24.ファストカラー(ファストフレンドの08)

【馬名】 ファストカラー
【馬名の由来】 「あせない色」の意。牡馬相手に輝かしい実績を残した母のように、いつまでも色あせない競走成績を残せるようになってほしいとの願いを込めて。母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 栗毛
【父】 フジキセキ
【母】 ファストフレンド (母父 アイネスフウジン )
【生年月日】 2008年2月7日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 2,800 万円(一口価格 7 万円)
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【カタログのコメント】 歴戦の牡馬を相手にJpn1・2勝という輝かしい実績を残した母に、ダート王・カネヒキリを輩出した父との配合で、高まる胸の鼓動を抑えることはできません。力強いかき込みと爆発的な推進力を可能にする幅のある前後躯をしており、その配合の狙いを見事に実現した馬体といえるでしょう。人に対しては従順ですが、いざ放牧地に出ると勝ち気な性格をあらわにし、牡馬に臆することなく立ち向かった母の勝負根性はしっかりと娘に引き継がれています。芝には目もくれず、母のようにダートのスペシャリストとしての道を歩んでもらいたい一頭です。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1994 生まれ、本馬は 14 歳の時の産駒
【母の戦歴】中央 24 戦 7 勝、地方14戦8勝
【主な勝ち鞍】 帝王賞−GI、東京大賞典−GI、エンプレス杯−GII、東海S−GII、エンプレス杯−GIII、クイーン賞−GIII、マリーンC−GIII、スパーキングレディー−GIII、川崎記念−GI2着、マイルCS−GI4着、JCD−GI5着
【母の馬場・距離適性】 ダート中−長距離
【母のデビュー時期】 3歳5月
【母の引退時期】 2001/6/26 (引退年齢 7 歳)
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【初仔の生年月日】 2003/4/2
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 11 ヶ月
【2006年産までの産駒数】 3 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 3 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔ルックアミリオン(父フレンチデピュティ、牝)は、2歳12月デビュー、ダート短−中距離、15戦2勝、地方1戦0勝(引退)、
二番仔コメンテーター(父クロフネ、牡)は、2歳11月デビュー、ダート短−中距離、17戦1勝(現役)、
三番仔フォーティファイド(父フォーティーナイナー、牡)は、3歳4月デビュー、ダート中距離、10戦4勝(現役)、
06年不受胎。"

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "名牝ファストフレンドの産駒が募集されるとは思いませんでした。
現役時代にこれだけ走れば相当疲弊しているのは間違いありませんので、普通であれば繁殖成績がボロボロでも不思議ではないのですが、産駒成績はまず優秀だと言えますね。
母のダート適性が非常によく産駒に伝わっており、牧場も芝というより、ダート適性の優秀な種牡馬を中心に配合している感じがあります。
既に結構高齢ではありますが、もしかして、母のようにタフに走る産駒が出るのではと思わずにはいられませんね。
サンデー系種牡馬の中でも牝馬の活躍馬が多く、さらにダート適性の高いフジキセキとの配合は、夢が広がります。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン 系× エルバジェ 系
【同系の主な活躍馬】 オースミコスモ
【本馬の5代クロス】 5代アウトブリード
【牝系の特徴】 母ファストフレンドは、帝王賞−GIなど重賞9勝した名牝。
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【父フジキセキ】
【競走成績】 日で2〜3歳時に4戦4勝。94年最優秀3歳牡馬。朝日杯3歳S-GT(芝1600m)、弥生賞-GU(芝2000m)、もみじS(芝1600m)。
【種牡馬実績】 95年より供用。98〜02年はシャトル種牡馬(豪州)として供用。サンクラシーク(ケープフィリーズギニー-GT)、カネヒキリ(ジャパンCダート-GT、フェブラリーS-GT、ジャパンDD-GT、ダービーグランプリ-GT、ユニコーンS-GV) 、コイウタ(ヴィクトリアM-GT、クイーンC-GV)、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル-GI、阪神牝馬S-GIII)、グレイスティアラ(全日本2歳優駿-GT、兵庫CS-GU、エーデルワイス賞-GV)、ドリームパスポート(神戸新聞杯-GU、きさらぎ賞-GV)、ダイタクリーヴァ(スプリングS-GU、鳴尾記念-GV、シンザン記念-GV、京都金杯-GV2回)、タマモホットプレイ(スワンS-GU、シルクロードS-GV)、メイショウオスカル(フローラS-GU、福島牝馬S-GV)、エフティマイア(新潟2歳S−GIII)、サブジェクト(ラジオNIKKEI杯2歳S−GIII)、デグラーティア(小倉2歳S−GIII)、ロックオブキャシェル、マーティンフォーラス、アワフジ、オースミコスモ、ビーナスライン、フジサイレンス、ミツワトップレディ、キタサンヒボタン、テンシノキセキ、トウショウアンドレ、グランパドドゥ、ワナ、エアピエール
【2008年種牡馬リーディング】 2 位
(勝馬率 26.8 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 6.8 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 694
(ダート勝率 8.9 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 530
【2007年種牡馬リーディング】 5 位
(勝馬率 32.9 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 9.7 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%) 599
(ダート勝率 9.3 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%) 567
【ワンポイントウィキペディア1】 "サンデーサイレンス産駒初の種牡馬という事もあり注目を集めたが、繁殖シーズン中の急な種牡馬入りであったためか、初年度産駒は期待されたほどの結果を残せなかった。しかし、環境が整えられた2年目以降は安定した成績を収めており、現在はリーディングサイアーランキングで上位の常連となっている。父同様にノーザンダンサーやミスタープロスペクターなど現在の主流血統を持たず5代前にボールドルーラー(あるいは6代前にナスルーラ)がいる程度で、牝馬と配合がしやすいため馬産地でも人気が高い。

2005年にカネヒキリがジャパンダートダービーを制し、産駒が初めてGIを勝利した。同年12月にはグレイスティアラが全日本2歳優駿を牝馬ながら4番人気で優勝、2007年にはコイウタがヴィクトリアマイルを制覇。2008年になると豪州産のサンクラシーク(南アフリカのG1を3勝して南アフリカの最優秀3歳中長距離牝馬に選出されている)がドバイシーマクラシックを制し、国内でも翌週高松宮記念でファイングレインとキンシャサノキセキがワンツーフィニッシュ、桜花賞でもエフティマイアが2着に食い込むと、ヴィクトリアマイルでエイジアンウインズが優勝。これまでにはない好調さを示しており種牡馬としての評価を高めつつある。"
【ワンポイントウィキペディア2】 "産駒の傾向としては、牝馬に活躍馬が多い。
短距離〜中距離のレースを得意とする反面、長距離適性を持つ産駒は少ない。
体質は強い方ではなく、故障や脚部不安に悩まされる産駒も少なくない。
比較的仕上がりは早いが、GI級産駒に必要不可欠である成長力に乏しい。
特に最後の意見は多方面で囁かれ、同じサンデーサイレンスを父に持つダンスインザダークが早々にGI優勝馬を輩出したこともあり「サンデーの代用種牡馬」と不名誉な評価をされていた時期があった。
しかし外国産馬や、圧倒的な種牡馬成績を残していた自身の父サンデーサイレンスやトニービンなどの輸入種牡馬が健在だった時代に、内国産種牡馬として健闘したのは評価に値するものであった。
現時点で種牡馬入り後からすべての世代で重賞勝ち馬を出しており、ともすれば地味に見られがちであるが優れた成績を残している。 また、当馬の産駒の多くは福島競馬場や函館競馬場、その他公営の地方競馬場などの小回りなコースに強い。"
【ワンポイントウィキペディア3】 2005年にカネヒキリがジャパンダートダービーを制し、産駒が初めてGIを勝利した。同年12月にはグレイスティアラが全日本2歳優駿を牝馬ながら4番人気で優勝、2007年にはコイウタがヴィクトリアマイルを制覇。2008年になると豪州産のサンクラシーク(南アフリカのG1を3勝して南アフリカの最優秀3歳中長距離牝馬に選出されている)がドバイシーマクラシックを制し、国内でも翌週高松宮記念でファイングレインとキンシャサノキセキがワンツーフィニッシュ、桜花賞でもエフティマイアが2着に食い込むと、ヴィクトリアマイルでエイジアンウインズが優勝。これまでにはない好調さを示しており種牡馬としての評価を高めつつある。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "最近のフジキセキ産駒の活躍、確実性には目を見張るものがあります。
昨年は、アグネスタキオンに次いで2年ぶりのリーディング2位になりました。
9年連続ベスト10入りで、かつ5年連続ベスト5入りですね。
大半の良い繁殖を人気の新種牡馬達に持って行かれている中で、この成績は特筆すべきでしょう。
一方で、好成績の背景には、牧場がフジキセキに合う繁殖がようやくわかってきたというのもあるようです。
その辺は、後述します。

産駒の成績としては、昨年もエイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル)、カネヒキリ(ジャパンカップダート)、ファイングレイン(高松宮記念)など、重賞勝ち馬が誕生していますが、どちらかと言えばこれまで牝馬の活躍の方が有名で、牡馬はダートで活躍するケースが目立っていました。
最近になって、やっとドリームパスポート、キンシャサノキセキ、サブジェクトなどが出て、牡馬でも芝の重賞で活躍しています。

産駒は馬体が筋肉ムキムキだったり、繋ぎが立ち気味だったりすると大半がダートに向かう傾向がありますが、近年は薄手で無駄肉が少なく伸びのある馬体の産駒は芝向きに出ることも割合多くなっています。

血統は、父がサンデーサイレンスで、ヘイルトゥリーズン系の中でも”スピード”、”闘争心”にあふれ”決め手”鋭い種牡馬ですが、一方、母系を見ると、フジキセキの母父Le Fabuleuxは、セントサイモン系で、その母がブランドフォード系と典型的なスタミナ血統ですね。
祖母Marston's Millは、その父(フジキセキの母母父)がマンノウォー系のインリアリティで、3大始祖ゴドルフィン・アラビアンの数少ない末裔で、零細血統による血の活性化が期待できます。

いずれにしても、母系はタフな”スピード持続型”と”底力”のある血がたくさん入った血統構成になっていて、総じて、母系は”スピード”と”決め手”が不足していたところに父サンデーサイレンスから足りないものが補強され、フジキセキは種牡馬としてバランス良い血統構成になっています。

産駒は、当初は収縮がきつくストライドが伸びないタイプが多く、回転で走るため、ダートや短い距離に出ることが多かったのですが、最近は、牧場でもその傾向がわかってきたのか、胴が少しゆるめで、詰まっていないタイプの産駒の中から、芝−中距離での活躍馬が出てくるようになりました。
リーディングもここ3年は2位、5位、2位と上位で安定しており、改めて見直さなければならない種牡馬の1頭と言えます。"
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【母父アイネスフウジン】
【競走成績】 4勝、東京優駿-Jpn1、朝日杯3歳S-Jpn1、共同通信杯4歳S-G3、皐月賞-Jpn12着。
【種牡馬成績】 ファストフレンド(帝王賞-Jpn1、東京大賞典-Jpn1)。
【母父成績】 フォーティファイド(甲南S)、イサミペガサス(フェニックス賞-OP)、スギノタイヨウ(あすなろ賞)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父アイネスフウジンは、スタミナ豊富なエルバジェ系のダービー馬です。

母母父ノーザンテーストは、スピード、スタミナ、底力と非常にバランスの良い種牡馬で、BMSとしても優秀な種牡馬です。

母系の累代はバランスが良いと思いますが、やはり遺伝力という点では、父フジキセキ、母母父ノーザンテーストに依存する感じです。サンデー系とノーザンテーストとは相性が良いので、ここは期待したいですね。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 久保田貴士
【所属名】 美浦
【2006成績】 リーディング 31 位
勝ち数 27 勝、勝率 12.7% 、連対率 18.8%
【2007成績】 リーディング 25 位
勝ち数 29 勝、勝率 12.0% 、連対率 22.0%
【2008成績】 リーディング 26 位
勝ち数 27 勝、勝率 10.5% 、連対率 24.0%
これまでの主な管理馬 シンボリエスケープ、ワイルドワンダー、ドラゴンファイヤー
【よく使う騎手】 蛯名騎手、田辺騎手、吉田隼騎手、田中博騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 開業3年目の2005年で26勝、そして27勝、29勝、27勝と確実に勝ち星を積んできており、今では非常に高い評価を受けている若手調教師です。そろそろ超大物が出ても良いころですね。
◆ワンポイントウィキペディア◆ 2002年、2月に調教師免許を取得する。2007年、アンタレスステークスをワイルドワンダーが制し、JRA重賞初勝利を挙げる。11月17日にJRA通算100勝を達成する。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:450kg
体高:155.5cm
胸囲:176.5cm
管囲:19.5cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【歩くリズム】 −
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "賢そうで、芯が強そうな馬です。
頭が高いですね。
首はしっかりして強そうです。
肩はまだまだ良いところにたくさん筋肉が付いてきそうです。
脚もとは、繋ぎ短め、角度良く、故障は少なそうです。
胸が厚く、心肺能力が高そうです。
胴まわりはまだ若干ゆるそうですが、腰はしっかりした感じです。
トモは、少し角度がきついですが、腰高ですので、これから寛骨の角度が寝てくれば、もう少し大きく見せるようになると思います。
脛から飛節がちょっと弱々しいですね。
歩様は欠点が少なく良い感じですね。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "名牝ファストフレンドで、どの項目もバランスが良いと思います。
トレーナーもまず良くて、欠点を探すのが難しいですね。
後は、父と母の相性次第という感じですね。
価格は、牝馬にしては高いですが、活躍馬が多いフジキセキの牝馬であることや、母の成績などからこのくらいはしょうがないでしょう。
ダートに出る可能性は高いですが、この血統ならそれでも相当おもしろい感じですね。"
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posted by 楽天馬 at 10:29 | Comment(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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