32.ヒアズルッキング(ヒアズホービングの08)

【馬名】 ヒアズルッキング
【馬名の由来】 「乾杯」の意。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿毛
【父】 サクラバクシンオー
【母】 ヒアズホービング (母父 ダハール )
【生年月日】 2008年4月8日 生まれ
【生産牧場】 白老F
【募集価格】 1,800 万円(一口価格 4.5 万円)
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【カタログのコメント】 コンスタントに優れた産駒を送り続ける父の長所をそのまま受け継いだ一頭です。独特のカーブを描く太めの首差しや、傾斜が良く厚みのある肩と筋肉質で発育の素晴らしいトモ、そしてクッションの利いた長めの繋を持つ脚元など、その馬体は見るからにスピード感に満ちています。優しく澄んだ眼差しは素直で聡明な気性をあらわしており、その学習能力の高さは今後の馴致・育成段階で大きな武器になるでしょう。瞬時にトップギアへシフトする走りは非凡な能力の片鱗を見せており、反応に優れた瞬発力を武器に短距離戦線で活躍してくれるはずです。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1993 生まれ、本馬は 15 歳の時の産駒
【母の戦歴】 不出走
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【2006年産までの産駒数】 6 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 3 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔アイデンティティ(父Daggers Drawn、牝)は、オセアニア4勝、
二番仔イフルークスドキル(父Daggers Drawn、牝)は、オセアニア3勝、ARCエラースリーサイアーズプロデュースS−GI、
三番仔シティヒル(父City on a Hill、せん)は、オセアニア5戦、
四番仔キーラルークス(父City on a Hill、牝)は、オセアニア2戦、
五番仔ペナルティシュートアウト(父Van Nistelrooy、せん)は、オセアニア1勝、
05年種付けせず、
六番仔アルテアロゼア(父キングカメハメハ、牝)は、未出走(引退)。"

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "産駒成績を見ても、ポテンシャルは高い繁殖だと思います。
初仔と2番仔が同じ種牡馬で4勝、3勝とそれぞれ高い成績を収めており、3番仔、4番仔がやはり同じ種牡馬で、走っていないところを見ると相手種牡馬を選ぶタイプの繁殖である可能性があります。
また、繁殖適期を外れてきていますので、これからの産駒はやはり確率が落ちてくる可能性が高いですので、その点も加味して、本馬の馬体のチェックをしたいところです。"
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2.血統診断
【血統構成】 プリンスリーギフト 系× ノーザンダンサー 系
【同系の主な活躍馬】 ショウナンカンプ、トゥナンテ、サクラキャンドル、ウメノファイバー、ヤマニングローバル、ダイナマイトダディ、ブルーショットガン、エアチャリオット、ナムラマイカ
【本馬の5代クロス】 ノーザンダンサーの4×4
【牝系の特徴】 母の兄弟にテイラープレストンH−GIIIなどオセアニア11勝のダラーズンゴールド、同じくAJCザショーツH−GIII勝ちなどオセアニア11勝のマディソンポイント。
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【父サクラバクシンオー】
【競走成績】 日で3〜5歳時に21戦11勝。94年最優秀短距離馬。スプリンターズS-GT(芝1200m)2回、スワンS-GU(芝1400m)、ダービー卿CT-GV(芝1200m)、クリスタルC-GV(芝1200m)、マイルCS-GT2着。
【種牡馬実績】 95年より供用。ショウナンカンプ(高松宮記念-GT、スワンS-GU、阪急杯-GV、スプリンターズS-GT3着)、ブランディス(中山GJ-J・GT、中山大障害-J・GT)、シーイズトウショウ(セントウルS-GU、CBC賞-GU、同3着、CBC賞-GV、函館SS-GV2回、同2着、桜花賞-GT2着、キーンランドC-GV2着、ファンタジーS-GV2着、高松宮記念-GT3着)、エイシンツルギザン(NZT-GU、NHKマイルC-GT2着)、デンシャミチ(京王杯2歳S-GU)、カノヤザクラ(アイビスサマーダッシュ−GIII、セントウルS-GII)、メジロマイヤー(きさらぎ賞-GV、小倉大賞典-GV、愛知杯-GV3着)、ブルーショットガン(阪急杯-GV、函館SS-GV3着)、ニシノチャーニー(函館2歳S-GV)、ロードバクシン(兵庫CS-GV)、タイセイブレーヴ(兵庫JG-GV)、シンボリエスケープ(京王杯SC-GU2着)、シンボリスナイパー(クリスタルC-GV2着)、ナムラビッグタイム(NZT-GU3着、クリスタルC-GV3着)、アドマイヤカリブ(函館2歳S-GV3着)、マルブツイースター(小倉2歳S-GIII)
【2008年種牡馬リーディング】 5 位
(勝馬率 32.0 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 9.2 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 694
(ダート勝率 8.9 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 429
【2007年種牡馬リーディング】 7 位
(勝馬率 35.3 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 10.3 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%) 660
(ダート勝率 7.8 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%) 450
【ワンポイントウィキペディア1】 引退後はノーザンファーム代表、吉田勝己の強い薦め(母のサクラハゴロモは元々社台ファームの所有で、この馬にオーナーがほれ込んだ馬主のさくらコマースが、競走馬として社台ファームから事実上のリースをしていた)により種牡馬入りし、北海道安平町の社台スタリオンステーションに繋養される。
【ワンポイントウィキペディア2】 通算成績は21戦11勝だが、1400mを超えるレースでは9戦全敗、1400m以下のレースではダートを含めて12戦11勝と1400mを境に成績に極端な差が見られる。ただし、1400mを超える距離のレースが全く不振だったかと言うとそうでもなく、1600mのGIマイルチャンピオンシップでの2着や、従来のレコードタイムより早いタイムで走破した1800mのGII毎日王冠(結果は4着)などの実績がある。また、一般的にスプリンターは早熟で能力の開花が早い反面、活躍できる期間が短いことが多いが、同馬は比較的遅咲きで6歳まで息の長い活躍を見せたのも特徴である。
【ワンポイントウィキペディア3】 産駒の傾向としては、勝ち上がり率の高さや、2002年の高松宮記念優勝馬のショウナンカンプを筆頭に、ダート、芝を問わず短距離を得意とする産駒が多い。短距離競走が充実している現在の中央競馬に傾向が合っており、毎年リーディングサイアーランクの上位に名を連ねている一方、勝ち上がった後に頭打ちになる産駒も多く、G1クラスの大物はあまり出てきていない。平地ではほぼ短距離専門であるが、2004年の中山大障害、中山グランドジャンプ優勝馬のブランディスのような長距離の障害競走で活躍する産駒も輩出している。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "種牡馬デビューして4年目から8年連続リーディングベスト10に入っている、今や日本を代表する名種牡馬の1頭です。
個人的には、海外に連れていって、その血を繁栄させて欲しいですが、どうでしょうか。

サクラバクシンオーは、プリンスリーギフト系の種牡馬です。
プリンスリーギフト系は、もともと日本の高速馬場に必要な”スピード”と”切れ”を持つ血統で、馬場状態によらず、安定感もあります。

このプリンスリーギフト系の特徴を余すところなく受け継いだサクラバクシンオーの産駒は比較的早熟で、長く走る産駒が多いのが特徴で、父同様に成長力もあるという競走馬として申し分ない資質を持っています。

母父には”スタミナ”、”スピード”、”切れ”と3拍子そろったノーザンテーストがいて、母母父にはタフなスタミナ血統でかつ遺伝力が強いトゥルビオン系種牡馬Ambiopoise(アンビオポイズ)がいます。

このあたりが、バクシンオーの高い遺伝能力、産駒の高いスピード値とそのスピード持続力の源となっていると思われます。
産駒成績は、芝の方が若干勝率が高いですが、ダートも十分こなします。
距離はスプリント戦中心と父似の脚質の産駒が多いようです。"
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【母父ダハール】
【競走成績】 米仏7勝、サンルイスレイS-GT、サンファンカピストラーノH-GT、リュパン賞-GT、センチュリーH-GT。
【種牡馬成績】 ストーニーベイ(ザBMW-GT)、ダーチャ(シドニーC-GT)、ダリアズレガシー(南アゴールデンスリッパー-GT)、コービー(サンフェリーぺH-GU)
【母父成績】 バッカール(ワシントンDCインターナショナルS-G1)、ストーニーベイ(STCザ・BMW-G1、STCランヴィットS-G1)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "父サクラバクシンオーは、プリンスリーギフトらしいスピード値の非常に高い種牡馬で、産駒にもその自身の良さを良く伝えます。
母父ダハールは、芝のクラシックディスタンスで、GI3勝しています。
血統的には、タフでスピード持続力が高いノーザンダンサー系リファール産駒で、ダハールの母ダリアはキングジョージY世&クイーンエリザベスSを最大着差で勝った名牝で、繁殖入りしてからも6頭の重賞勝ち馬、4頭のGI馬を輩出しました。
ダハールは、この母の競争能力の影響を多く受け継いでいると思われます。

祖母フレンチポリッシュ以下は、オセアニア血統で知らない名前が多いですが、全体的にはスタミナベースであると言えると思います。
また、異系の血が多く入っていますので、そこは活性力になってくれることを期待したいですね。

血統構成的には、スピード持続力が卓越した感じで、日本の高速競馬に合った軽さとスピードの補強が必要です。
本馬は、父がサクラバクシンオーとは、うまいことを考えましたね。
芝のマイル前後で良さが出そうな感じです。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 伊藤圭三
【所属名】 美浦
【2006成績】 リーディング 106 位
勝ち数 13 勝、勝率 4.5% 、連対率 13.3%
【2007成績】 リーディング 50 位
勝ち数 22 勝、勝率 7.8% 、連対率 13.2%
【2008成績】 リーディング 86 位
勝ち数 16 勝、勝率 5.9% 、連対率 12.1%
これまでの主な管理馬 プリモスター、プリエミネンス、スマートボーイ、ラッシュライフ
【よく使う騎手】 三浦皇騎手、黛騎手、後藤騎手、中館騎手、内田騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ 安定感はイマイチで年によってかなり波があります。今年は9月現在で13位と絶好調。いよいよ開眼しましたかね。これまでの活躍馬があまりいないのがひっかかりますが・・・。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:421kg
体高:151.5cm
胸囲:172.5cm
管囲:19.7cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "ぱっと見て結構幼い馬体で、これからシルエットは大きく変わってくる馬だと思います。
聡明という言葉がカタログにありますが、確かに冷静な目をした馬です。
首は細めでちょうど良く、肩はどっしりという感じではないですが、それなりに良い筋肉がついています。
脚もとは軽そうで、繋ぎは角度良く、短めで、球節もしっかりとしてみえます。
胴回りはまだ緩めですが、全体の成長度に合わせて徐々に変わってくるでしょう。
トモは、コンパクトではありますが、良い形をしています。
ただ、脛から飛節にかけてもちょっと細めで力強さが足りないのが気になるところです。
歩様には問題点はまずありませんが、サイズが小さく、牡馬なのでそこは減点対象ですね。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "バクシンオー産駒の牡馬としては、もう少し馬体に力強さが欲しかったところではありますが、毛並みの良さでカバーして欲しいですね。
馬体バランスもまずまず良くて、脚もとも軽そうで芝向きの感じです。歩様に欠点がほとんどないのが良いですね。
ただ、やはり牡馬としては小さいのでそこはマイナスです。
繁殖としては適期を過ぎていて多くは期待できませんが、これまでの産駒成績から見ても、そして募集価格の安さから十分元がとれる産駒は出てくると思います。
トレーナーも悪くはないでしょう。"
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posted by 楽天馬 at 10:22 | Comment(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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