29.ミラクルカクテル(ミラクルレイザーの08)

【馬名】 ミラクルカクテル
【馬名の由来】 「奇跡のカクテル」の意。両親名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 黒鹿毛
【父】 タニノギムレット
【母】 ミラクルレイザー (母父 エルコンドルパサー )
【生年月日】 2008年3月7日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1,200 万円(一口価格 3 万円)
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【カタログのコメント】 まだ良化の余地を残していますが、柔らかみのある背中からつながる丸みを帯びた立派なトモに、しっかりとした腹袋を持つ力強いシルエットは父の長所をしっかりと受け継いでいる証です。放牧地で見せるバネの利いたダイナミックな走りは、その恵まれた体をさらに大きく見せています。勝ち気な気性を持ち、集団では常にリーダー的存在ですが、学習能力は高く、今後始まる騎乗馴致も難なくこなしていけるはずです。爆発力のある父と5歳冬まで走り続けた丈夫な母との融合で、本馬も息の長い堅実な競走生活で皆様を楽しませてくれるはずです。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2001 生まれ、本馬は 7 歳の時の産駒
【母の戦歴】中央 22 戦 3 勝
【母の馬場・距離適性】 芝中距離
【母のデビュー時期】 2歳8月
【母の引退時期】 2006/12/10 (引退年齢 5 歳)
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【初仔の生年月日】 本馬が初仔
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 5 ヶ月
【2006年産までの産駒数】 本馬が初仔 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 本馬が初仔 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 本馬が初仔

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母は、私の愛馬であった馬で、22戦して掲示板に乗ること実に17回、本当に馬主孝行な馬でした。
もちろん産駒にかける期待も並々ならぬものがあります(笑)
さて、ポテンシャルですが、引退する年に11戦した馬ですが、5ヶ月空けてから繁殖入りしていますので、ずいぶんと疲れは抜けてから種付けされたものを思われます。
22戦というレース数も許容内で、初年度産駒から期待したいですね。
後は、種牡馬との相性、そして母父エルコンドルパサーがどういう効用を示してくれるのかというところでしょうか。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン 系× ミスタープロスペクター 系
【同系の主な活躍馬】 ゼンノロブロイ、サイレンススズカ、フサイチエアデール、ザッツザプレンティ、スズカマンボ、ノーリーズンほか
【本馬の5代クロス】 グロウスターク4×5
【牝系の特徴】 近親に、プロモーション(クイーンS−GIII)、アドマイヤメイン(青葉賞−GII、毎日杯−GI、ダービー−GI2着)、アドマイヤジュピタ(天皇賞(春)−GI、阪神大賞典−GI、アルゼンチン共和国杯−GII)がいる。
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【父タニノギムレット】
【競走成績】 日で2〜3歳時に8戦5勝。東京優駿-GT(芝2400m)、スプリングS-GU(芝1800m)、シンザン記念-GV(芝1600m)、皐月賞-GT3着、NHKマイルC-GT3着。
【種牡馬実績】 03年より供用。ウオッカ(天皇賞秋−GI、ヴィクトリアマイル−GI、同2着、安田記念−GI(2回)、東京優駿-GT、阪神JF-GT、チューリップ賞-GV、エルフィンS、桜花賞-GT2着)、ヒラボクロイヤル(青葉賞-GU、ゆきやなぎ賞、毎日杯-GV2着)、スマイルジャック(スプリングS、東京優駿2着)、ゴールドアグリ(新潟2歳S-GV)、ゴールデンシャイン(わらび賞)、コマンドールクロス、アブソリュート
【2008年種牡馬リーディング】 13 位
(勝馬率 30.5 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 8.5 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 484
(ダート勝率 9.8 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 225
【2007年種牡馬リーディング】 18 位
(勝馬率 21.9 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 7.7 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%) 379
(ダート勝率 6.8 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%) 177
【ワンポイントウィキペディア1】 現役引退後は種牡馬として、北海道安平町の社台スタリオンステーションに繋養され、ブライアンズタイム産駒としては、初の社台ファーム所有の種牡馬となった。産駒は2006年から走り始め、初年度産駒のウオッカが第58回阪神ジュベナイルフィリーズを制して産駒の初GI勝ちを収め、さらに翌2007年には、父と同じ「2枠3番」で64年ぶりの牝馬の東京優駿優勝を達成するなど、好調な出足を見せた。ウオッカとの父仔東京優駿制覇は史上5組目であり、父−娘の関係では史上初となる。
【ワンポイントウィキペディア2】 "初年度からの好成績、ナリタブライアン、マヤノトップガン、サニーブライアンら他のブライアンズタイム産駒の種牡馬から重賞馬は何頭か出ているものの目立った後継が生まれていないこと、及び日本最大手の社台グループの社台スタリオンステーションに繋養される恵まれた環境などの理由から、ブライアンズタイムの有力後継種牡馬として期待されている。血統的にもノーザンダンサーやミスタープロスペクターを含まず、サンデーサイレンスを父に持つ牝馬とも交配が可能である。加えてタニノギムレット自身が、ナスルーラやマームードといった名種牡馬と同じくムムタズマハルを牝系に持つ名牝系出身であることから、ポストサンデーサイレンスの有力候補としても名前が挙げられている。

2007年は240頭に種付けを行った。この種付け頭数は当年の国内2位であった。同年12月13日には、2008年の種付け料が100万円アップの400万円に設定されたことが発表された。"
【楽天馬の種牡馬寸評】 "初年度産駒から新潟2歳Sのゴールドアグリ、青葉賞のヒラボクロイヤル、そして2007年のダービーなどGIを6度制しているウォッカなどを輩出して、順調な種牡馬スタートを切っています。
翌年もスマイルジャックが、ダービー2着となって、いつ牡馬のダービー馬が誕生してもおかしくないですね。

血統的には、父がヘイルトゥリーズン系の中でも”スタミナ”血統のロベルト系ブライアンズタイムで、母父が切れ味鋭いカロ系のクリスタルパレス、さらに母系を進むとには20世紀最強とも評される名馬シーバード、さらに母系の底流にタフなスタミナ血統のリボー系Graustarkがいて、本馬自体が血の活性力に優れたGraustarkの3×4のクロスを持っています。このようにギムレット自身がどちらかというとスタミナ血統なのに対して、マイル重賞で2勝(NHKマイルも3着)しているあたりは、この種牡馬の血統の奥の深さを感じずにはいられません。

また、スタミナ血統は比較的晩成型が多いのにもかかわらず、本馬の産駒は早い時期から活躍できるあたりも特筆すべき点で、この血統構成で春のクラシックに十分間に合うとなれば、三冠馬を輩出する可能性も十分に持っている種牡馬だと思います。

相手にはどちらかというと”スピード”と”決め手”のある種牡馬が良さそうで、昨今のデータを見ると、同じロベルト系の種牡馬、グラスワンダーやシンボリクリスエスらと比較しても、特にサンデー系牝馬と相性が良い種牡馬だと言えます。

この種牡馬の産駒は、比較的トモが長く、立ち姿を見て、後躯がどっしりと安定感のある産駒が多く、牝馬であってもトモが短くて薄いのはマイナスと言えます。むしろ、トモの形が逆台形っぽく見えるくらい、どっしりした下半身の産駒の方が走る印象があります。"
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【母父エルコンドルパサー】
【競走成績】 年度代表馬、日仏8勝、サンクルー大賞典-G1、ジャパンC-G1、NHKマイルC-G1。
【種牡馬成績】 ソングオブウインド(菊花賞-Jpn1)、ヴァーミリアン(ジャパンCダート-G1)、アロンダイト(ジャパンCダート-G1)、アイルラヴァゲイン(オーシャンS-G3)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父エルコンドルパサーは、ミスタープロスペクター系の中長距離馬、凱旋門賞2着が印象的です。
産駒は、ダートで走ることが多く、ややパワーが勝ったタイプに出ています。

母母父フジキセキは、サンデー系のマイル−中距離馬で、産駒はごっついタイプはダートに出ることが多く、薄手のタイプからわずかに芝で活躍する馬が出ています。牝馬の活躍が目立ちますが、こういう種牡馬は母系に入った方が良い競争資質を遺伝することが多いですね。

おもしろいのは、このダート色の強い種牡馬の配合で、母ミラクルレイザーが芝中距離で走ったということですね。
そこにタニノギムレットの配合で、スピード持続力が高いのは間違いなく、芝で走る確率も高いと思いますので、芝の中長距離で力を発揮してくれそうです。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 上原博之
【所属名】 美浦
【2006成績】 リーディング 71 位
勝ち数 18 勝、勝率 7.5% 、連対率 15.9%
【2007成績】 リーディング 47 位
勝ち数 18 勝、勝率 10.7% 、連対率 18.1%
【2008成績】 リーディング 48 位
勝ち数 22 勝、勝率 8.1% 、連対率 15.0%
これまでの主な管理馬 ダイワメジャー、プレミアムボックス、フェリシア、ショウナンタキオン、ダイワルージュ
【よく使う騎手】 内田騎手、柴田善騎手、北村騎手、田辺騎手、三浦皇騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 牧場で、研究熱心な厩舎という評判を聞いたことがあります。喉なりを克服したダイワメジャーの活躍が印象に残っています。なかなか上位にいけないでいますが、良い馬はきちんと成功させる腕は持っていると思います。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:424kg
体高:153cm
胸囲:172.5cm
管囲:19.5cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "性格がおとなしそうに見えますが、カタログのコメントからも勝ち気な性格ということで、しっかりと母馬の気性を受け継いだようですね。
首は少し太めで、短め、肩はまだそれほどボリュームはありませんが、いいところに無駄なく筋肉がついています。
足先に向かって細めで、管囲もちょっと細めですが、問題ない範囲だと思います。
繋ぎは角度良く、短めで、素軽い感じです。
胴回りは、この時期の母よりは詰まっていなくて、背中はまだ背たれ気味で、腰高ですので、これから大きくシルエットが変わってくると思います。
トモはコンパクトですが、形良く、飛節もしっかりしています。
歩様にもほとんど欠点が無いです。
馬体はちょっと小さめですが牝馬ですので、減点はしません。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "どの項目もバランスが良いですね。
血統的には、未知数のところがありますが、おもしろいことは間違いないです。
トレーナーもまずまずで、馬体は母とギムレットが両方出ていますが、体質的には丈夫に走った母に似て欲しいですね。
いずれにしても初仔にしては出来が良いと思いますね。
価格は、安いと思いますので、お買い得です。"
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posted by 楽天馬 at 10:25 | Comment(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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