドミストレス (母父 エリシオ )
【生年月日】 2008年5月15日 生まれ
【生産牧場】 三好牧場
【募集価格】 1,200 万円(一口価格 3 万円)
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【カタログのコメント】 馬体各所のバランスがこうあってほしいということが実現されている好馬体の持ち主です。骨格のつくりが理想的で脚元と蹄も丈夫なので、夜間放牧を順調に積み重ねることができています。絶妙に配分された骨格に前躯・後躯の筋肉がしっかりと発達し馬体全体のバランスの良さを可能としています。走るフォームは現時点では俊敏で上下がぶれない安定感あるピッチ走法ですが、まだ馬体各所に成長の余地を残しており、菊花賞で三冠馬を脅かした父から長距離も守備範囲と思われ、成長しながら適性距離を延ばしていくタイプでしょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2002 生まれ、本馬は 6 歳の時の産駒
【母の戦歴】中央 12 戦 1 勝
【母の馬場・距離適性】 ダート短距離中心
【母のデビュー時期】 3歳4月
【母の引退時期】 2006/10/1 (引退年齢 4 歳)
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【初仔の生年月日】 本馬が初仔
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 9 ヶ月
【2006年産までの産駒数】 本馬が初仔 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 本馬が初仔 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 本馬が初仔

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルとしては十分ですね。戦歴を見ても、引退後繁殖入りするまでの期間も十分で、まったく問題ありません。
種牡馬との相性次第では、いきなり活躍馬を出す可能性も十分ですね。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン 系× ノーザンダンサー 系
【同系の主な活躍馬】 ディープインバクト、スペシャルウィーク、ナリタブライアン、ダイワメジャー、グラスワンダー、ライスシャワー、タイキシャトルなど多数。
【本馬の5代クロス】 ヘイルトゥリーズンの4×5、ノーザンダンサーの5×4
【牝系の特徴】 母の兄弟に朝日チャレンジC−GIIIの勝ち馬ワンモアチャッター
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【父アドマイヤジャパン】
【競走成績】 日で2〜4歳時に10戦2勝。京成杯-JPN3(芝2000m)、菊花賞-JPN1 2着、皐月賞-JPN1 3着
【種牡馬実績】 07年より供用。09年の1歳世代が初年度産駒
【2008年種牡馬リーディング】 位
(勝馬率 − %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 − %)※参考 アグネスタキオン 10.4%)
(ダート勝率 − %)※参考 アグネスタキオン 10.9%)
【ワンポイントウィキペディア1】 父はサンデーサイレンス、母は阪神3歳牝馬ステークス勝ちがあるビワハイジという良血馬。重賞勝ちこそ、GIIIの京成杯だけに過ぎないが、皐月賞3着、菊花賞2着とGIでも好勝負を演じ、ディープインパクトのライバルの1頭として活躍した。
【ワンポイントウィキペディア2】 年明けの2005年1月16日の京成杯に出走。後の皐月賞2着馬シックスセンスを退け、重賞初勝利。続く弥生賞で、ディープインパクトと初めて対決。同馬からクビ差の2着に健闘する。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "アドマイヤジャパンの種牡馬としての評価は、母ビワハイジの分析をしなければはじまりません。
ということで、まずビワハイジについて、述べてみます。
ビワハイジの父は高速競馬を得意とするノーザンダンサー系ダンジグです。この馬については特段述べる必要は無いでしょう。
母はアグサン。お世辞にも良い成績を残した繁殖とは言えませんが、母父ロードゲイル(アグサンの父)は、13戦8勝のマイラーにして、現役時代は目立った活躍がなかったものの、種牡馬になって凱旋門賞をはじめヨーロッパのGIを3勝したキャロルハウスや、英愛オークスを制したブルーウィンドなどを輩出し、まずまずの成功を収めています。
問題は、祖母(アドマイヤジャパンの曾祖母)サンタルチアナですね。
この祖母自体は特別な繁殖成績を残したわけではないのですが、その孫、つまり隔世の世代に重賞馬が多数出ていて、そこから枝葉が広がっています。日本の種牡馬であるマンハッタンカフェも実はその1頭で、ビワハイジとは近親になります。
このサンタルチアナ、典型的なドイツ血脈のいわゆるSラインの馬で、血統構成の中のほとんどの馬が世界にその血が出て行っていない零細にして、希少血脈で構成されています。
そのため、世界の主流という血脈のほとんどどの血統と配合されても、遺伝的な負荷を生じないと思われます。
ドイツ競馬は、他国から頻繁に血を輸入している日本と違って、伝統的な牝系を代々受け継いでいるため、こういう血が今も延々と続いて残っているんですね。
今、社台系グループが、盛んにドイツ血脈の繁殖を輸入している根拠はこのあたりにあるのではないでしょうか。
ということで、ビワハイジの繁殖としての活躍には、母系のボトムラインにあるドイツの零細血脈が、血の活性化に貢献しているからと私は結論づけます。
この血の活性力は、4代血統表に入っていれば効果的に作用する可能性があるようですので、アドマイヤジャパンは十分活用圏内であると言って良いでしょう。
サンデーサイレンスの遺伝力と、ドイツの零細血統の血の活性力の両方を持っている種牡馬ということは、どこかで大きな仕事をやる可能性は十分にあると言って良いですね。
ただし、これだけサンデー系の良質種牡馬がそろっている中で、しかも日本の競走馬市場の体質から考えると、アドマイヤジャパンが良い繁殖に恵まれる可能性は極めて低く、その点、早い時期に相当な活躍馬を出さないと、種牡馬としての寿命は短くなることは確実で、おそらくここ3年くらいが勝負ではないでしょうか。"
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【母父エリシオ】
【競走成績】 全欧年度代表馬、仏8勝、凱旋門賞-G1、サンクルー大賞典-G1。
【種牡馬成績】 ヘレナス(VRCヴィクトリアダービー-G1)、ポップロック(目黒記念-G2)。
【母父成績】 ウィークエンドハスラー(AJCランドウィックギニー-G1)、シェーンヴァルト(デイリー杯2歳S-Jpn2)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父エリシオは、凱旋門賞馬として鳴り物入りで日本に輸入されました。
産駒は比較的大型馬が多く、しかも仕上げに相当時間がかかり、軽さも無くて、日本の高速競馬に適応できず、結局、改めて北アイルランドに輸出されています。しかし、その後日本でポップロックが活躍したのですから皮肉な話です。
私は、サドラーズウェルズと同様、この種牡馬も隔世での活躍を期待していて、シャーンバルトの活躍で、その可能性を大いに感じました。

母母父リアルシャダイは、スタミナ豊富なロベルト系の種牡馬で、日本のヘイルトゥリーズン系全盛のさきがけとなった種牡馬です。
当時、ノーザンテーストの牙城を崩し、リーディングサイアーになったのは鮮烈でした。
リアルシャダイの母は、GIを6勝した名牝Desert Vixenで、底力十分といえます。
そして、このリアルシャダイ、BMSとしてはなかなか優秀で、トウカイポイント、イングランディーレ、アドマイヤジュピタを輩出しています。

曾祖母は、同じく今回のキャロットでその産駒が募集されているスケアヘッドライン。
ネヴァーベンド系パドスール×ノーザンテーストという血統構成で、母系に入るとスピード持続力など優れた競争資質を遺伝する血が入っています。

総じて、スタミナや底力が十分で、高速馬場向きのスピードの補填が必要です。
父アドマイヤジャパンのサンデー産駒らしいスピードが、うまく本馬に遺伝してくれれば非常にバランスが良くなりますね。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 中川公成
【所属名】 美浦
【2006成績】 リーディング 192 位
勝ち数 5 勝、勝率 2.7% 、連対率 6.9%
【2007成績】 リーディング 139 位
勝ち数 10 勝、勝率 5.2% 、連対率 10.5%
【2008成績】 リーディング 109 位
勝ち数 14 勝、勝率 6.1% 、連対率 12.7%
これまでの主な管理馬 キラライットウセイ
【よく使う騎手】 村田騎手、蛯名騎手、吉田隼騎手、江田騎手、田中騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ 開業4年目のトレーナーです。なかなか20勝までいかないですね。活躍馬もなかなか出てこないです。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:433kg
体高:159cm
胸囲:172.5cm
管囲:20.3cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 △
【繋ぎの柔らかさ】 △
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "すごい二枚目の馬ですね。遅生まれということもあって全体的に幼い感じです。
頭部は小さく、首はちょっと長めで、しなやかな鞭のようです。
肩や胸前にはまだ筋肉がついておらず、脚もとも非常にみずみずしいです。
繋ぎの角度は良いですが、前肢はともかく、後肢の球節がもやもやした感じに見えます。
背中はしゃんとしていますが、トモはまだこれからという感じで、本馬は今後ずいぶんシルエットが変わりそうですね。
脛から飛節にかけてが細めで、ちょっと弱々しく見えます。
歩様は、まずまずですが、馬体自体がまだかなり幼いので、繋ぎなどはクッションも硬いですね。
体高があるのを見ても、この半年から1年で相当大きくなりそうですので、現時点での評価はかわいそうですかね。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "遅生まれということもあって、募集写真はすごく幼さが残る馬体をしていますが、これはしょうがないですね。
血統的には、牝系を見てもわかるとおり、相手種牡馬との相性次第では大爆発もあり得る非常におもしろい組み合わせです。
トレーナーは心細いですが、繁殖ポテンシャルは相当高く、その点は非常に魅力的です。
価格も安いので、少し予算に余裕があるという方は、試しに一口行ってみてもおもしろいのではないでしょうか。"
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posted by 楽天馬 at 10:05 | Comment(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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