16.シュテンダル(アモリストの08)

【馬名】 シュテンダル
【馬名の由来】 恋愛小説「赤と黒」の作者であるフランス人作家スタンダールのペンネームの由来となったドイツ北東部の都市名。母名(=恋愛小説作家)より連想。(独語)
【性別】 牡
【毛色】 青鹿毛
【父】 ネオユニヴァース
【母】 アモリスト (母父 シーキングザゴールド )
【生年月日】 2008年2月17日 生まれ
【生産牧場】 山際牧場
【募集価格】 2,400 万円(一口価格 6 万円)
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【カタログのコメント】 初年度からクラシックニ冠父子制覇を成し遂げた父の遺伝力を受け継いだ、バランスの良い柔軟性に富んだ馬体の持ち主です。放牧地での動きは、低めの重心から繰り出される柔軟性のあるバネの利いたキャンターを見せています。胸の深い大きな肩も特長的で、全力疾走後の息の入りの早さからも心肺能力の高さがうかがえ、ゴール前で粘り強く勝ちあがる父の姿を本馬にも期待してやみません。もちろんクラシックディスタンスでの活躍が期待される本馬は、父の輝かしい種牡馬成績の歴史に新たなページを刻んでくれることでしょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1999 生まれ、本馬は 9 歳の時の産駒
【母の戦歴】 米1 戦
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【2006年産までの産駒数】 3 頭
【2006年産までに中央で勝ち上がった産駒数】 1 頭
【産駒のデビュー傾向、馬場適性、距離適性】 "初仔ミリオンダラーワン(父ファンタスティックライト、牝)は、3歳3月地方競馬デビュー、ダート短距離、7戦0勝(引退)、
二番仔トーセンサラトガ(父クロフネ、牡)は、3歳3月デビュー、ダートマイル−中距離、5戦0勝、地方7戦0勝(引退)、
三番仔ティアップシンゲキ(父ブライアンズタイム、牡)は、2歳10月デビュー、ダート中心、マイル前後、8戦1勝(現役)。"

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "この繁殖は、米1戦で引退しているので、そんなに疲労感を残して繁殖入りしている可能性は無く、ポテンシャルは高いはずで、年齢的にもここから活躍馬が出る可能性も十分にあります。
ただ、これまでデビューした産駒を見てみると、3頭とも比較的体質が弱く出ることが多く、1番仔、2番仔については、デビュー時期が遅いだけでなく、走っても最後の直線で踏ん張りがきかないというか、瞬発力やスピードが足りない感じですので、本馬については父ネオユニヴァースからスピードと決め手を受け継いで、是非母の代表産駒になって欲しいと思いますね。"
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2.血統診断
【血統構成】 ヘイルトゥリーズン 系× ノーザンダンサー 系
【同系の主な活躍馬】 ディープインバクト、スペシャルウィーク、ナリタブライアン、ダイワメジャー、グラスワンダー、ライスシャワー、タイキシャトル、ディープスカイ、デュランダルなど多数。
【本馬の5代クロス】 ヘイローの3×3
【牝系の特徴】 母の兄弟には、イタリアオークス馬ヴァリーオブゴールドや種牡馬ダブリン、祖母ラスターの兄弟にポモーヌ賞−GII勝ちのホワイリヘイブン、曾祖母ホワイトスターラインはケンタッキーオークスなどGI2勝。その他近親には重賞勝ち馬多数。
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【父ネオユニヴァース】
【競走成績】 日で2〜4歳時に13戦7勝。03年最優秀3歳牡馬。東京優駿-GT(芝2400m)、皐月賞-GT(芝2000m)、産経大阪杯-GU(芝2000m)、スプリングS-GU(芝1800m)、きさらぎ賞-GV(芝1800m)、菊花賞-GT3着、神戸新聞杯-GU3着、ジャパンC-GT4着、宝塚記念-GT4着。
【種牡馬実績】 05年より供用。07年が初年度産駒。ロジユニヴァース(東京優駿−GI、弥生賞-GII、札幌2歳S−GIII、ラジオNIKKEI杯2歳S−GIII)、アンライバルド(皐月賞−GI、スプリングS−GII)
【2008年種牡馬リーディング】 54 位
(勝馬率 22.6 %)※参考 アグネスタキオン 33.0%)
(芝勝率 9.8 %)※参考 アグネスタキオン 10.4%) 174
(ダート勝率 13.5 %)※参考 アグネスタキオン 10.9%) 37
【2007年種牡馬リーディング】 − 位
(勝馬率 − %)※参考 アグネスタキオン 41.5%)
(芝勝率 − %)※参考 アグネスタキオン 12.5%)
(ダート勝率 − %)※参考 アグネスタキオン 8.8%)
【ワンポイントウィキペディア1】 1999年京成杯2着のチョウカイリョウガのほかに、1998年青葉賞1番人気(10着)のスターパス、アグネスプラネットを兄にもつ。最後の弟となるワールドプレミア(2006年産、父アグネスタキオン)が早ければ2008年中のデビューを予定している。
【ワンポイントウィキペディア2】 "2005年から、北海道・勇払郡・早来町(現・安平町)にある、社台スタリオンステーションで、種牡馬となり、現在も繋養中。

2007年には251頭の繁殖牝馬に種付けを行い、当年の最多種付け頭数を記録した。産駒の出来や種付け希望の増加もあり12月13日に2008年の種付け料が100万円アップの400万円に設定されたことが発表された。現在のところ、サンデーサイレンスの有力後継馬の一頭と目されている。"
【ワンポイントウィキペディア3】 初年度産駒から、アンライバルドが皐月賞で産駒初のGI競走勝利をあげるとともに皐月賞父子制覇を達成、産駒初勝利を挙げたロジユニヴァースが東京優駿の父子制覇を達成するなど、好調な出足を見せた。
【楽天馬の種牡馬寸評】 "既にたった1世代で、牡馬の2冠を制して、名種牡馬への道を歩み始めました。そのインパクトたるや、しばらくは忘れられることがないでしょうし、これからサンデー系をリードする存在になっていくのではないでしょうか。

自身に似た産駒が少なかったサンデーサイレンスですが、このネオユニヴァースは、牧場でも父に良く似ていると言われていました。実際に、産駒もサンデーサイレンスの直仔に見られたような薄手の無駄な筋肉が少ない産駒が多く見られます。
同じようにサンデーサイレンスと雰囲気が似ていると言われるマンハッタンカフェの産駒が父サンデーサイレンスに近いことを考えると、どちらが果たして種牡馬として大成するのか非常に興味があるところです。

ネオユニヴァースは、現役生活を見ると早熟っぽい感じですが、実際には3歳春に5戦は多かったとも思われ、3歳時の宝塚記念挑戦も余計だった感じが個人的にはしています。さらに、この時の疲労が後の秋以降の競馬に大きく影響したと私は考えていて、確かに早熟っぽくはありますが、そんなに底の浅い馬ではなかったと思っています。

ネオユニヴァースの血統は、ニックスであるヘイルトゥリーズン系とエタン系の組み合わせです。
母ポインテッドパスは、その父(本馬の母父)がエタン系Kris(特徴としてはネイティヴダンサー系そのままで”闘争心”、”スタミナ”、”パワー”という感じ)、そしてボトムラインは”スタミナ”、”底力”の配合が多く、結構”スピード持続力”、そして”粘り”がありそうです。
血統構成自体としては、ネアルコなどの主流に、異系、零細血統がこれでもかという感じで重ね合わされており、重厚で丈夫な遺伝子を形成している感じがしますね。
そこにサンデーサイレンスが配合されて、”スピード”と”決め手”を得、ネオユニヴァースの活躍が生まれたのですから、ネオが産駒にそれを余すところ無く遺伝できれば、あっというまに名種牡馬の仲間入りも可能だと思います。

相手繁殖には、粘りのあるスピード持続型に、スピード値が高い血が多少入っていた方が良さそうで、今の日本ではむしろそういう系統の繁殖が非常に多くて、ほとんど相手には困らない気がします。
ニジンスキー系、ボールドルーラー系、レッドゴッド系、ダンジグ系、リファール系、ネヴァーベント系、フォルティノ系など、相性の良さそうな系統は実に多いと思われますし、もちろん万能血統のノーザンテーストや、トニービンのように持続力+瞬発力を兼ね備えた血統の繁殖も配合相手として良いと思われます。

6月14日現在で、たった1世代のみでリーディング7位は、父サンデーサイレンスを彷彿とさせる種牡馬成績ですが、産駒は比較的馬体が中型より小さめで薄く、いかにも軽めの芝向きの馬体の産駒が走っているようです。
父サンデーサイレンスの直仔の特徴に良く似ている感じですね。
仕上がりは早い方で、馬場適性、距離適性を含めて、まさに春のクラシック仕様の種牡馬と言えるのではないでしょうか。"
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【母父シーキングザゴールド】
【母父Seeking the Gold】
【競走成績】 米で15戦8勝。スーパーダービー-GT、ドワイヤーS-GT、ピーターパンS-GU、BCクラシック-GT2着、トラヴァーズS-GT2着、メトロポリタンH-GT2着、ハスケル招待H-GT2着、ウッドメモリアルS-GT2着
【種牡馬成績】 ドバイミレニアム(ドバイWC-GT)、ケープタウン(フロリダダービー-GT)、シーキングザパール(モーリスドギース賞-GT)、マイネルラヴ(スプリンダーズS-GT)、ゴールドティアラ(南部杯-GT)
【母父成績】 ローブデコルテ(優駿牝馬-Jpn1)、シーキングザダイヤ(浦和記念-Jpn2)、ホワイトメロディー(関東オークス-Jpn2)、マイネルモルゲン(京成杯オータムH-G3・2回)

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父シーキングザゴールドは、父ミスタープロスペクターからスピードを得、母父バックパサーから優秀な競争資質の遺伝力を得た種牡馬で、産駒は比較的広い距離レンジ、様々な馬場条件で走っています。

母母父ヘイローは、サンデーサイレンスの父でもありますが、ヘイルトゥリーズン系の中ではスピードに勝ったタイプで、かん性の強さを決め手に変える野性的な勝負根性を持つ血統です。

母母母父は、大種牡馬ノーザンダンサーで、いわゆる万能型と言われますが、さまざまなステージで活躍馬をだしています。

総じて、母系はスピードと決め手のある血統構成で、重賞馬多数で、非常に活力があります。
父ネオユニヴァースとはヘイローの3×3のクロスが発生しますが、このクロスには気性的な問題がつきまといますので、その辺はチェックが必要です。ただし、多少はきつい方が走る血統ですので、程度を見極めることが重要だと思います。
父ネオユニヴァースは、自身の血統構成は短めの距離となっているにも関わらず、中長距離で力を発揮し、産駒にも中距離馬が目立ちます。
母系には、スタミナ系の血が少ないことから、本馬の距離適性は父ネオが馬体に良く出ている方が若干長めにでそうな感じです。"
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3.厩舎診断
【厩舎名】 大竹正博
【所属名】 美浦
【2008成績】 今年デビュー
◆楽天馬の評価◆ ★☆☆☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ 今年デビューのトレーナーです。
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4.馬体診断
(測尺) 馬体重:430kg
体高:153cm
胸囲:171cm
管囲:20cm
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(DVD診断)
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【歩くリズム】 −
【前肢のブレ】 △
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "ネオ産駒にしては、しっかりした感じの馬体で、顔は賢そうで、首差しから肩にかけて良い筋肉が角度良くついています。
肩の角度や胴の感じから、距離はマイルくらいまでに思いますが、気性が良さそうなので、もう少し保つのではないでしょうか。
足先が軽そうで、繋ぎの角度良く、クッションも良い感じです。
背中が短めで、あまり筋肉がついていませんが、まだ成長途上で腰高ですし、これからついてくるでしょう。
トモの角度が良くて、切れそうな感じですが、ちょっと現状は角度があまり良くなくて、前に進むというより、上に跳ねるような感じですが、これも成長して腰高が直ってくれば良い感じになりそうです。
飛節は立派で、良い感じですね。
馬体が幼い分、歩様も若干乱れるところが多いので、★をひとつ減らしますが、おそらく成長とともに改善してくれると思います。"
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "馬体の見栄えは立派ですし、血統も母系は勢いがあります。
繁殖ポテンシャルもまずまず良いですが、産駒がダートの短めを中心に走っているので、父がネオに変わってどうかですね。
本馬については馬体自体は芝っぽく見えますが・・・。
気になるのは厩舎ですかね。そこは未知数ですね。
どういう経緯で新人トレーナーになったかは不明ですが、期待馬を新人に預けるかなー?というところです。
価格は牡馬ですし、このブラックタイプなので、安いくらいですね。"
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posted by 楽天馬 at 10:59 | Comment(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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