23.トルバドゥール(サワズソングの08)

【馬名】 トルバドゥール
【馬名の由来】 中世ヨーロッパで活躍したオック語抒情詩の詩人、作曲家、歌手のこと。吟遊詩人たちの詩歌のように、広く語り継がれるような走りを見せてほしいとの期待を込めて。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 栃栗毛
【父】 フジキセキ
【母】 サワズソング (母父 コックスリッジ )
【生年月日】 2008年5月22日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 2,600 万円(一口価格 6.5 万円)
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【カタログのコメント】 母の国内産駒7頭目にして初のサンデー系種牡馬フジキセキとの配合により、発達した胸前、どっしりした腹袋、迫力ある後肢のつくりなど、父の産駒らしい重厚感ある馬体を誇っています。重心の低い馬体は、太い骨格に、四肢の各関節パーツが丈夫で疲れ知らず、まっすぐな肢勢、短めの繋に蹄の角度も申し分なく、いかにも頑健といった感じです。放牧地での走りは、首をうまく使った回転の速いフットワークで小気味よい動きを披露しています。短距離それも力のいるダート競馬が活躍の場となることでしょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1994 生まれ、本馬は 14 歳の時の産駒
【母の戦歴】 米1勝
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【2006年産までの産駒数】 7 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 4 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔オーヤギー(父メドウレイク、せん)は、米4勝、
二番仔ゼトトゥシクスティ(父グランドスラム、牡)は、米4勝、
三番仔ウインジェネシス(父クラフティプロスペクター、牡)は、2歳7月デビュー、ダート短−中距離、21戦5勝(引退)、
02年不受胎、
四番仔ウインブラッド(父クロフネ、牡)は、3歳5月デビュー、ダート短、7戦1勝(引退)、
五番仔フェアリーキャロル(父フレンチデピュティ、牝)は、2歳10月、ダート短−中距離、3戦0勝、10戦2勝(引退)、
六番仔サワズソングの05(父シンボリクリスエス、牡)は不明、
七番仔レッドファング(父タニノギムレット、牡)は、3歳3月デビュー、ダート中距離、6戦0勝(現役)。"

◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "この繁殖の成績を見ると、活躍馬を出した時期、繁殖適期を過ぎて極端に産駒成績が落ちているなど、平均的な繁殖の産駒傾向に非常に酷似していますので、ここから活躍馬を出す確率は低くなってきます。
ただし、このように繁殖適期を過ぎて産駒成績が落ちている場合でも、稀に相性の合う種牡馬と出会った場合に活躍馬を出す例があります。特にこの母の場合は、これまでサンデー系の種牡馬と配合されたことがないので、本馬の場合もフジキセキとの相性に大いに期待したいところです。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン 系× ターントゥ 系
【本馬の5代クロス】 ターントゥの5×4
【牝系の特徴】 祖母イエストデイズキシーズは、米6勝で、重賞2勝馬。
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【父フジキセキ】
【競走成績】 日で2〜3歳時に4戦4勝。94年最優秀3歳牡馬。朝日杯3歳S-GT(芝1600m)、弥生賞-GU(芝2000m)、もみじS(芝1600m)。
【種牡馬実績】 95年より供用。98〜02年はシャトル種牡馬(豪州)として供用。サンクラシーク(ケープフィリーズギニー-GT)、カネヒキリ(ジャパンCダート-GT、フェブラリーS-GT、ジャパンDD-GT、ダービーグランプリ-GT、ユニコーンS-GV) 、コイウタ(ヴィクトリアM-GT、クイーンC-GV)、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル-GI、阪神牝馬S-GIII)、グレイスティアラ(全日本2歳優駿-GT、兵庫CS-GU、エーデルワイス賞-GV)、ドリームパスポート(神戸新聞杯-GU、きさらぎ賞-GV)、ダイタクリーヴァ(スプリングS-GU、鳴尾記念-GV、シンザン記念-GV、京都金杯-GV2回)、タマモホットプレイ(スワンS-GU、シルクロードS-GV)、メイショウオスカル(フローラS-GU、福島牝馬S-GV)、エフティマイア(新潟2歳S−GIII)、サブジェクト(ラジオNIKKEI杯2歳S−GIII)、デグラーティア(小倉2歳S−GIII)、ロックオブキャシェル、マーティンフォーラス、アワフジ、オースミコスモ、ビーナスライン、フジサイレンス、ミツワトップレディ、キタサンヒボタン、テンシノキセキ、トウショウアンドレ、グランパドドゥ、ワナ、エアピエール
【2008年種牡馬リーディング】 2 位
(勝馬率 26.8 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 6.8 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 694
(ダート勝率 8.9 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 530
【2007年種牡馬リーディング】 5 位
(勝馬率 32.9 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 9.7 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%) 599
(ダート勝率 9.3 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%) 567
【ワンポイントウィキペディア1】 "サンデーサイレンス産駒初の種牡馬という事もあり注目を集めたが、繁殖シーズン中の急な種牡馬入りであったためか、初年度産駒は期待されたほどの結果を残せなかった。しかし、環境が整えられた2年目以降は安定した成績を収めており、現在はリーディングサイアーランキングで上位の常連となっている。父同様にノーザンダンサーやミスタープロスペクターなど現在の主流血統を持たず5代前にボールドルーラー(あるいは6代前にナスルーラ)がいる程度で、牝馬と配合がしやすいため馬産地でも人気が高い。

2005年にカネヒキリがジャパンダートダービーを制し、産駒が初めてGIを勝利した。同年12月にはグレイスティアラが全日本2歳優駿を牝馬ながら4番人気で優勝、2007年にはコイウタがヴィクトリアマイルを制覇。2008年になると豪州産のサンクラシーク(南アフリカのG1を3勝して南アフリカの最優秀3歳中長距離牝馬に選出されている)がドバイシーマクラシックを制し、国内でも翌週高松宮記念でファイングレインとキンシャサノキセキがワンツーフィニッシュ、桜花賞でもエフティマイアが2着に食い込むと、ヴィクトリアマイルでエイジアンウインズが優勝。これまでにはない好調さを示しており種牡馬としての評価を高めつつある。"
【ワンポイントウィキペディア2】 "産駒の傾向としては、牝馬に活躍馬が多い。
短距離〜中距離のレースを得意とする反面、長距離適性を持つ産駒は少ない。
体質は強い方ではなく、故障や脚部不安に悩まされる産駒も少なくない。
比較的仕上がりは早いが、GI級産駒に必要不可欠である成長力に乏しい。
特に最後の意見は多方面で囁かれ、同じサンデーサイレンスを父に持つダンスインザダークが早々にGI優勝馬を輩出したこともあり「サンデーの代用種牡馬」と不名誉な評価をされていた時期があった。
しかし外国産馬や、圧倒的な種牡馬成績を残していた自身の父サンデーサイレンスやトニービンなどの輸入種牡馬が健在だった時代に、内国産種牡馬として健闘したのは評価に値するものであった。
現時点で種牡馬入り後からすべての世代で重賞勝ち馬を出しており、ともすれば地味に見られがちであるが優れた成績を残している。 また、当馬の産駒の多くは福島競馬場や函館競馬場、その他公営の地方競馬場などの小回りなコースに強い。"
【ワンポイントウィキペディア3】 2005年にカネヒキリがジャパンダートダービーを制し、産駒が初めてGIを勝利した。同年12月にはグレイスティアラが全日本2歳優駿を牝馬ながら4番人気で優勝、2007年にはコイウタがヴィクトリアマイルを制覇。2008年になると豪州産のサンクラシーク(南アフリカのG1を3勝して南アフリカの最優秀3歳中長距離牝馬に選出されている)がドバイシーマクラシックを制し、国内でも翌週高松宮記念でファイングレインとキンシャサノキセキがワンツーフィニッシュ、桜花賞でもエフティマイアが2着に食い込むと、ヴィクトリアマイルでエイジアンウインズが優勝。これまでにはない好調さを示しており種牡馬としての評価を高めつつある。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "最近のフジキセキ産駒の活躍、確実性には目を見張るものがあります。
昨年は、アグネスタキオンに次いで2年ぶりのリーディング2位になりました。
9年連続ベスト10入りで、かつ5年連続ベスト5入りですね。
大半の良い繁殖を人気の新種牡馬達に持って行かれている中で、この成績は特筆すべきでしょう。
一方で、好成績の背景には、牧場がフジキセキに合う繁殖がようやくわかってきたというのもあるようです。
その辺は、後述します。

産駒の成績としては、昨年もエイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル)、カネヒキリ(ジャパンカップダート)、ファイングレイン(高松宮記念)など、重賞勝ち馬が誕生していますが、どちらかと言えばこれまで牝馬の活躍の方が有名で、牡馬はダートで活躍するケースが目立っていました。
最近になって、やっとドリームパスポート、キンシャサノキセキ、サブジェクトなどが出て、牡馬でも芝の重賞で活躍しています。

産駒は馬体が筋肉ムキムキだったり、繋ぎが立ち気味だったりすると大半がダートに向かう傾向がありますが、近年は薄手で無駄肉が少なく伸びのある馬体の産駒は芝向きに出ることも割合多くなっています。

血統は、父がサンデーサイレンスで、ヘイルトゥリーズン系の中でも”スピード”、”闘争心”にあふれ”決め手”鋭い種牡馬ですが、一方、母系を見ると、フジキセキの母父Le Fabuleuxは、セントサイモン系で、その母がブランドフォード系と典型的なスタミナ血統ですね。
祖母Marston's Millは、その父(フジキセキの母母父)がマンノウォー系のインリアリティで、3大始祖ゴドルフィン・アラビアンの数少ない末裔で、零細血統による血の活性化が期待できます。

いずれにしても、母系はタフな”スピード持続型”と”底力”のある血がたくさん入った血統構成になっていて、総じて、母系は”スピード”と”決め手”が不足していたところに父サンデーサイレンスから足りないものが補強され、フジキセキは種牡馬としてバランス良い血統構成になっています。

産駒は、当初は収縮がきつくストライドが伸びないタイプが多く、回転で走るため、ダートや短い距離に出ることが多かったのですが、最近は、牧場でもその傾向がわかってきたのか、胴が少しゆるめで、詰まっていないタイプの産駒の中から、芝−中距離での活躍馬が出てくるようになりました。
リーディングもここ3年は2位、5位、2位と上位で安定しており、改めて見直さなければならない種牡馬の1頭と言えます。"
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【母父コックスリッジ】
【競走成績】 メトロポリタンH-G1。
【種牡馬成績】 ライフズマジック(BCディスタフ-G1、オークリーフS-G1、ベルデームS-G1)、ヴァンランディンガム(ジョッキークラブGC-G1)。
【母父成績】 モンヴェール(関東オークス-Jpn2 2着)、タカリファビュラス(京都牝馬特別-G3)、ミスジュディ(東京プリンセス賞)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父コックスリッジは、現役時代28戦16勝とタフに走った馬で、重賞を8勝しています。
産駒は父と同じマイル−中距離を主戦場にした馬が多い感じです。

母母父D’Accordは、セクレタリアトの直仔で、スピード持続力に優れたボールドルーラー系の種牡馬です。

祖母イエストデイズキシーズの活躍を見れば、もう少し反映しても良い血統ですが、どうもスピード値が低めで、決め手がなさそうですね。

父に、豊富なスピードと決め手があるサンデー系種牡馬はもってこいです。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 小西一男
【所属名】 美浦
【2006成績】 リーディング 126 位
勝ち数 11 勝、勝率 5.0% 、連対率 8.7%
【2007成績】 リーディング 81 位
勝ち数 17 勝、勝率 7.9% 、連対率 14.0%
【2008成績】 リーディング 78 位
勝ち数 17 勝、勝率 7.0% 、連対率 13.2%
これまでの主な管理馬 ダイバーシティ、スーパーナカヤマ、ブリガドーン、スズジャパン
【よく使う騎手】 田辺騎手、後藤騎手、藤田騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ リーディング11位にきたこともありますが、成績が安定せず、最近はなかなか上位にこれなくなってきました。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:453kg
体高:151.5cm
胸囲:171.5cm
管囲:20.4cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "すごくおとなしそうな馬ですね。
首は短めで、背中や肩の角度から距離は短めでしょうか。
肩の筋肉は立派ですね。二の腕も太く、脚もとまで太くしっかりしていますので、パワーがありそうです。
繋ぎは、ちょうど良い長さと角度で、理想的です。
胴回りはパンとしていて、前後と一体感があります。
トモは、張りはもう少しですが、良いところに筋肉がついていて、形も良いですね。
脛から飛節も太くて立派です。
これはカタログのコメントのとおりダートの方が稼げそうですね。
歩様にも欠点がほとんど無く、サイズもちょうど良いですね。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルは下がり目ですが、サンデー系種牡馬とは初配合で、そこはおもしろいですね。
特にスピードと決め手の補強は、血統バランスとしても非常に良くなる感じです。
馬体サイズもちょうど良いです。
トレーナーが若干勢いが衰えていて、不安要素です。
価格は牡馬ですが、こんなものではないでしょうか。"
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posted by 楽天馬 at 10:30 | Comment(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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