17.ロシュローブ(ビワプランサーの08)

【馬名】 ロシュローブ
【馬名の由来】 軌道上の物質が重力によって結びつけられる恒星の回りの宇宙の領域。父名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 黒鹿毛
【父】 ネオユニヴァース
【母】 ビワプランサー (母父 ブライアンズタイム )
【生年月日】 2008年3月30日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 2,000 万円(一口価格 5 万円)
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【カタログのコメント】 小柄ながらもバランスよくまとまった馬体の本馬は、しっかりとした首差しと深い胸前、そして、張りのある後躯のつくりがひと際目をひきます。安定した四肢が放牧地で繰り出す回転の速いフットワークは、小回りにも対応でき、全天候型をイメージさせます。父の産駒としては仕上がりも早く、2歳の夏より始動も可能ながら、母系のスタミナも魅力たっぷりで、距離への高い融通性を感じるタイプと言えます。マイルから中距離を守備範囲にコース形態に左右されない味のあるレース運びを得意とした個性派の姿が目に浮かびます。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1997 生まれ、本馬は 11 歳の時の産駒
【母の戦歴】中央 6 戦 0 勝
【母の馬場・距離適性】 ダート中距離
【母のデビュー時期】 3歳6月
【母の引退時期】 2000/12/2 (引退年齢 3 歳)
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【初仔の生年月日】 2002/3/15
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間】 5 ヶ月
【2006年産までの産駒数】 4 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 2 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔ダンディズム(父フジキセキ、牡)は、2歳7月デビュー、芝・ダート短−マイルで19戦5勝(現役)、
二番仔ベツレヘムスター(父フジキセキ、牝)は、3歳7月デビュー、芝短距離で4戦0勝(引退)、
三番仔スズノネイビー(父クロフネ、牡)は、2歳10月デビュー、ダート短−中距離で11戦3勝(現役)、
四番仔スズノヒロイン(父スペシャルウィーク、牝)は、2歳12月ビュー、芝短−マイルで3戦0勝(引退)、
五番仔スパラート(父サクラバクシンオー、牡)は、2歳9月デビュー、芝短−マイル、10戦2勝(現役)。"

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖としてのポテンシャルは十分にありますし、、まだ繁殖適期内ですので、本馬も活躍する可能性は十分にあります。
これまでの産駒の成績などから活躍するか否かのポイントは早いデビューだと言えそうですね。
丈夫に順調に調教が進めば進むほど、可能性は大いに広がると思います。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン(ヘイロー) 系× ヘイルトゥリーズン(ロベルト) 系
【同系の主な活躍馬】 スティルインラヴ、サンライズペガサス、ペインテドブラック、フサイチランハート、フューチャーサンデー、フィーユドゥレーヴ
【本馬の5代クロス】 ヘイルトゥリーズンの4×4、アルマームードの5×5
【牝系の特徴】 曾祖母セックスアピールは世界的な名牝で、エルグランセニョール、トライマイベストなどの有名種牡馬の母。近親にも重賞馬多数。
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【父ネオユニヴァース】
【競走成績】 日で2〜4歳時に13戦7勝。03年最優秀3歳牡馬。東京優駿-GT(芝2400m)、皐月賞-GT(芝2000m)、産経大阪杯-GU(芝2000m)、スプリングS-GU(芝1800m)、きさらぎ賞-GV(芝1800m)、菊花賞-GT3着、神戸新聞杯-GU3着、ジャパンC-GT4着、宝塚記念-GT4着。
【種牡馬実績】 05年より供用。07年が初年度産駒。ロジユニヴァース(東京優駿−GI、弥生賞-GII、札幌2歳S−GIII、ラジオNIKKEI杯2歳S−GIII)、アンライバルド(皐月賞−GI、スプリングS−GII)
【2008年種牡馬リーディング】 54 位
(勝馬率 22.6 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 9.8 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 174
(ダート勝率 13.5 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 37
【2007年種牡馬リーディング】 − 位
(勝馬率 − %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 − %)※参考 アグネスタキオン 12.5%)
(ダート勝率 − %)※参考 アグネスタキオン 8.8%)
【ワンポイントウィキペディア1】 1999年京成杯2着のチョウカイリョウガのほかに、1998年青葉賞1番人気(10着)のスターパス、アグネスプラネットを兄にもつ。最後の弟となるワールドプレミア(2006年産、父アグネスタキオン)が早ければ2008年中のデビューを予定している。
【ワンポイントウィキペディア2】 "2005年から、北海道・勇払郡・早来町(現・安平町)にある、社台スタリオンステーションで、種牡馬となり、現在も繋養中。

2007年には251頭の繁殖牝馬に種付けを行い、当年の最多種付け頭数を記録した。産駒の出来や種付け希望の増加もあり12月13日に2008年の種付け料が100万円アップの400万円に設定されたことが発表された。現在のところ、サンデーサイレンスの有力後継馬の一頭と目されている。"
【ワンポイントウィキペディア3】 初年度産駒から、アンライバルドが皐月賞で産駒初のGI競走勝利をあげるとともに皐月賞父子制覇を達成、産駒初勝利を挙げたロジユニヴァースが東京優駿の父子制覇を達成するなど、好調な出足を見せた。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "既にたった1世代で、牡馬の2冠を制して、名種牡馬への道を歩み始めました。そのインパクトたるや、しばらくは忘れられることがないでしょうし、これからサンデー系をリードする存在になっていくのではないでしょうか。

自身に似た産駒が少なかったサンデーサイレンスですが、このネオユニヴァースは、牧場でも父に良く似ていると言われていました。実際に、産駒もサンデーサイレンスの直仔に見られたような薄手の無駄な筋肉が少ない産駒が多く見られます。
同じようにサンデーサイレンスと雰囲気が似ていると言われるマンハッタンカフェの産駒が父サンデーサイレンスに近いことを考えると、どちらが果たして種牡馬として大成するのか非常に興味があるところです。

ネオユニヴァースは、現役生活を見ると早熟っぽい感じですが、実際には3歳春に5戦は多かったとも思われ、3歳時の宝塚記念挑戦も余計だった感じが個人的にはしています。さらに、この時の疲労が後の秋以降の競馬に大きく影響したと私は考えていて、確かに早熟っぽくはありますが、そんなに底の浅い馬ではなかったと思っています。

ネオユニヴァースの血統は、ニックスであるヘイルトゥリーズン系とエタン系の組み合わせです。
母ポインテッドパスは、その父(本馬の母父)がエタン系Kris(特徴としてはネイティヴダンサー系そのままで”闘争心”、”スタミナ”、”パワー”という感じ)、そしてボトムラインは”スタミナ”、”底力”の配合が多く、結構”スピード持続力”、そして”粘り”がありそうです。
血統構成自体としては、ネアルコなどの主流に、異系、零細血統がこれでもかという感じで重ね合わされており、重厚で丈夫な遺伝子を形成している感じがしますね。
そこにサンデーサイレンスが配合されて、”スピード”と”決め手”を得、ネオユニヴァースの活躍が生まれたのですから、ネオが産駒にそれを余すところ無く遺伝できれば、あっというまに名種牡馬の仲間入りも可能だと思います。

相手繁殖には、粘りのあるスピード持続型に、スピード値が高い血が多少入っていた方が良さそうで、今の日本ではむしろそういう系統の繁殖が非常に多くて、ほとんど相手には困らない気がします。
ニジンスキー系、ボールドルーラー系、レッドゴッド系、ダンジグ系、リファール系、ネヴァーベント系、フォルティノ系など、相性の良さそうな系統は実に多いと思われますし、もちろん万能血統のノーザンテーストや、トニービンのように持続力+瞬発力を兼ね備えた血統の繁殖も配合相手として良いと思われます。

6月14日現在で、たった1世代のみでリーディング7位は、父サンデーサイレンスを彷彿とさせる種牡馬成績ですが、産駒は比較的馬体が中型より小さめで薄く、いかにも軽めの芝向きの馬体の産駒が走っているようです。
父サンデーサイレンスの直仔の特徴に良く似ている感じですね。
仕上がりは早い方で、馬場適性、距離適性を含めて、まさに春のクラシック仕様の種牡馬と言えるのではないでしょうか。"
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【母父ブライアンズタイム】
【競走成績】 米で2〜4歳時に25戦9勝。フロリダダービー-GT、ペガサスH-GT、ジムダンディS-GU、プリークネスS-GT2着、ベルモントS-GT3着。
【種牡馬成績】 主な産駒:ナリタブライアン(牡馬クラシック3冠)、サニーブライアン(東京優駿-GT)、マヤノトップガン(菊花賞-GT)、ファレノプシス(桜花賞-GT)、タイムパラドックス(JBCクラシック-GT)
【母父成績】 ブルーコンコルド(フェブラリーS−GI2着)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "母父ブライアンズタイムは、ヘイルトゥリーズン系の中でもスピード型のヘイロー系に対して、スタミナ型と言われるロベルト系ですが、その中にあってもブライアンズタイムは、母系のリボー系からさらにタフなスタミナの血を引き継いでいるのが、代表産駒のナリタブライアン、マヤノトップガンを見てもよくわかります。
以下、産駒の特徴をワンポイントウィキペディアで紹介します。
【ワンポイントウィキペディア】
◆ブライアンズタイム
中長距離に適性を示すため、仕上がりが早い産駒はクラシック戦線において活躍している。
また、ダート戦での強さにも定評があり、レースを使われながらコンディションを整えていくタイプが多く、頑健で使い減りしにくい。
そのため、高齢であっても活躍が見込まれるため、古馬になって中央競馬ではピークを過ぎたと見られる馬であっても、地方競馬の厩舎から譲渡の引き合いが来る場合もある。
だが活躍馬の大多数は春のクラシック戦線以前から頭角を現しており、全体的に仕上がりが早い傾向が強い。

ブライアンズタイム自身は競走馬としてはやや小柄な部類に入る馬で、良績のある産駒は大型馬が少ない。
しかし、大きな腹袋で見た目には実際の体重より重量感のある産駒が多く、またそういう産駒の方が走ると言われている。
一方で、シルクジャスティスのように馬体がさして目立たない産駒の方が大レースを制したり、タニノギムレットのようにスプリンター風の筋肉質の馬体ながらも距離をこなす馬など、見たところが当てにならない産駒が出ることもままあり、馬券買い泣かせ、予想家泣かせというだけでなく、産駒を購入する側にとっても買い手泣かせという面も持っている。
〜以上〜

本馬の祖母ノーザンプランサーは、父ノーザンダンサー、母セックスアピールという血統です。
セックスアピールとノーザンダンサーの配合は、エルグランセニョール、トライマイベストという大種牡馬が誕生しており、祖母ノーザンプランサーは、その2頭の大種牡馬の全姉、全妹ということになります。
また、この祖母セックスアピールは、父バックパサー、母父にハイペリオン系のAlibhaiを配し、スタミナ色の強い血統ですが、そこにノーザンダンサー、ブライアンズタイムと配合され、底力にあふれたかなりタフなスタミナ、スピード持続力のある配合に血統構成になっています。

今回は、父がネオユニヴァースなので、スピードと決め手、スピード持続力などがまんべんなく補強されています。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 池上昌弘
【所属名】 美浦
【2006成績】 リーディング 34 位
勝ち数 25 勝、勝率 10.2% 、連対率 15.9%
【2007成績】 リーディング 31 位
勝ち数 26 勝、勝率 11.4% 、連対率 22.3%
【2008成績】 リーディング 18 位
勝ち数 30 勝、勝率 11.8% 、連対率 20.4%
これまでの主な管理馬 フィールドオアシス、トウショウギア、ナンヨーリバー、バロズハート
【よく使う騎手】 後藤騎手、内田騎手、吉田隼騎手、中館騎手
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ 開業してしばらくは低迷を続けていましたが、ここに来て上位に定着する兆しが見えてきました。昨年は大躍進ですね。特段の活躍馬がいないということを考えると、適材適所で勝たせている印象です。そろそろ活躍馬が出てきてもおかしくないですね。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:411kg
体高:153cm
胸囲:172.5cm
管囲:20.7cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 −
【歩くリズム】 ○
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔が良くて、意志の強さが見て取れます。
首指しよく、肩の筋肉の付く位置が非常に良いですね。
胸が厚くて心肺能力が高そうです。
脚もとは、繋ぎは短め、角度はちょっと立ち気味にも見えますが、許容内だと思います。
胴は前後と一体感がありますが、これは背中がしっかりしている証拠ですね。
トモは角度良く、無駄肉が少ない感じで、脛から飛節にかけてもちょっと細めにも見えますが、しっかりしていると思います。
歩様も良く、リズム良く歩きます。ちょっと残念なのは小さいことですね。
体高を考えても、そんなに大きくはならないでしょう。牡馬ですし、本来の点数より★を一つ減らします。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "この馬については、心配は馬体が小さいことにつきますね。
ネオ産駒は小さめの産駒も多いですが、小さめが走っているかと言えばそうではなくて、むしろ中型以上の方がよく走る傾向にあります。一方、母父ブライアンズタイムの産駒は、あまり大型だと走っていませんので、そこは見極めが必要です。
繁殖ポテンシャルも高く、馬体バランスもまず良いと思います。
父ネオユニヴァースと母父ブライアンズタイムとの血統バランスも良い感じで、中距離の芝を中心に走りそうです。
トレーナーも勢いがあるトレーナーですね。
価格は、牡馬ですし安いくらいでしょう。"
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posted by 楽天馬 at 10:58 | Comment(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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