20.フレアスター(トウカイステラの08)

【馬名】 フレアスター
【馬名の由来】 「閃光星」の意。母名および母が優勝した競走名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 栗毛
【父】 フジキセキ
【母】 トウカイステラ (母父 トウカイテイオー )
【生年月日】 2008年1月20日 生まれ
【生産牧場】 白老F
【募集価格】 2,800 万円(一口価格 7 万円)
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【カタログのコメント】 体高があって四肢の長い伸びやかな馬体は、同じサンデー系の父を持つ重賞勝ち馬の姉とよく似た印象です。まだトモが高く全体に緩さが残る現時点でも大物感が伝わってくるだけに、今後の鍛錬で各部のバランスが整うにつれて、さらに迫力に満ちたオーラ漂う馬体になっていくことでしょう。強い悍性を持った母は、直線競馬のスペシャリストでしたが、適度な落ち着きとタフな精神力も兼備した本馬は我慢強さもあり距離の融通は利きそうです。放牧地で見せるパワフルな走りから、力のいる芝やダート競馬で真価を発揮してくれるに違いありません。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1996 生まれ、本馬は 12 歳の時の産駒
【母の戦歴】中央 17 戦 4 勝
【母の馬場・距離適性】 芝・ダート短距離
【母のデビュー時期】 3歳7月
【母の引退時期】 2002/5/12 (引退年齢 6 歳)
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【初仔の生年月日】 2004/2/8
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 9 ヶ月
【2006年産までの産駒数】 3 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 2 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔トウカイファイン(父フレンチデピュティ、牝)は、2歳7月デビュー、芝短−中距離、18戦1勝(引退)、
二番仔ステラカデンテ(父スペシャルウィーク、牡)は、3歳7月デビュー、芝中距離、ダート短−マイル、4戦0勝、地方3戦1勝、
三番仔ヴィーヴァヴォドカ(父ダンスインザダーク、牝)は、2歳8月デビュー、芝短−中距離、6戦2勝(現役)、フラワーC−GIII。"

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母は、現役時代遅いデビューの割には、結構走りました。ただし、適度に間隔を空けて使われているのと、引退後繁殖入りまでの期間を十分にとっていることで、繁殖ポテンシャルは非常に高いと推察されます。
一方、繁殖黄金期内終盤に来て、重賞勝ち馬を輩出したことで、繁殖適期内の産駒である本馬には大いに期待がかかるところです。
また、年齢的にも活躍馬を出すタイミングとしては、ここがラストチャンスかもしれませんので、本馬は半姉ヴィーヴァヴォドカと並ぶ代表産駒と呼ばれるようになって欲しいですね。
個人的には、成功のポイントは、早いデビューだと思います。よって馬体のチェックは特に重要ですね。
故障の少なそうな馬体ならさらにおもしろくなります。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン 系× パーソロン 系
【同系の主な活躍馬】 ドリームジャーニー、ダンツキッチョウ、アズマサンダース、ヴィーヴァヴォドカ、キョウワスプレンダ、アドマイヤゲイル
【本馬の5代クロス】 Milan Millの5×5
【牝系の特徴】 姉ヴィーヴァヴォドカの活躍が強烈ですね。後は準オープンクラスは何頭かいますが、目立った活躍馬はいません。
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【父フジキセキ】
【競走成績】 日で2〜3歳時に4戦4勝。94年最優秀3歳牡馬。朝日杯3歳S-GT(芝1600m)、弥生賞-GU(芝2000m)、もみじS(芝1600m)。
【種牡馬実績】 95年より供用。98〜02年はシャトル種牡馬(豪州)として供用。サンクラシーク(ケープフィリーズギニー-GT)、カネヒキリ(ジャパンCダート-GT、フェブラリーS-GT、ジャパンDD-GT、ダービーグランプリ-GT、ユニコーンS-GV) 、コイウタ(ヴィクトリアM-GT、クイーンC-GV)、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル-GI、阪神牝馬S-GIII)、グレイスティアラ(全日本2歳優駿-GT、兵庫CS-GU、エーデルワイス賞-GV)、ドリームパスポート(神戸新聞杯-GU、きさらぎ賞-GV)、ダイタクリーヴァ(スプリングS-GU、鳴尾記念-GV、シンザン記念-GV、京都金杯-GV2回)、タマモホットプレイ(スワンS-GU、シルクロードS-GV)、メイショウオスカル(フローラS-GU、福島牝馬S-GV)、エフティマイア(新潟2歳S−GIII)、サブジェクト(ラジオNIKKEI杯2歳S−GIII)、デグラーティア(小倉2歳S−GIII)、ロックオブキャシェル、マーティンフォーラス、アワフジ、オースミコスモ、ビーナスライン、フジサイレンス、ミツワトップレディ、キタサンヒボタン、テンシノキセキ、トウショウアンドレ、グランパドドゥ、ワナ、エアピエール
【2008年種牡馬リーディング】 2 位
(勝馬率 26.8 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 6.8 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 694
(ダート勝率 8.9 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 530
【2007年種牡馬リーディング】 5 位
(勝馬率 32.9 %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 9.7 %)※参考 アグネスタキオン 12.5%) 599
(ダート勝率 9.3 %)※参考 アグネスタキオン 8.8%) 567
【ワンポイントウィキペディア1】 "サンデーサイレンス産駒初の種牡馬という事もあり注目を集めたが、繁殖シーズン中の急な種牡馬入りであったためか、初年度産駒は期待されたほどの結果を残せなかった。しかし、環境が整えられた2年目以降は安定した成績を収めており、現在はリーディングサイアーランキングで上位の常連となっている。父同様にノーザンダンサーやミスタープロスペクターなど現在の主流血統を持たず5代前にボールドルーラー(あるいは6代前にナスルーラ)がいる程度で、牝馬と配合がしやすいため馬産地でも人気が高い。

2005年にカネヒキリがジャパンダートダービーを制し、産駒が初めてGIを勝利した。同年12月にはグレイスティアラが全日本2歳優駿を牝馬ながら4番人気で優勝、2007年にはコイウタがヴィクトリアマイルを制覇。2008年になると豪州産のサンクラシーク(南アフリカのG1を3勝して南アフリカの最優秀3歳中長距離牝馬に選出されている)がドバイシーマクラシックを制し、国内でも翌週高松宮記念でファイングレインとキンシャサノキセキがワンツーフィニッシュ、桜花賞でもエフティマイアが2着に食い込むと、ヴィクトリアマイルでエイジアンウインズが優勝。これまでにはない好調さを示しており種牡馬としての評価を高めつつある。"
【ワンポイントウィキペディア2】 "産駒の傾向としては、牝馬に活躍馬が多い。
短距離〜中距離のレースを得意とする反面、長距離適性を持つ産駒は少ない。
体質は強い方ではなく、故障や脚部不安に悩まされる産駒も少なくない。
比較的仕上がりは早いが、GI級産駒に必要不可欠である成長力に乏しい。
特に最後の意見は多方面で囁かれ、同じサンデーサイレンスを父に持つダンスインザダークが早々にGI優勝馬を輩出したこともあり「サンデーの代用種牡馬」と不名誉な評価をされていた時期があった。
しかし外国産馬や、圧倒的な種牡馬成績を残していた自身の父サンデーサイレンスやトニービンなどの輸入種牡馬が健在だった時代に、内国産種牡馬として健闘したのは評価に値するものであった。
現時点で種牡馬入り後からすべての世代で重賞勝ち馬を出しており、ともすれば地味に見られがちであるが優れた成績を残している。 また、当馬の産駒の多くは福島競馬場や函館競馬場、その他公営の地方競馬場などの小回りなコースに強い。"
【ワンポイントウィキペディア3】 2005年にカネヒキリがジャパンダートダービーを制し、産駒が初めてGIを勝利した。同年12月にはグレイスティアラが全日本2歳優駿を牝馬ながら4番人気で優勝、2007年にはコイウタがヴィクトリアマイルを制覇。2008年になると豪州産のサンクラシーク(南アフリカのG1を3勝して南アフリカの最優秀3歳中長距離牝馬に選出されている)がドバイシーマクラシックを制し、国内でも翌週高松宮記念でファイングレインとキンシャサノキセキがワンツーフィニッシュ、桜花賞でもエフティマイアが2着に食い込むと、ヴィクトリアマイルでエイジアンウインズが優勝。これまでにはない好調さを示しており種牡馬としての評価を高めつつある。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "最近のフジキセキ産駒の活躍、確実性には目を見張るものがあります。
昨年は、アグネスタキオンに次いで2年ぶりのリーディング2位になりました。
9年連続ベスト10入りで、かつ5年連続ベスト5入りですね。
大半の良い繁殖を人気の新種牡馬達に持って行かれている中で、この成績は特筆すべきでしょう。
一方で、好成績の背景には、牧場がフジキセキに合う繁殖がようやくわかってきたというのもあるようです。
その辺は、後述します。

産駒の成績としては、昨年もエイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル)、カネヒキリ(ジャパンカップダート)、ファイングレイン(高松宮記念)など、重賞勝ち馬が誕生していますが、どちらかと言えばこれまで牝馬の活躍の方が有名で、牡馬はダートで活躍するケースが目立っていました。
最近になって、やっとドリームパスポート、キンシャサノキセキ、サブジェクトなどが出て、牡馬でも芝の重賞で活躍しています。

産駒は馬体が筋肉ムキムキだったり、繋ぎが立ち気味だったりすると大半がダートに向かう傾向がありますが、近年は薄手で無駄肉が少なく伸びのある馬体の産駒は芝向きに出ることも割合多くなっています。

血統は、父がサンデーサイレンスで、ヘイルトゥリーズン系の中でも”スピード”、”闘争心”にあふれ”決め手”鋭い種牡馬ですが、一方、母系を見ると、フジキセキの母父Le Fabuleuxは、セントサイモン系で、その母がブランドフォード系と典型的なスタミナ血統ですね。
祖母Marston's Millは、その父(フジキセキの母母父)がマンノウォー系のインリアリティで、3大始祖ゴドルフィン・アラビアンの数少ない末裔で、零細血統による血の活性化が期待できます。

いずれにしても、母系はタフな”スピード持続型”と”底力”のある血がたくさん入った血統構成になっていて、総じて、母系は”スピード”と”決め手”が不足していたところに父サンデーサイレンスから足りないものが補強され、フジキセキは種牡馬としてバランス良い血統構成になっています。

産駒は、当初は収縮がきつくストライドが伸びないタイプが多く、回転で走るため、ダートや短い距離に出ることが多かったのですが、最近は、牧場でもその傾向がわかってきたのか、胴が少しゆるめで、詰まっていないタイプの産駒の中から、芝−中距離での活躍馬が出てくるようになりました。
リーディングもここ3年は2位、5位、2位と上位で安定しており、改めて見直さなければならない種牡馬の1頭と言えます。"
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【母父トウカイテイオー】
【競走成績】 日で2〜5歳時に12戦9勝。91年年度代表馬、最優秀3歳牡馬。ジャパンC-GT(芝2400m)、東京優駿-GT(芝2400m)、有馬記念-GT(芝2500m)、皐月賞-GT(芝2000m)、産経大阪杯-GU(芝2000m)。
【種牡馬成績】 トウカイポイント(マイルCS-GT)、ストロングブラッド(かしわ記念-GT)、ヤマニンシュクル(阪神JF-GT)、トウカイパルサー(愛知杯-GV)、タイキポーラ(マーメイドS-GV)
【母父成績】 ヴィーヴァヴォドカ(フラワーC-G3)、ブルーマーテル(昇仙峡特別)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父トウカイテイオーは、トウルビオン系パーソロンからシンボリルドルフ、トウカイテイオーとつながって、日本で一時代を築いた血統ですが、既に相当な零細血統となっています。
日本には是非とも残って欲しい血脈のひとつです。
基本的にはスタミナ豊富な血統です。

母母父マグニチュードは、ネヴァーベンド系のスピード持続系種牡馬で、ミホノブルボンやマサラッキなど活躍馬を出しました。

母系は、比較的スタミナ系で、そこのスピードと決め手のあるサンデー系種牡馬はぴったりですね。
牝系の活力がちょっと足りない分だけちょっとマイナスします。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 古賀史生
【所属名】 美浦
【2006成績】 リーディング 76 位
勝ち数 17 勝、勝率 10.6% 、連対率 14.3%
【2007成績】 リーディング 89 位
勝ち数 16 勝、勝率 9.8% 、連対率 19.6%
【2008成績】 リーディング 149 位
勝ち数 10 勝、勝率 6.7% 、連対率 10.7%
これまでの主な管理馬 トキオパーフェクト、シンコウスプレンダ、サーガノヴェル、デモリションマン
【よく使う騎手】 伊藤騎手、横山騎手、小野騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ かつては30勝したり、20勝以上を4年続けたりと、良いときもありましたが、最近は成績が低迷しています。勝率、連対率ともあまり良くないです。
◆ワンポイントウィキペディア◆ 古賀 史生(こが ふみお、1951年10月4日-)は日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンター南に所属する調教師である。広島県出身。旧姓は望月。古賀末喜調教師の娘と結婚し古賀姓を名乗る。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:475kg
体高:159cm
胸囲:179cm
管囲:20.1cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "顔は一見するとボーッとしてそうですが、賢くしっかりした馬だと思いますよ。
シーザリオもこういう風に見えたんですよね。
首差しはすっきりとして、かつ力強く、肩にも良い筋肉がついています。
脚もとも繋ぎは角度良く、短めで故障は少なそうです。
胴回りもしっかりしていて伸びやかです。
まだ調教前ですので、背中は薄いですが、これから良くなってくると思います。
トモは立派でボリューム感があります。大腿二頭筋が発達し、寛骨に沿ってすごく良い筋肉がついています。
脛から飛節もしっかりしています。
サイズもちょうど良くて、歩様はちょっと後肢がまだぎこちないですが、これだけ腰高の割には良く動いていると思います。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "血統的に私は好きな組み合わせですね。
あくまでイメージですが、柔らかく、スタミナのある牝系に、サンデー系でもちょっときつめのフジキセキとの配合は、ちょうど良い感じがします。
母の産駒傾向から早いデビューが良いと思いましたが、早生まれなのもプラスですし、意外と仕上げに時間がかからなそうなスリムな馬体なのも良いと思います。
トレーナーには、騎手などでちょっと不安があります。そこはマイナスします。
馬体は非常に立派で、おそらく500キロ前後になるかと思いますが、ジョイントが大きめですし、馬体全体のバランスも良いので大丈夫だと思います。
価格は、この血統ならちょっと高めですが、姉ヴィーヴァヴォドカの活躍や、馬体の出来などからこのくらいはしょうがないでしょうね。"
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posted by 楽天馬 at 10:56 | Comment(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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