3.オーヴェルニュ(オーベルゲイドの08)

【馬名】 オーヴェルニュ
【馬名の由来】 フランス中南部の地域名。山脈や大草原など豊かで雄大な自然が広がる。スケールの大きな活躍をしてほしいとの期待を込めて。(仏語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿毛
【父】 アグネスタキオン
【母】 オーベルゲイド (母父 Kaldoun )
【生年月日】 2008年4月30日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 5,000 万円(一口価格 12.5 万円)
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【カタログのコメント】 父の産駒らしいしっかりとした骨格を全身強靭な筋肉が覆っており、一度見たら馬体全体のシルエットが脳裏に焼きつくほどの強烈なインパクトを持つ好馬体に恵まれました。横見の素晴らしさだけでなく、馬体の前後・上体と四肢のバランスが良く、弾力性に富んだ常歩での身のこなしから、セレクトセールにて高評価されたことも頷けます。学習能力が高く、また無駄肉のつきにくい体質でもあり、仕上げに手間取ることなく2歳戦からその素質を見せてくれそうです。この好馬体を見ていると兄以上の活躍を期待してしまいます。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1996 生まれ、本馬は 12 歳の時の産駒
【母の戦歴】 仏2勝
【主な勝ち鞍】 Plix Rose de Mai−L、ペネロープ賞(GIII)2着など
【母の馬場・距離適性】 芝中距離
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【2006年産までの産駒数】 4 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 3 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔グッドネイバー(父サンデーサイレンス、牡)は、2歳11月デビュー、芝中−長距離、24戦3勝(引退)、
03年流産、
二番仔オーソリティバイオ(父フレンチデピュティ、牡)は、2歳8月デビュー、芝中距離、4戦2勝(引退)、
三番仔プラチナベール(父アグネスタキオン、牝)は、3歳1月デビュー、芝・ダート中距離、4戦0勝(引退)、
四番仔カルカソンヌ(父シンボリクリスエス、牡)は、2歳11月デビュー、芝中−長距離、9戦2勝(現役)。"

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "非常に優秀な繁殖であることは間違いないですね。
後は、自信の最高傑作となる代表産駒を出して欲しいですね。
本馬がそういう馬になってくれることを期待したいですね。
あわせて全姉プラチナベールの無念を晴らして欲しいですね。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン 系× カロ 系
【同系の主な活躍馬】 タニノギムレット、タヤスツヨシ、トップガンジョー、エムアイブラン、サラファン
【本馬の5代クロス】 5代アウトブリード
【牝系の特徴】 母の兄弟にペネロープ賞(GIII)勝ちのアバシャル(父Kaldoun)、4歳母アルミールからは、仏古牡馬チャンピオンのアシュモア、アールブルーの2頭の種牡馬を輩出、さらにその孫にもアジャンブルー、アルカンクなど種牡馬多数。大きくすそ野を広げている牝系です。
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【父アグネスタキオン】
【競走成績】 日で2〜3歳時に4戦4勝。皐月賞-GT(芝2000m)、弥生賞-GU(芝2000m)、ラジオたんぱ杯3歳S-GV(芝2000m)。
【種牡馬実績】 02年より供用。05年ファーストシーズンリーディングサイアー。06年2歳リーディングサイアー。08年全国リーディングサイアー。ディープスカイ(東京優駿−GI、NHKマイルカップ−GI、神戸新聞杯-GII、毎日杯−GIII) 、ダイワスカーレット(有馬記念−GI、桜花賞−GI、秋華賞−GI、エリザベス女王杯、ローズS−GI、産経大阪杯−GII、天皇賞秋−GI2着)、キャプテントゥーレ(皐月賞、デイリー杯2歳ステークス) 、ロジック(NHKマイル−CI)、アドマイヤオーラ(弥生賞-GU、シンザン記念-GV、東京優駿-GT3着)、ショウナンタレント(フラワーC-GV)、ショウナンタキオン(新潟2歳S-GV)、ミンティエアー(フローラS-GU2着)、サンタフェソレイユ(フェアリーS-GV2着)、ルミナスハーバー(阪神JF-GT3着)、ニュービギニング(ホープフルS、毎日杯-GV3着)、トーホウアモーレ(小倉2歳S-GV3着)、エミーズスマイル(アネモネS)、リトルアマポーラ(エリザベス女王杯−GI、クイーンC−GIII) 、レインボーペガサス(きさらぎ賞−GIII) 、アドマイヤコマンド(青葉賞−GII) 、ダイワワイルドボア(セントライト記念−GII)、ジェルミナル(フェアリーS−GIII)、マイネカンナ(福島牝馬S−GIII)
【2008年種牡馬リーディング】 1 位
(勝馬率 33.0 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 10.4 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 821
(ダート勝率 10.9 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 404
【2007年種牡馬リーディング】 2 位
(勝馬率 41.5 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 12.5 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%) 727
(ダート勝率 8.8 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%) 364
【ワンポイントウィキペディア1】 いわゆる「ハズレ」が少なく、勝ち上がり率や掲示板確保率が高い。距離については中距離を得意とする産駒が多いが、比較的融通が利く部類に入り、マイル戦やクラシックディスタンスにも適応する柔軟性を持つ産駒も出ている。芝・ダートを問わない活躍が見込める反面、開催終盤の荒れた芝や重馬場など力がいる馬場はあまり得意ではない。ダート路線へ転向後に活躍する馬もいるが、現在のところダートよりは芝の方で良い成績を残している。2歳の早い時期から活躍できる仕上がりの早さも備えており、当馬が2歳リーディングで例年上位に名を連ねている要因の一つとなっている。
【ワンポイントウィキペディア2】 "引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬となった。初年度産駒のデビューした2005年に、中央競馬の夏のローカル開催で複数の産駒が次々と勝利を飾り、最終週には東の新潟2歳ステークスでショウナンタキオンが優勝、西の小倉2歳ステークスでもトーホウアモーレが3着という活躍を見せた。中央開催に移ってからも産駒は優秀な走りを見せ、初年度産駒は中央競馬の2歳戦で合計27勝をあげた。このような活躍を背景に、2006年の種付け料は前年の500万円から1200万円になった。
2006年には二世代の産駒で中央競馬において91勝を挙げ、初年度産駒のロジックがNHKマイルカップを制し、これが産駒のGI初勝利となった。
ファーストクロップから順調に活躍馬を輩出しており、サンデーサイレンス亡き後のエース格として扱われていたが、2008年にJRA総合リーディングサイアーを獲得。内国産種牡馬としては1957年のクモハタ以来51年ぶりとなる快挙を達成した。"
【ワンポイントウィキペディア3】 父同様体質や脚部の弱さに悩まされる産駒も多く、使い減りする傾向が見られる。条件クラスの馬だけでなく、重賞級の産駒も例外ではない。ロジック、アグネスアーク、ダイワスカーレット、アドマイヤオーラ、キャプテントゥーレなどは故障し、長期間戦線を離脱してしまった。
【ワンポイントウィキペディア4】 "2005年は史上最多タイとなる25頭もの勝ち上がりを記録したにも関わらず、2勝馬は僅か2頭に留まり、途中まで首位に立っていた2歳種牡馬ランキングも最後には父サンデーサイレンスに抜かれてしまった。更に翌年には、ロジック、ショウナンタキオンという重賞を制覇した代表産駒までもが不振に陥いった。このことから、現役だった2歳暮れ〜3歳春に無類の強さを誇ったアグネスタキオン自身の成績や、アグネスタキオンの母の父が早熟で知られるロイヤルスキーである事が注目され、「タキオン産駒早熟説」が語られるようになった。

この「早熟説」に対しては、「体質が弱いため、仕上がりが早いからと言って早い時期に強い調教を施したり、強気に使ったりすると消耗してしまう」とする反論もある。実際には印象論と反して、いわゆる「早枯れタイプ」ではなく3歳秋以降に下級条件で勝ち星を重ねる産駒も多い。また、デビューの遅れたアグネスアークが古馬になって天皇賞(秋)で2着し、ダイワスカーレットが3歳秋にG1級競走を連勝し、4歳末の有馬記念を1番人気で快勝している。さらに変則二冠を達成したディープスカイは、勝ちあがるまで6戦を要したほどで、2歳時には全く能力を出し切っていなかった。種牡馬としての供用年数が長くはないため、産駒の傾向を判断できるかどうかは場合にもよるが、このような成長力のある有力産駒も現れており、早熟説に対する認識は和らいでいる。"
【楽天馬の種牡馬寸評】 "ついにサンデーサイレンスからリーディングサイアーの地位を受け継ぎましたね。
その矢先の急逝は本当に残念ですが、残された産駒から是非ともディープスカイの続く大物が出てきて欲しいですねー。

さて、産駒の主戦場は芝の中距離〜クラシックディスタンスで、種牡馬としては本格派に分類されると言えます。
産駒の馬体は、牡馬であっても骨太の感じではなく、つなぎも肢の長さの割には短めで細いのが特徴です。
全体的にスリムで軽快なタイプが多いため、馬体が減りやすく、立て直すのに時間がかかることもあって、初年度産駒は2勝目に時間がかかる産駒が多かったのですが、その後、厩舎側も大体その特徴が飲み込めたようで、長く走れるタイプや、遅くデビューして活躍してくるタイプも出てきています。
早熟という風評もダイワスカーレットやディープスカイらの活躍で、どうやら終息に向かっている感じですが、一方で今度は故障が多いというのがひとつの傾向として疑われています。特に激走型の産駒には、頻繁に発生していますね。

個人的には、産駒は小柄なタイプよりある程度馬格がある方が良いと思います。
また、全体的に筋肉質なのが特徴のひとつですが、特に1歳時からトモにしっかりと筋肉がついたタイプの方が、早い時期から活躍しているようです。

血統的には、母アグネスフローラは、スタミナ血統の祖母アグネスレディー(父リマンド)に対して、その父がロイヤルスキーです。
ロイヤルスキーは、ブランドフォード系やテディ系などのスタミナ豊富な母系を抱えるラジャババの直仔ということや、さらに自身の母系にトウルビヨン系やウォーレリック系の異系の血を多く含んでいることから、スピード持続力に優れたいるだけではなく、非常に血の活性化に貢献する種牡馬であると思われます。
そして、タキオンの遺伝力の高さを支えているのは、個人的にはこの馬だと思っています。

以上から、アグネスタキオンは、母系のスピード持続系の血に対して、父サンデーサイレンスから”スピード”、”決め手”、”闘争心”が追加され、ゴール前の爆発力を産みだしていると思われます。
相手繁殖には、基本的にはスピードとスタミナのバランスはもちろんですが、それより体質的な弱点を補強するために、異系血統や零細血統を含んだ逞しい血を持った母系が望ましいと私は思います。
丈夫でさえあれば、”黙っていても走る”のがタキオンの産駒、そんな気がしますね。"
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【母父Kaldoun】
【競走成績】 仏で19戦5勝。パレロワイヤル賞-GV2着、パース賞-GV2着、エドモンブラン賞-GV2着、ミュゲ賞-GV3着
【種牡馬成績】 オキュパンディスト(フォレ賞-GT、モーリスドギース賞-GT)、メルカル(カドラン賞-GT)、ラクーミア(ゲイムリーH-GT)、シーユースーン(ラモナH-GT2回)、スパドゥン(クリテリウムドサンクルー-GT)、カルドン(クリテリウムドメゾンラフィット-GU)、カドゥノール(クリテリウムドメゾンラフィット-GU)、カドルー(ラロシェット賞-GV)、メヨンビ(ローレルダッシュH-GV)、シンボリフェザード(オーロC、洛陽S、札幌日経OP、東京新聞杯-GV3着、セントウルS-GV3着)
【母父成績】 ファビラスラフィン(秋華賞-GT、NZT4歳S-GU、ジャパンC-GT2着)、ザフィーン(セントジェームズパレスS-GT、ミルリーフS-GU)、ゴールデンアップルズ(デルマーオークス-GT、ビヴァリーDS-GT、イエローリボンS-GT、ラスパルマスH-GU、サンタアナH-GU)、スタリーン(メイトリアークS-GT)、スペシャルカルドゥーン(ロンポワン賞-GU、メシドール賞-GV、パース賞-GV)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父カルドゥンは、仏のリーディングサイアーで、切れ味鋭いカロ系の種牡馬で、母系に入って決め手を発揮する種牡馬です。重賞勝ちはないものの、種牡馬としては大成功を収め、日本ではファビラスラフィンの母父として有名です。距離は短めの血統です。

母母父ファビュラスダンサーも仏リーディングサイアーで、万能型の種牡馬です。
母母母父ジムフレンチは、サンタアニアダービーを制したスタミナ豊富なリボー系の中距離馬です。
母オーベルゲイド自身が重賞戦線で活躍した馬ですので、産駒にも期待は大きいですね。
距離はマイルから中距離の血統で、父からスピードと決め手をもらえれば、相当走るバリエーションの豊富な馬になりそうです。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 奥平雅士
【所属名】 美浦
【2006成績】 リーディング 117 位
勝ち数 12 勝、勝率 5.2% 、連対率 13.5%
【2007成績】 リーディング 16 位
勝ち数 31 勝、勝率 12.0% 、連対率 19.7%
【2008成績】 リーディング 30 位
勝ち数 26 勝、勝率 9.9% 、連対率 20.5%
これまでの主な管理馬 コイウタ、シャーベットトーン、アルティマトゥーレ
【よく使う騎手】 横山騎手、蛯名騎手、松岡騎手、吉田隼騎手、吉田豊騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 開業3年目で31勝、4年目の昨年は26勝を上げています。これから上位の常連になる可能性すら感じさせており、そろそろ大物も飛び出しそうで、目が離せない厩舎の一つですね。私も注目しています。
◆ワンポイントウィキペディア◆ 義理の父は奥平真治元調教師、大おば(祖母の姉)は(メジロ牧場の最盛期を築いた)故・北野ミヤである。旧姓は斎藤。調教師研修期間中に馬主でもある堀紘一の経営コンサルト会社でサラリーマン生活を送っていた。2007年4月、他の調教師の引退などによりかつて義父・奥平真治厩舎だった厩舎に引っ越した。その際に「運命だね。トイレ1つとっても懐かしい」といったコメントを残した。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:450kg
体高:157cm
胸囲:173cm
管囲:20cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 −
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 △
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔はしっかりしていて、かん性が強い感じで、馬には相当負けず嫌いって感じに見えます。
学習能力が高いというコメントがありますので、人間とのコミュニケーションは問題ないということですので、むしろ競争能力として生かしていけば決め手につながりますね。
首指しよく、肩は少しなだらかで、距離は中距離以上の感じで、胴の感じも伸びやかでこれとぴったり一致しています。
脚もまっすぐで、足下もしっかりしています。
繋ぎはちょっと立ち気味ですねー。まあ、短めなので、故障などは少ないかもしれません。
胴回りも張りがあって、トモは良い筋肉がついていますね。コンパクトですが無駄がないです。
歩様も、良い感じで歩いています。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルは高くて、まだ適期内ですね。
血統的にもトレーナーもおもしろいですね。
馬体は、サイズも良くてまずまずですが、繋ぎが立ち気味という点だけが若干気になります。
ただ、総合的にはまずまず欠点が少ない馬ではないでしょうか。
価格はセールにかけられた分だけちょっぴりお高めだと思います。"
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posted by 楽天馬 at 11:19 | Comment(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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